ワンピース最新「FILM RED」の主題歌Ado「新時代」。歌姫ウタの歌唱キャストも務めるAdoが歌う主題歌「新時代」の歌詞にはワンピース最終章へと繋がるヒントが…今回は新作映画と「新時代」について考察します。
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Ado「新時代」とは:FILM RED主題歌
ワンピース最新映画「FILM RED」の主題歌が発表されました。
映画「FILM RED」の謎の歌姫ウタの歌唱キャストAdoが歌う「新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」です。
作詞 | 中田ヤスタカ |
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作曲 | 中田ヤスタカ |
ボーカル | Ado |
発売日 | 2022年6月8日 |
Ado
クラウドナイン所属の女性歌手(19歳)。2020年ユニバーサルミュージックよりメジャーデビュー。自身のYouTubeチャンネルに配信したデビュー曲「うっせぇわ」の再生回数は2億回を突破している。
ウタ
映画「FILM RED」のキーパーソンである世界の歌姫。ウタの歌声は“別次元”と評され、世界中にファンがいるが、素性を隠して活動している。 シャンクスの娘であるとされている。
映画公開直前には「ワンピース最終章」が始まるとされています。よって、Adoが歌う主題歌「新時代」には映画「FILM RED」内だけでなく、ワンピース原作の最終章へつながるヒントが隠されている可能性があります。
主題歌Ado「新時代」とワンピース最終章のストーリー
Dの一族とAdo「新時代」の歌詞
このサイトではワンピース最終章で、Dの一族が「新しい時代」への夜明けを起こして「新しい世界」を作ると考察しています。
そして、「D」の由来とは「DAWN(夜明け)」であり、「新しい時代の夜明けを起こす者」という意味であるとしました。
まさに、Ado「新時代」のサビの歌詞と一致します。
「新時代はこの未来だ 世界中全部変えてしまえば」
Adoが歌う「新時代」には「NewWorld」という歌詞もありますが、ワンピース最終章における「Dの意志」が作る世界と共通のものを指しているのでしょうか。
ウタが音楽で作る「新時代」
ワンピース「FILM RED」予告編の映像内で、ウタは「新時代」について以下のように語っています。
ウタ「私が みんなが幸せになる新時代を作ってあげる(中略)私の歌があれば みんなが平和で幸せになれる」
つまり、ウタは音楽によって、「みんなが幸せになる新時代」を作ろうとしていると考えられます。
一方、Dが作る「新時代」とは「支配と差別のない真に自由な世界」であると考察しています。
だとすれば、ウタが作る「新時代」と「Dの一族」の思想は共通しているように思えます。
ウタの「新時代」と世界政府
しかし、最初に発表された「FILM RED」特報映像では以下のようなセリフが登場しています。
ナレーション「その歌声がもたらすのは永遠の幸せか 無限の牢獄か」
さらに、続く「FILM RED」特報映像2では、ルフィとシャンクスもウタに次のような言葉を投げかけています。
− その歌声が全世界を変える
ルフィ「娘がこんなことやってるのにシャンクスが黙ってるわけねェだろう」
シャンクス「なあウタ この世界に平和や平等なんてものは存在しない」
これらのセリフから考えると、ウタが音楽によって作り出そうとしている「新時代」とは、「永遠の幸せ」のように見える「無限の牢獄」ということになりそうです。
そして、「FILM RED」では謎の男ゴードンや世界政府最高権力者である五老星、諜報機関CP9が登場します。
だとすれば、ウタは世界政府側に利用され、見せかけの「平和な世界」を作り出す為に利用されていると考えられます。
シャンクスの「平和や平等なんてものは存在しない」というセリフもそのことを表していると考えられます。
また、Adoの歌う「新時代」の歌詞にある「ジャマナモノ やなもの なんて消して」という部分も世界政府の隠蔽体質を指しているのではないでしょうか。
映画「FILM RED」はワンピース最終章で描かれる「新時代」に繋がるか
「FILM RED」とワンピース最終章
先日、映画公開直前に「ワンピース最終章」が始まることが発表されました。
そして、新たに公開された映画「FILM RED」のポスターには「赤髪が導く”終焉”」というキャッチコピーが添えられています。
ここで言う「終焉」とはまさに、ワンピースの物語の終焉を指していると考えられます。
だとすれば、映画「FILM RED」ではウタが作らされている「偽りの新時代」を描くことで、世界政府や天竜人が支配する現在の「ワンピース世界の闇」が描かれるはずです。
つまり、最新映画「FILM RED」はワンピースの物語の最終章へと繋がるストーリーとなっていると考えられます。
公開日 | 2022年8月6日(土) |
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監督 | 谷口悟朗 |
脚本 | 黒岩勉 |
原作 | 尾田栄一郎(総合プロデューサー) |
主題歌 | Ado「新時代」 |