神典ハーレイ「第一世界」の内容と壁画の考察です。ワンピース最新話1138話の画像を含みますのでネタバレ注意に注意してください。

神典ハーレイ「第一世界」の内容

「第一世界」
地に炎あり
人は欲望に負け
禁断の太陽に触れた

隷人は願い
“太陽の神”は現れた

地の神は怒り
業炎の蛇と共に
世界を死と闇で包んだ

彼らはもう会えないのだ

引用:ワンピース1138話

神典「第一世界」地に炎あり人は欲望に負け禁断の太陽に触れた

まず、「地に炎あり」とは何のことを指すのでしょうか。

直後に「人は欲望に負け禁断の太陽に触れた」とあることから、「炎」とは古代エネルギーの元となる資源。それが、地中にあったことを示している。

壁画の右下には「マザーフレイム」を製造していた融合炉に似た「太陽マーク」が描かれていることからも、この「炎」が古代エネルギーの資源であると考えられます。

このサイトでは「古代エネルギー」は陽樹イブに関係するエネルギーであると考察してきました。

マザーフレイムはイムの古代兵器?陽樹イブから作る動力を考察|ワンピース1086話ネタバレ注意
マザーフレイムはイムの古代兵器?陽樹イブから作る動力を考察|ワンピース1086話ネタバレ注意
ベガパンクが作った「マザーフレイム」とは何か。ルルシア王国を滅ぼしたイム様の兵器とどう関係するか。最新話で判明したマザーフレイムの正体を考察します。ワンピース1086話考察ネタバレ注意。

壁画中央に描かれた大樹が「陽樹イブ」だとすれば、ちょうどその根元からエネルギーが取り出されているので、その可能性が高まったと言えるのではないでしょうか。

神典「第一世界」隷人は願い太陽の神は現れた

太陽の神ニカとは太古の奴隷たちが信じたとされる神です。

よって、第一世界は「太古の昔」の時代。

ワンピース世界には同じく「太古」に存在したとされる種族がいます。

エネルのスペース大作戦Vol.35「壁画に学ぶ。太古に生きた翼を持った”月の人”」

引用:ワンピース巻話

神典「第二世界」では「月の人」「半月の人」というワードが登場するので、やはり、この「月から来た種族」が歴史のカギを握るとみてよさそうです。

そして、「月の人」は資源不足で青色の星へ飛んだ。

エネルのスペース大作戦Vol.36「月の都市その名も”ビルカ”。資源不足で青色の星へ飛ぶ

引用:ワンピース巻話

高度な文明を持つ「月の人」が資源を求めて青色の星へたどり着き、青色の星の人々を「奴隷」としたのではないでしょうか。

月には地下都市があり、採掘を行う様子も描かれていたので矛盾しません。

そして、その奴隷たちが解放を願ったことで生まれたのが「太陽の神ニカ」です。

太陽の神ニカ
尾田 栄一郎「ONE PIECE」101巻1018話/集英社

フーズ・フー「太古の昔に…奴隷達が いつか自分達を救ってくれると信じた伝説の戦士だそうだ!! 太陽の神『ニカ』!!! 実在したのか妄想か…人を笑わせ 苦悩から解放してくれる戦士」

引用:ワンピース101巻1018話

神典「第一世界」地の神は怒り 業炎の蛇と共に 世界を死と闇で包んだ

「地の神」とは「大地の神」。空島編でその存在が描かれています。

「娘を祭壇へ 太陽の神………雨の神………森の神………大地の神よ…」

引用:ワンピース巻話

この儀式に現れたのが「カシ神」という蛇でした。この神を殺したことで、シャンドラに「地震」が起きています。

「地の神が怒る」とは、一般的に「地震」を表します。

ワノ国では、ルフィがカイドウを倒す際、地に穴をあけたことで、マグマが噴火し、地震が起きていました。

つまり、資源を得るため、大地を掘り進めたことで、火山の噴火が起こった。

これが、「地の神は怒り 業炎の蛇が世界を死と闇で包んだ」の部分。

その結果、「青色の星」に「赤い土の大陸(レッドライン)」が生まれたのではないでしょうか。

「業炎の蛇」とは、「青色の星」を一周する火山の噴火を現した表現。まさにこの世の終わりのような世界。

この地震と火山の噴火によって、第一世界が滅んだ。

エルバフの人々は、北欧神話の「ヨルムンガンド」に例えて、その様子を「蛇」と呼んだのではないでしょうか。

やはり、リトルガーデンでのドリーとブロギーの発言は「レッドライン」を現していたと考えられます。

ドリー「我らに突き通せぬものは”血に染まるヘビ”のみよ」
ブロギー「エルバフに伝わる巨人族最強の”槍”を見よ…!!!」

引用:ワンピース巻話

そして、最後の一文「彼らはもう会えない」とは、レッドラインによって世界が二つに分かれたことで、人々が分断されたことを表している

壁画に似た「蛇」の図は、レッドライン上にある「リバースマウンテン」の他、アラバスタの壁画に描かれています。

「第一世界」と古代兵器プルトン

「大地の神」とは冥界の神「プルトン」を表す可能性があります。

ワンピース作中には、第一の世界と古代兵器プルトンを繋ぐ大量のヒントが描かれています。

この部分については後日考察します。

この考察へのコメント  4

  1. ×製造していた融合路
    ○製造していた融合炉
    ですね

    いやーそれにしても一気にぶちこんできた感じですね
    来週が休載ではないので第二世界・第三世界の考察も急がないといけませんね(笑)

  2. 巷で言われてる1234話で終わりそう
    マジで

  3. 古代兵器って作中で神の名を冠すると言われていたので
    地の神の怒りの噴火やマグマがプルトンと恐れられて
    その現象に似ているからプルトンと名前がついたのではないかなと思いました

  4. takaさん
    いつもありがとうございます
    全然気づきませんでした

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です