黒ひげの正体とは何者か。ティーチが「ヤミヤミの実」と白ひげから奪った「グラグラの実」という2つの悪魔の実を手に入れることができた理由と古代兵器プルトンとの関係は…最新話バギーの「眠らない」発言とケルベロスの追記あり。

1分でわかる!黒ひげ=ケルベロス説と複数の悪魔の実獲得方法

この考察では黒ひげティーチが悪魔の実を複数得た方法を以下のように考察しています。

黒ひげは「ケルベロスの能力」により、死亡したサッチと白ひげの悪魔の実の能力を「魂」ごと食べることによって複数の能力を得た。

まず、黒ひげの持つ謎や伏線から黒ひげの正体が「ケルベロス」であるとしました。そして、死者の「魂」を食べるというギリシャ神話の「ケルベロス」の特徴から、複数の悪魔の実を食べた黒ひげの体の構造は以下の図のようになていると考えます。

黒ひげティーチが複数の悪魔の実を手に入れた方法

よって、黒ひげは悪魔の実の能力が宿った「魂」ごと食べることによって、悪魔同士が喧嘩することなく複数の能力を得たと考えます。

この考察のポイント

追記:バギーの「眠らない」発言で黒ひげ「ケルベロス説」確定か

バギー「黒ひげは眠ったことがない」発言

この記事では黒ひげの正体はケルベロスであると考察していましたが、ワンピース最新話でそれを裏付けるような会話が描かれました。

バギー「あいつ昨日もその前も夜の”休戦”寝てねェらしいぞ(中略)生まれてこの方一度も眠った事がねェんだとよ」
シャンクス「え!? そんな人間いるのか!? いいなー 人生”倍”楽しいのかな!!」
ワンピース96巻966話

この記事でも「眠らない」とはケルベロスの特徴の一つであると考察しました。

このセリフが描かれたことによって、黒ひげの謎である「人の倍の人生」「体の構造が異形」という伏線の説明がつくと考えられます。

黒ひげの伏線「人の倍の人生」「体の構造が異形」とは

まず、バギーとシャンクスの会話から、エースの言う「人の倍の人生」とは、黒ひげの眠らない体質を表していたことが確定したことになります。

エース「ティーチ 不要な問答はやめようぜ 人の倍の人生を歩んでるお前が この状況を理解できんわけがねェ」ワンピース45巻440話

さらに、バギーは黒ひげが「眠らない」という情報を白ひげ海賊団から得たと考えられるので、マルコのセリフにあった白ひげ海賊団の船員が皆知っていた「体の構造が異形」とはこれを示していた可能性があります。

海賊「確か…悪魔の実の能力を二つ得ることは不可能なハズじゃあ…」
マルコ「”普通の人間”ならば…絶対に無理だよい だがお前らも知る様に ティーチは少し違う…!! 体の構造が…”異形”なんだよい!! ーそれがこの結果を生んだのか………!!?」ワンピース59巻577話

だとすると、マルコのセリフから「黒ひげが眠らない理由は異形な体の構造にあり、それが悪魔の実の能力を2つ得ることに繋がった」ということになりそうです。

眠らない理由が「異形な体の構造」にある、つまり、ケルベロスのように3つの頭が交代で眠ることを指しているとすれば、ここでの考察を裏付けることになります。

それでは、「ケルベロス」をキーワードに、悪魔の実を複数得ることができた方法を中心とした黒ひげティーチの謎と伏線を順を追って考察していきます。

黒ひげの正体とは? マーシャル・D・ティーチの謎と伏線

まず、黒ひげに纏わる謎や伏線をまとめます。

マーシャル・D・ティーチの謎・伏線一覧

  • 黒ひげ海賊団の海賊旗の3つのドクロマークは何を意味するか(25巻236話)
  • ゾロの発言「あいつらだ」の意味(24巻225話)
  • シャンクスの右目に3本の傷をどのようにつけたのか(45巻434話)
  • コマごとに歯の抜けた位置、利き手が違う理由は
  • エースのセリフ「人の倍の人生」の意味とは(45巻440話)
  • なぜ友達サッチを殺したのか(45巻440話)
  • マルコのセリフ「体の構造が”異形”」とは(59巻577話)
  • どのように「グラグラの実」の能力を奪ったか(59巻577話)
  • なぜ複数の悪魔の実を食べることができたのか(59巻577話)
  • 黒ひげ海賊団の能力者狩りの理由と方法(66巻650話)

以下では、これら黒ひげマーシャル・D・ティーチの謎について「2つの悪魔の実の能力を手に入れることができた理由」を中心に黒ひげの謎を解明し考察します。

黒ひげ海賊団「3つのドクロの海賊旗」は何を意味するのか

まず最初に、黒ひげティーチの謎の1つ目である「3つのドクロの海賊旗」に注目します。

ワンピースの世界において、海賊旗はその海賊団の船長の外見的な特徴を示す場合が多いのではないでしょうか。

  • 麦わらの一味:ルフィの麦わら帽子
  • 赤髪海賊団:シャンクスの右目の3本の傷
  • バギー海賊団:バギーの目と鼻
  • 白ひげ海賊団:白ひげの特徴的な髭

このことから、黒ひげ海賊団の海賊旗も船長ティーチの外見的な特徴を表していると考えられます。

だとすれば、黒ひげ海賊団の海賊旗「3つのドクロ」は、船長のティーチに頭が3つあるということを表していることになります。

頭が3つと聞いて思い浮かぶのが、ギリシャ神話に登場する「ケルベロス」です。

黒ひげティーチの正体ケルベロス

ケルベロスとは「地獄の番犬」であるので、黒ひげティーチの正体が「ケルベロス」であるならば、黒ひげの「黒」や「闇」というイメージともぴったりです。

また、黒ひげティーチの謎の2つ目「シャンクスの右目の傷」も動物の爪によるものと考えられるため、やはり、黒ひげティーチの正体はケルベロスであると考えられます。

黒ひげ海賊団の「3つのドクロの海賊旗」は黒ひげの正体が「ケルベロス」であることを表している。

これだけある!黒ひげ「ケルベロス説」の根拠

ケルベロスの特徴と黒ひげ

ここで、ギリシャ神話における地獄の番犬「ケルベロス」について、その特徴を見ておきましょう。

ギリシャ神話における「ケルベロス」の特徴

  • 冥府の神ハーデスの忠犬であり3つの頭を持つ
  • 冥界から逃げ出そうとする死者の魂を食べることから「地獄の番犬」と呼ばれている
  • ケルベロスの唾液から猛毒植物トリカブトが生まれた
  • 3つの頭が交代で眠るが音楽を聴くと全ての頭が眠ってしまう
  • 甘い物が好物である
  • 太陽の光を嫌う

これらが、ギリシャ神話におけるケルベロスの特徴です。

ワンピースに描かれた黒ひげティーチといくつかの共通点があることに気づいたでしょうか。

ケルベロスは甘い物が好物

ケルベロスは甘い物が好物とされていますが、黒ひげの好物は「チェリーパイ」であり、黒ひげ初登場のジャヤ「モックタウン」でもチェリーパイを食べるシーンが印象的に描かれました。

ケルベロスは眠らない

ケルベロスは3つの頭が交代で眠るとされています。黒ひげティーチが眠らずに夜に起きているとすれば、エースの言う「人の倍の人生」を生きているということになります。実際に月夜に起きている黒ひげの幼少期も描かれています(63巻SBS)。

「人の倍の人生」についてはワンピース最新話で伏線が回収されたため冒頭に追記しました。

音楽を聴くと全ての頭が眠る

音楽を聴くと全ての頭が眠ってしまうというケルベロス。同じく、黒ひげも音楽が弱点である可能性があります。

ルフィはワンピースの物語序盤から「音楽家」を仲間にすると公言していました。そして、実際にスリラーバークでブルックを仲間にしています。

黒ひげティーチの弱点が音楽であるとすれば、ブルックが対黒ひげ戦にて重要な役割を持つと考えられます。ちなみに、ブルックには「眠り歌・フラン」という技があります。

ケルベロスの唾液とトリカブト

また、ケルベロスは太陽の光を嫌い、地上に出ると太陽の光に驚いて唾を吐き、その唾液からトリカブトが生まれたという話があります。だとすると、黒ひげが毒を用いる可能性が出てきます。

また、白ひげから「グラグラの実」の能力を奪う際にかけた「黒い布」はケルベロスが太陽を嫌うため、光を遮断したと考えられます。もしくは、暗闇でのみケルベロスの能力が発動されるのかもしれません。

このように、ギリシャ神話におけるケルベロスの特徴と黒ひげティーチにはいくつかの共通点を見いだせます。さらに、ワンピース本編にも黒ひげの正体がケルベロスであるという伏線が見られます。

ワンピース本編に描かれた黒ひげとケルベロスの伏線

実は、ワンピース本編に「ケルベロス」は2回登場しています。

  • エニエス・ロビー編:裁判長バスカビル
  • スリラーバーク編:動物ゾンビ「ケルベロス」

しかし、エニエス・ロビーの3つ首の裁判長の正体は「仲良しトリオ」、スリラーバークのケルベロスの正体はホグバックが継ぎ接ぎした「2匹の犬と狐のゾンビ」でした。

ワンピース本編に2度登場した「ケルベロス」がいずれも偽物であったことは、いずれ本物のケルベロスが本編に登場する伏線であり、3度目に登場する本物のケルベロスが黒ひげであると考えます。

というのも、ワンピース本編に登場した2つの「ケルベロス」のうちの1つ、エニエス・ロビーの裁判長バスカビルは、黒ひげと「ケルベロス」を結びつける暗示させる多数の伏線を持っていました。

まず、バスカビルを構成する「仲良しトリオ」の顔に注目してください。

バスカビルと黒ひげケルベロス
尾田 栄一郎「ONE PIECE」40巻379話/集英社
  • 左:黒ひげと同じ無精髭
  • 中央:白ひげに似た上向きの髭
  • 右:サッチの髭に似た顎

ケルベロスと呼ばれた「バスカビル」は、「黒ひげ本人」と黒ひげが悪魔の実の能力を奪った「サッチ」「白ひげ」の3人の特徴を持っているのです。

偶然と思われるでしょうか。

しかし、黒ひげティーチの名前の由来は「黒髭」の異名を持つ実在した海賊「エドワード・ティーチ」。そして彼は「エドワード・サッチ」とも呼ばれていました。つまり、由来である「黒髭」の名前の中に「ティーチ」「白ひげ」「サッチ」の3人の名が含まれていたことになります。

同じことがこの裁判長バスカビルのキャラクターに表現されているのです。

これこそ、黒ひげの正体が「ケルベロス」であり、後に「サッチ」「白ひげ」の悪魔の実の能力を奪うことの伏線であったと考えられます。

さらに、裁判長バスカビルは11人の「陪審員」を解き放つのですが、その正体は元海賊の「死刑囚」でした。同じように黒ひげはインペルダウンLEVEL6で囚人を解き放っています。

その他にも、黒ひげとケルベロスを結ぶ伏線はいくつかありますが、詳しくは以下の考察をご覧ください。

【伏線】裁判長バスカビルのモデル?黒ひげ「ケルベロス説」の根拠を追加しました
【伏線】裁判長バスカビルのモデル?黒ひげ「ケルベロス説」の根拠を追加しました
当サイトでも黒ひげティーチの「ケルベロス説」は何度も取りあげているが、その伏線をまとめる。なお、この記事は「黒ひげマーシャル・D・ティーチの謎」の続きであるので、まだ読んでない方はそちらを一読していた…

ここまで、ワンピース本編に描かれた伏線から黒ひげの正体がケルベロスである根拠を示しました。しかし、黒ひげティーチがケルベロスの能力を持っているとして、どのように悪魔の実の能力を複数得ることができたのでしょうか。

ケルベロスには頭が3つ、したがって悪魔の実が3つ…そう単純に考察してはならないと考えます。頭が3つあるからといって3つの悪魔の実を食べられるのでしょうか?

黒ひげティーチはどのように複数の悪魔の実の能力を手に入れたのか

悪魔の実の能力者と「魂」

黒ひげが「複数の悪魔の実を食べることができた方法」を考えるにはまず、「悪魔の実」と「能力者」の関係について考えなくてはなりません。以下はエニエス・ロビーでの悪魔の実に関するCP9の会話です。

ジャブラ「”能力者”ってのはな!! 体の中に一匹 悪魔を宿してるって事なんだ!! 例えば おれが実に近づくと 実の中から悪魔が飛び出してきて おれの中の悪魔とケンカを始めて体が爆発しちまうんだぜ!!!」(中略)
ブルーノ「お前が言っているのは実を二つ口にした者の事例だ 体が跡形もなく飛び散って死ぬというな…」
ワンピース40巻385話

この会話の内容が正しいとすれば、悪魔の実には「悪魔」が宿っていて、口にすると実から飛び出した悪魔が体の中に宿るということが分かります。

そして、その場所をこのサイトでは「魂」と考察しています。根拠はブルックの以下のセリフです。

ブルック「私をこの世に生かす”力”は…臓器でもない筋肉でもない そう……”魂” !!!」ワンピース65巻643話

一度死んで白骨化したブルックを「生かす力」とは「ヨミヨミの実」の能力です。つまり、ブルックを生かす力は「ヨミヨミの能力」の宿る「魂」であるということになります。

よって、心臓などの「臓器」にでも「筋肉」にでもなく、悪魔の実の能力は能力者の「魂」に宿っていると導き出せます。悪魔の実に関する詳しい考察は以下をご覧ください。

【ワンピース】図解で悪魔の実完全考察!黒ひげ&デッケン&ビッグマムの能力の伝達条件の伏線
【ワンピース】図解で悪魔の実完全考察!黒ひげ&デッケン&ビッグマムの能力の伝達条件の伏線
ワンピースにおける謎の中で最も重要なものの一つ「悪魔の実」。政府の科学者Dr.ベガパンクが解明したとされる悪魔の実の伝達条件とは何か。物に悪魔の実を食べさせる技術とは…悪魔の実と能力者の関…

これらを踏まえると、先ほどのCP9の会話から「複数の悪魔の実を食べた状態」とは次のようになります。

2つの悪魔の実を食べる方法

悪魔の実のルールに則れば、複数の悪魔の実を食べると悪魔同士がケンカして体が跡形もなく飛び散ってしまうはずです。

ならば、悪魔同士がケンカしない方法を考えなくてはなりません。そこで重要になるのが「ケルベロス」の特徴です。

死者の魂を食べる「ケルベロス」と黒ひげティーチ

ギリシャ神話におけるケルベロスの特徴をもう一度思い返してください。そう、ケルベロスは「死者の魂を食べる」と言われています。

黒ひげがこのケルベロスの特徴を持っていたならば、黒ひげティーチは死者の魂、それも「悪魔の実が宿った状態の魂」を食べることができるのではないか。

つまり、黒ひげは複数の「悪魔の実」を食べたのではなく、悪魔の実の能力の宿った「魂」を複数食べたのです。先ほどのブルーノのセリフで言うと、黒ひげは「実を二つ口にした者」には当てはまらないというわけです。

黒ひげが複数の悪魔の実を食べた方法

この方法ならば、それぞれの「悪魔」の宿る場所が確保されるので、悪魔同士がケンカせず、体が跡形もなく飛び散って死ぬということにはなりません。

そう考えると、黒ひげティーチが「ヤミヤミの能力」を奪う際、友達であったサッチを「鉄の掟」を破ってまで殺したことにも納得がいきます。単に悪魔の実を手に入れるためであれば、友達を殺す必要はないからです。

また、「グラグラの実」の能力を奪った際もやはり白ひげの死亡後でした。この考察を裏付けるセリフとして白ひげとエースが同じ発言をしていることも根拠となるでしょう。

エース「これを放っといて殺されたサッチの魂はどこへ行くんだ!!!」ワンピース57巻522話

白ひげ「殺された船員(むすこ)の魂はどこへ行くんだ……!!!」ワンピース45巻434話

わざわざエースと白ひげに「魂の行方」を気にする発言をさせていますが、「ヤミヤミの実」の能力が宿ったサッチの魂は今も黒ひげの中にあると考えられます。

殺されたサッチの魂が「ヤミヤミの能力」とともに黒ひげティーチの中にいるとすれば、エースの発言「人の倍の人生」とは、夜に起きているというだけでなく、サッチの記憶を持つ魂と黒ひげの魂の2つで「倍の人生」と言う意味も含むと考えられます。

そして、ジャヤでのゾロとルフィによる「あいつら」というセリフ。2人は黒ひげの中に複数の人格を感じ取ったのかもしれません。

黒ひげは「ケルベロスの能力」により、死亡したサッチと白ひげの悪魔の実の能力を「魂」ごと食べることによって複数の能力を得た。

ここでもう一つ考えておきたいのが、黒ひげの正体がケルベロスであり、「魂」を食べることで能力を奪っているのだとすれば、首の数には関係なく無限に悪魔の実の能力を得ることができるのではないかという点です。

黒ひげ海賊団の「能力者狩り」でティーチはさらに能力を得る!!?

黒ひげ海賊団と能力者狩り

黒ひげティーチに関する伏線として、魚人島編終盤に以下のようなセリフが描かれました。

ジンベエ「噂によると 奴ら今”能力者狩り”に奮起しとるーどういう訳か”能力者”を殺し その”能力”を奪い取る術を奴らは持っておるんじゃ…!! 黒ひげ達の狙いは より強い『悪魔の実の能力』……!! 」ワンピース66巻650話

黒ひげ海賊団は能力者を殺して能力を奪い取る術を持っており、より強い悪魔の実の能力を求めて「能力者狩り」をしているというのです。

この能力者狩りについては詳細は描かれていませんが、ワンピース本編に伏線として思い当たるシーンがあります。先ほども取り上げた、偽のケルベロスが登場したスリラーバーク編です。

ゲッコー・モリア「もう1つの魂」と悪魔の実

スリラーバーク編では、「カゲカゲの実」の能力者であるゲッコー・モリアが島に迷い込んだ者の影を奪い取り、死体に入れることでゾンビを生み出していました。

悪魔の実が「魂」に宿るとする考察が正しければ、ここでの「影」が「もう一つの魂」とされたことから、スリラーバーク編はワンピース世界における「魂」と悪魔の実について多くのヒントを与えてくれます。

モリアの能力によって切り取られた「影」には持ち主の戦闘能力が備わっており、他人に入れることで能力をプラスすることができることから、「影」とは悪魔の実の能力が宿った「魂」を暗示していると考えられます。

もう1つの魂悪魔の実の能力が宿った魂

そして、その「影」の秘密を知ったローリング海賊団ら被害者たちが、ゾンビを浄化して取り出した「影」を集めていました。

この「影を集める」という行為が黒ひげ海賊団が行う「能力者狩り」のヒントをくれそうです。

まず、浄化された「影」は誰でも捕まえることができることから、黒ひげ海賊団の能力者狩りも何らかの方法でメンバーが「魂」を集めていると考えられます。ジンベエのセリフでも能力者狩りを行なっているのは「奴ら」とあり、黒ひげだけではないようです。

ゲッコー・モリアと黒ひげティーチの共通点

さらに、黒ひげとモリアにはいくつかの共通点があります。

ゲッコー・モリア

  • 元王下七武海
  • 「カゲカゲの実」の能力者
  • 影(もう1つの魂)を取り込む
  • より強い「影」を求める
  • 3つのドクロをつけたオーズのゾンビを所有

マーシャル・D・ティーチ

  • 元王下七武海
  • 「ヤミヤミの実」の能力者
  • 魂を食べる(未確定)
  • より強い能力を求める
  • 3つのドクロの海賊旗

モリアと黒ひげは「影」と「闇」という類似の悪魔の実の能力を持っています。特に地を這う黒い物体が島中の「影」を吸い込むモリアの「シャドーズ・アスガルド(影の集合地)」という技は黒ひげの「ブラック・ホール(闇穴道)」によく似ています。

モリアは「シャドーズ・アスガルド」で1000体の影を取り込み、一撃で島と屋敷を割りましたが、黒ひげも頂上戦争で手に入れた「グラグラの実」で島と海軍本部基地を割って見せました。

ここで注目したいのは、「影」≒「悪魔の実の能力が宿った魂」だとして、黒ひげもまた集めた悪魔の実の能力を全て自身に取り込むのではないかという点です。

黒ひげの正体がケルベロスであり、「悪魔の実の能力の宿る魂を食べて能力を得る」のだとすると、ケルベロスの3つの首の数どころか、無限の悪魔の実の能力を得ることができることになります。

そして、モリアと黒ひげが対応しているとすれば、モリアの「シャドーズ・アスガルド」がその伏線であると考えられるのです。

「ONE PIECE “GREEN” SECRET PIECES」によると黒ひげの初期設定での名前は「エブリシング・D・ティーチ」。この「エブリシング」とは、全ての悪魔の実の能力を闇の引力で引き込むという伏線であったのかもしれません。

黒ひげティーチは「能力者狩り」によって無限に能力を手に入れる可能性がある。

しかし、1000体の影を取り込んだモリアは「影」を支配しきれず暴走状態となり自滅しました。「悪魔の実」「暴走」というと、さらに「ケルベロス」に関するある伏線が思い当たります。

黒ひげの正体がケルベロスならば古代兵器プルトンの所有者となるか?

古代兵器プルトンと「ケルベロス」

黒ひげの正体がケルベロスであるとすると、悪魔の実を複数食べる以外にも重要な意味を持ちます。それが古代兵器プルトンとの関係です。

古代兵器プルトンの名前の由来はローマ神話の冥府の神「プルートー」であると考えられます。このプルートーとは、ギリシャ神話の冥府神「ハーデス」にあたり、ハーデスに忠実な地獄の番犬が「ケルベロス」です。

そのため、「ハーデス」と「ケルベロス」は下の絵のようにセットで描かれることが多いのです。

古代兵器プルトンとケルベロス黒ひげティーチ

だとすれば、ワンピースにおいてもハーデスと関係する古代兵器プルトンと「ケルベロス」は密接な関係として描かれるのではないかと考察できます。

現在のところ、黒ひげが古代兵器プルトンを求めているという事実はありませんが、ワンピース本編には伏線がいくつか描かれています。

黒ひげの「ケルベロス」の能力と古代兵器プルトン

例えば、以下は古代兵器プルトンを求めてアラバスタで「ユートピア作戦」を実行したクロコダイルとビビの会話です。

クロコダイル「なぜ おれがここまでしてこの国を手に入れたいかわかるか ミス・ウェンズデー」
ビビ「あんたの腐った頭の中なんてわかるもんか!!!」
クロコダイル「…ハッ…口の悪ィ王女だな」
ワンピース19巻172話

クロコダイルがアラバスタ王国を手に入れようとした理由は、古代兵器プルトンを得て、アラバスタの地に軍事国家を築くためでした。

インペルダウンにて、そのクロコダイルと黒ひげが似た会話をしています。

黒ひげ「全て計画の内だ 色んなズレは生じたがな ーその全てをお前に教える義理があるか? Mr.クロコダイル」
クロコダイル「…ねェな 実際の所 興味もねェ」
黒ひげ「愛想のねェ野郎だ」ワンピース56巻544話

わざわざ「Mr.クロコダイル」として、ビビとの会話を想起させるこのセリフは、ここで語られた黒ひげの計画にクロコダイルと同じく古代兵器プルトンを獲得する思惑が含まれていたからではないかと考えられます。

また、古代兵器プルトンに関する考察では、古代兵器プルトンは冥界に存在する「悪魔」や「魂」を操ると考察しました。

黒ひげの「ヤミヤミの実」の能力は「悪魔の力」を引きずり込み、悪魔の実の能力を無効化できるなど、悪魔の実に宿る「悪魔」を従えることができると捉えることができます。

よって、黒ひげティーチはいずれ古代兵器プルトンを所有する可能性があり、黒ひげの正体がプルトンと関係する「ケルベロス」であることが非常に重要な意味を持つと考えられます。

古代兵器プルトンに関する詳しい考察は以下をご覧ください。

【プルトン考察】マクシムは伏線!古代兵器プルトンの正体”月へ帰る宇宙船”とインペルダウン
【プルトン考察】マクシムは伏線!古代兵器プルトンの正体”月へ帰る宇宙船”とインペルダウン
神の名を持つ3つの古代兵器のうち、ワンピース作中に初めてその名が登場した「プルトン」。アラバスタ編、ウォーターセブン編を経て、未だ詳細が明かされない古代兵器「プルトン」の正体を考察します。

以上、黒ひげティーチが「複数の悪魔の実を手に入れることができた方法」に関する考察でした。これまでケルベロスの仮説には多くの読者がたどり着いていますが、ここでは頭が3つに心臓が1つであるケルベロスがなぜ複数の能力を手に入れられたかについて考察しました。皆さんはこの考察についてどう思われるでしょうか。反論や感想がある方は下のコメントに何でもどうぞ。

黒ひげティーチの過去とこれまでの動き

黒ひげティーチの正体を考えるヒントとして、これまでの動きを時系列でまとめておきます。

白ひげ海賊団時代の黒ひげ

28年前「とある島」にて当時10歳の孤児であった黒ひげが白ひげの船に乗る。その後20年以上「ヤミヤミの実」が手に入る確率が高いという理由から白ひげ海賊団に所属した。

ロジャー海賊団と戦った際、黒ひげは見習いであったシャンクスと顔を合わせていて、「眠ったことがない」という発言も(この部分は後で考察します。)その後、シャンクスの左目に3本の傷を負わせました。

シャンクス曰く、黒ひげは白ひげの陰に潜んで自分を隠し、じっと機を待っていたといいます。

そして、4番隊隊長サッチが「ヤミヤミの実」を手に入れると、彼を殺害して「ヤミヤミの実」を奪って逃亡しました。

黒ひげ海賊団結成

白ひげ海賊団から逃亡したティーチは「黒ひげ海賊団」を結成。3年程前、当時5人のメンバーでドラム王国を滅ぼす。

ルフィとティーチの出会い

2年前、ジャヤ「モックタウン」でルフィと初めて顔を合わせ、価値観の違いからケンカになるも、「人の夢は終わらねェ」と叫んでルフィらを激励。その後、ルフィの懸賞金額を知った黒ひげは空島へ向かう麦わらの一味を追ったが取り逃がした。

エースvsティーチ「バナロ島の決闘」

エニエス・ロビー崩壊後、ウォーターセブンにいたルフィを狙ってバナロ島に滞在していた黒ひげは、追ってきたエースと「バナロ島の決闘」と呼ばれる死闘の末にエースに勝利した。

王下七武海加盟とインペルダウン

政府にエースを引き渡すことで、クロコダイルの後任として七武海にした黒ひげは、その地位を利用してインペルダウンへ侵入。獄内でルフィと鉢合わせて一触即発となった。その後、マゼランの毒を受けて瀕死となるが、解毒剤によって命を取り留めた。

インペルダウンLEVEL6にたどり着いた黒ひげは、囚人達に殺し合いをさせて生き残った4名の死刑囚達とシリュウを引き連れてマリンフォードへ向かいました。

頂上戦争で「グラグラの実」を奪う

マリンフォードに現れた黒ひげは七武海の称号返上を宣言し、瀕死の状態であった白ひげに総攻撃をかけて絶命させ、何らかの方法で白ひげの遺体から「グラグラの実」の能力を奪いました。

その後、「グラグラの実」の能力でマリンフォードを壊滅させようとし、それを阻止するセンゴク、ガープと戦ったが、戦場に現れたシャンクスとの戦闘を避けてマリンフォードを去った。

新世界進出

頂上決戦後は新世界へ進出し、「ある燃える島」でジュエリー・ボニーを捕らえて海軍に軍艦との交換取引を要求するも赤犬との戦闘を避けて退散した。

頂上戦争後、白ひげの縄張りを制覇して進撃し、何らかの方法で悪魔の実の能力を奪う「能力者狩り」を行っていると言います。

「落とし前戦争」で四皇の一人に

頂上戦争から1年後、マルコ率いる白ひげ海賊団残党との「落とし前戦争」を制して白ひげに代わる新たな四皇の一人と位置づけられるようになる。

バルティゴ襲撃

ドレスローザでは、元エースの能力「メラメラの実」を手に入れるために送り込んだバージェスが革命軍の本拠地「バルティゴ」の場所を突き止め、黒ひげ海賊団が襲撃して壊滅させた。その後、サイファーポールと衝突して逃走した。

黒ひげの現在

黒ひげ海賊団の拠点である海賊島「ハチノス」に乗り込んだゲッコー・モリアを仲間に誘う。その際、元アブサロムの能力であった「スケスケの実」の能力を黒ひげ海賊団二番船船長シリュウが奪っていたことが判明。

世界会議閉幕後、新聞の報道を見て「海軍に取られるぐれェなら おれが貰っちまおう」と息巻いて、海賊島「ハチノス」を出航しました。

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636件のコメント

  1. 黒ひげ危機一発

    納得させられる文章力と説得力ある考察だと思います  黒ひげに関しては最終ボスキャラだと思うので最後まで本編で証されないでしょうが的を射てるのかと思います  ケルベロスは悪魔の実では無く人工的な実験によるケルベロス人間の可能性もあるかと妄想しております 人間を巨人に改造する研究や西洋の龍?ドラゴンを人工的に作ったりの描写の研究の1つで造られた人間というのもありかと そう考えると黒ひげは最終的には人間になりたいのかと思っておりドラム王国に行ったのもヒトヒトの実を探していたのではないかと妄想しております 能力者刈りの本命はヒトヒトの実ではないかと考えてます 本編で気になるのが無くても成立するであろうひとコマで意図があって入れている様なウソップとの会話でギャグ的に処理されている 俺狙われる? と黒ひげの能力者刈りを心配したり フォックス海賊団の時には人質になり 取り戻す為の戦いなどが伏線なのかと思いますが  この妄想気をにかけてくれて更に考察してくれたら幸いです 

  2. 匿名

    一度も寝なくていいケルベロス野郎GA羨ましいのG

  3. 匿名

    ただ単に38才だからと考えた。みんな伏線にしなくていいところを伏線にしてたりするからなー

  4. 匿名

    黒髭がケルベロスの能力者ならどうして今までケルベロスに変身して戦う場面が出てこないんでしょう?

  5. 匿名

    毒はマゼランの毒を使いそう
    ルフィが毒をくらってチョッパーが治すのかな

  6. カオス

    【超長文】
    果たして黒ひげは「ケルベロスの実の能力者」なのだろうか?

    黒ひげが、ケルベロスの実の能力者とするなら、白ひげ海賊団に居た頃には既に能力者だったことになります。
    しかし、エースと対峙しヤミヤミの実の能力を発動させた時に、エースは「2つ目食べて何で平気?」というような発言はしていません。エースは【ヤミヤミの実が、黒ひげが食べた1つ目の悪魔の実だと思っていた】ことがわかります。
    黒ひげも「2つ目食べたのに、そこは突っ込まないの?」というような発言はしていません。黒ひげも【ヤミヤミの実が1つ目の悪魔の実と思われている】ことを知っていたことになります。
    となると、黒ひげは
    【何年もの間、白ひげ海賊団に居ながら能力者という事をひた隠し、周りに能力者と悟られないように過ごして来た】ことになります。
    あの白ひげ海賊団の中でです。
    シャンクスとも戦っている黒ひげですが、その他にも戦闘は多々あったと思われますが、その戦いの中で1度たりとも能力を発動させなかったことにもなります。もしくは、能力を発動させても「能力者」と悟られず戦っていたことになります。
    なぜ、そこまでして「ケルベロスの実の能力者」という事を隠さなければならなかったのでしょうか?
    隠す理由が思い浮かびません。
    それよりも、黒ひげは「オレはケルベロスの実の能力者だぜ」と、周りに宣言した方が生きやすいのではないでしょうか?

    黒ひげにこだわらず、歴代の「ケルベロスの実の能力者」たちはどうだったのでしょうか?
    あの場に居た「海軍」「白ひげ海賊団」「シャンクス」「イワンコフ」「クロコダイル」「白ひげがやっかいだという程の囚人たち」の誰一人として
    『やつはケルベロスの実の能力者だったのかぁぁー』
    という発言をしていません。
    そのような発言がない理由として
    ①ケルベロスの実が未だ世間に知られていない。
    ②ケルベロスの実は知られていても、悪魔の実を複数宿せるとは知られていない。
    黒ひげを「ケルベロスの実の能力者」と仮定するなら、答えは上記の2つだけです。

    ①が答えだった場合
    歴代のケルベロスの実の能力者たちも一切知られていない。
    黒ひげが、悪魔の実が誕生して以来初めてのケルベロスの実の能力者だった。

    ②が答えだった場合
    歴代のケルベロスの実の能力者たちは、その事実に気付かなかった。
    歴代のケルベロスの実の能力者たちは、複数宿せる事には薄々気付いていたが複数宿そうと思わなかった。
    海軍やケルベロスの実の能力者を「見た」「聞いた」「戦った」「仲間に居た」者たちも、複数宿せるとは思いつかなかった。

    そう考えると、黒ひげが初めて悪魔の実を複数宿した能力者だったのでしょう。
    ここのサイトの考察では、黒ひげだから複数宿せたのではなく、ケルベロスの実の能力者だから複数宿せたことになります。
    ケルベロスの実の能力者は「悪魔の実を複数宿せる」「体の構造が異形になる」という特徴、特性を持ち合わせているということのようです。
    だから「なぜ隠してたの?」という疑問は解決されていないままです。
    それも、ケルベロスの実を食べ「異形」になってしまったにもかかわらず・・・
    実際、黒ひげがグラグラの実を宿した時に、マルコは黒ひげが悪魔の実を複数宿せる「異形」だと察知したことを考えれば、悪魔の実は「1人に1つ」という概念さえ捨てれば思いつく「体の構造が異形」だったわけです。黒ひげがその概念を捨て、もしや可能では?と思いついたからこそ「悪魔の実を複数宿せる可能性」の道筋を閃いたわけです。
    ただし、異形は隠していなかった(隠せなかった)わけですから、その異形を知る者たちの中には「あいつの異形なら悪魔の実を複数宿せるんじゃね?」と、思いつく人間がいても不思議ではありません。そのリスクは常にあったと思われます。
    それは、黒ひげに限らず「歴代のケルベロスの実の能力者」にも同じ事が言えます。
    「おい!その能力(異形)なら悪魔の実をまだ食べられるんじゃねーの?」と、ケルベロスの実の能力者に進言した人はいなかったのでしょうか?

    あの場に居た誰一人として、ケルベロスの実は悪魔の実を複数宿せるという事を結び付けられずにいた事を目の当たりにした黒ひげはどう感じたのでしょう?
    隠し通して来た事の虚しさを感じたかもしれません。
    そうなんです!
    黒ひげは、ひたすらに「異形」というリスクを晒してでも「ケルベロスの実の能力者」という事だけは隠し通したのです。
    なぜなのでしょう?
    悪魔の実を複数宿せる事を悟られるから?
    これが理由なら
    黒ひげがケルベロスの実を食べた時点で、あるいは「ケルベロスの実の能力者になれば悪魔の実を複数宿せる」事を知っていて、必死に探し続けケルベロスの実を見つけ食べたことになります。
    黒ひげは、その事をいつ知ったの?いつ気づいたの?なんで知ったの?なんで気づいたの?
    誰も、黒ひげが「ケルベロスの実の能力者」と知らないわけですから、白ひげ海賊団に乗船した時から秘密にしていた事はわかります。
    隠していたという事は、複数宿せる事が知られてしまうと思ったからとしか思えません。

    この流れに辻褄を合わせようとするなら
    【黒ひげは、ケルベロスの実の能力者になれば悪魔の実を複数宿せる事を食べた時には既に知っていて、当然周りもケルベロスの実なら複数宿せる事を知っていてるはすだから、自分がケルベロスの実の能力者ということは秘密にしよう!だけど、体の構造が異形になり、これは隠せないから、もしくは隠す必要がないから、とにかくなんでそんな体なんだ?と聞かれるはずだから周りが納得する理由も考えておこう】
    言い方、言葉は別にして近からず遠からずではないだろうか?

    黒ひげが「ケルベロスの実の能力者」ということを隠していたと想定すると生まれる最大の疑問。

    ☆【なぜ黒ひげは、世間にケルベロスの実の能力者なら悪魔の実を複数宿せる事は知られている】と思ったのでしょう?

    誰も知らなかったわけです。ただ、黒ひげだけは「知られている」と思ってた事になります。
    なぜ?
    そこで、上記にある答え①と②の両方が消えることになります。
    黒ひげが「周りに知られている」と、思っていたのなら「ケルベロスの実の能力者」も知られていなければならないし、ケルベロスの実の能力は悪魔の実を複数宿せる事も世間に知られていなければなりません。
    黒ひげだけが知る事実なら隠す必要もなくなるわけで、ヤミヤミの実が見つかった時に、黒ひげは能力者だと周りが知っていれば奪い取るのに「やつは食えない」という思い込みのおかげで油断が生まれ、もっと簡単に奪えたと思われます。
    黒ひげは、周りにも知られているとなぜ思ってたのか?
    実際に見たのでしょうか?聞いたのでしょうか?
    海軍すら気付いていない能力を黒ひげだけが知り、尚且つ「周りも知っている」と考えてしまう理由はなんでしょうか?
    ケルベロスの実は、悪魔の実を複数宿せるということを周りは誰も知らない。黒ひげは知っていた。だけど、黒ひげは周りも知っていると思っていた。
    という事は、周りも知っていると思っていたことを考えると、ケルベロスの実の能力者になれば複数宿せることを黒ひげが【思いついたわけではない】事になります。
    歴代のケルベロスの実の能力者に中にも、悪魔の実を複数宿らせた能力者が居たはずなんです。
    だから、黒ひげは周りに悟られないように隠し通したとしか言いようがありません。

    【黒ひげは知り、周りは知らない。だけど、黒ひげは知られていると思っていた】
    この答えが見当たらない。
    唯一、辻褄が合う答えがあるとするなら
    【ケルベロスの実の能力者という事を隠していたのは、悪魔の実を複数宿せるという事を知られないためではなく、全く別の理由によるもの】
    としか考えられません。

    ケルベロスの実じゃなくてもいいんです。どんな悪魔の実でも「複数宿せる」という能力があって、その実を食べた能力者が「複数宿せる事を世間にも知られている」と思っていたのなら、その悪魔の実を食べた歴代の悪魔の実の能力者も世間に知られていなければ辻褄が合わないのです。
    黒ひげが「ケルベロスの実の能力者」だとすれば
    ケルベロスの実の能力者ということを隠していたのには【別の理由】がある。
    そうとしか考えられません。

    悪魔の実を複数宿せた理由は2つに1つなんです。
    ①ケルベロスの実の能力者だから複数宿せた。
    ②「体の構造が異形」+「ケルベロスの実」の合わせ技で悪魔の実を複数宿せた。

    複数宿せた理由が
    ①だった場合は周りが誰も知らないという矛盾。
    ②だった場合、黒ひげ特有の副産物でありケルベロスの実の能力者だという事は隠す必要性がないという矛盾。
    そして
    ①だった場合は、ケルベロスの実さえ食べれば「老若男女」問わず悪魔の実を複数宿せるということ。
    ②だった場合は、ケルベロスの実を食べたとしても「体の構造が異形」じゃない場合は悪魔の実を複数宿せないということ。

    結局のところ、黒ひげが悪魔の実を複数宿せることができた理由は
    ①ケルベロスの実の能力者だから。
    ②ケルベロスの実とは関係なく体の構造が異形だから。
    ③体の構造が異形だけでは無理だが、そこにケルベロスの実を食べた場合のみ可能だから。
    繰り返しになるが、黒ひげが「世間もケルベロスの実の能力者なら悪魔の実を複数宿せることができる」と知られていると思って秘密にしていたとしたら答えは①になります。
    ②でも③でも、黒ひげのみ可能な裏技なため「ケルベロスの実の能力者」を隠す必要性がないのです。
    黒ひげが「世間にもケルベロスの実の能力者なら悪魔の実を複数宿せる」と知られていると思っていたのなら、答えは①以外ないのです。
    ①なら☆マークの疑問に戻ってしまいます。

    歴代のケルベロスの実の能力者たちが知られていないことを鑑みれば、悪魔の実を複数宿せたのは「黒ひげだから」と考えた方が自然に思えます。
    言い方を変えれば「黒ひげの体の構造の異形が可能にした」からではないでしょうか?
    ケルベロスの実は全くの無関係。黒ひげがケルベロスの実の能力者だとしても、複数宿せた理由は「体の構造が異形」だからだと思う。

    「体の構造が異形」って何?

    ここからは妄想による荒唐無稽の話です。
    笑い話と思ってください。

    黒ひげは「シャム双生児」ではないだろうか?
    ルフィと黒ひげは対比で語られることがあります。

    ルフィは血の繋がらない3兄弟
    黒ひげは血の繋がった3兄弟

    ルフィは離れ離れになった兄弟
    黒ひげは離れられない兄弟

    シャム双生児はないだろうと思うかもしれません。
    ただ、ワノ国でスマイルを食べたギフターズの1人に「腹にライオン」というキャラクターが出て来ました。あれが、かなり細い線ですが「黒ひげのシャム双生児」の遠い遠い伏線とは考えられないだろうか?
    あのような配置ではないと思いますが、黒ひげの体のどこかに同化している気がします。
    黒ひげの海賊旗の「ドクロが3つ」なのは、ケルベロスの実の能力者ではなく、単純に「頭が3つ」という意味だと考えます。ただ、ルフィとの対比で考えるとエースが亡くなり、今はサボと2人です。
    同化していた黒ひげの兄弟も、1人は同化したまま既に亡くなっているのではないか?だから「倍」なんです。「3倍の人生」ではなく「倍」という表現を作者は使ったのではないか?
    なので、黒ひげはもう悪魔の実は食べない。食べられないと予想します。

    シャム双生児かどうかは別にして、黒ひげが悪魔の実を複数宿せる事が出来たのは、ケルベロスの実の能力者だからではなく「体の構造が異形」だからだと思います。
    ケルベロスの実と体の構造が異形なのは別物だと考えます。

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