謎の種族ルナーリア族考察。ルナーリア族は旧世界の神であり、空白の100年に天竜人に滅ぼされた?ゴッドバレー事件との関係とは。1059話SSG新兵器「セラフィム」追記あり。
1059話追記:SSG新兵器「セラフィム」とルナーリア族
ワンピース1059話にてハンコック拿捕のためアマゾン・リリーに海軍特殊科学班SSGの新兵器「セラフィム」が送り込まれました。
その姿は何とルナーリア族と同じ特徴を持ち、元七武海ハンコックやミホークの幼少期の姿をしています。
SSGの新兵器「セラフィム」
- ルナーリア族の特徴+元七武海の幼少期
- 瞳に星のマーク
- 手からレーザーを放つ
- ルナーリア族の防御力
- 巨大サイズ
SSGの新兵器「セラフィム」を見た黒ひげも驚愕しています。
黒ひげ「ウソだろ 白い髪…褐色の肌………!! 黒い翼!?」
この記事ではルナーリア族が「ゴッドバレー事件」に関係していると考察しました。
そして、ゴッドバレー事件で敗れたロックス・D・ジーベックとの関係が噂される黒ひげもやはり「ルナーリア族」を知っていました。
なぜ、SSGの新兵器「セラフィム」がルナーリア族の外見を持つのでしょうか。
また、ルナーリア族は旧約聖書の「人類創造」と関係すると考察しています。そして、「セラフィム」もまた旧約聖書の天使を由来とする名前です。果たしてルナーリア族の正体とは…
CONTENTS
ルナーリア族とは
ワンピース作中に「ルナーリア族」の名前が初めて登場したのは、鬼ヶ島でサンジと戦ったクイーンの以下の発言です。
クイーン「人が燃えるか!? バカ野郎ォ!! “ルナーリア族”じゃああるめェし!!!」
この「ルナーリア族」という名前が百獣海賊団キングの種族名であり、以降、鬼ヶ島におけるキングの戦闘と共に「ルナーリア族」に関する多くの情報が描かれました。
クイーン「あいつは絶滅したハズの『ルナーリア族』の生き残り!! 自然界のあらゆる環境下で生存できる怪物 大昔には”神”……!! それがあいつらの呼び名だった!!」
百獣海賊団「黒い羽根 白髪…褐色の肌 政府に知らせりゃ”一億ベリー”…だっけな」
これまでにワンピース作中で判明している「ルナーリア族」の情報をまとめます。
ルナーリア族キング
本名「アルベル」。百獣海賊団大看板であり、ルナーリア族の生き残り。動物系古代種「リュウリュウの実モデル“プテラノドン”」の能力者。
項目 | ルナーリア族の詳細 |
---|---|
外見 | 黒い羽根、白髪、褐色の肌、背中の炎が特徴 |
体質 | 炎を生み出し、体や武器に纏わせることが可能 あらゆる環境下で生存できる 背中の炎が燃えている間はダメージを受けない 炎が消えると防御力が落ちるが、移動速度が上がる |
歴史 | かつてレッドラインの上にある「神の国」に住んでいた 大昔に「神」と呼ばれた 絶滅したとされる種族であり生き残りが「アルベル」 |
その他 | 政府へ報告すると一億ベリー |
そして、この「ルナーリア族」に関しては、多くの謎・伏線が残されています。
ルナーリア族に関する謎・伏線
- なぜ絶滅したのか
- 太陽の神ニカとの関係
- 月の人との関係
- ジェルマとの関係
これらルナーリア族に関する謎・伏線について考察します。
ルナーリア族は天竜人によって滅ぼされた旧世界の神である
ルナーリア族と天竜人
ルナーリア族については、マルコが白ひげとの会話を回想するシーンに重要な情報が描かれています。
マルコ「昔々……赤い壁のその上に……”発火”する種族が住んでいました……」
マルコ「”レッドライン”の上はマリージョアだろうよい」
白ひげ「いやあ そのずっと昔だ…あの上には『神の国』があったらしいぜ………!!」101巻1023話
ルナーリア族はかつて「神」と呼ばれ、レッドラインの上に住んでいたことが判明しました。
現在、その場所には「聖地マリージョア」があり、「神」と自称する天竜人が住んでいます。
天竜人とは
800年前に世界政府を作り上げた「創造主」と呼ばれる20人の王達の末裔であり、聖地マリージョアに住む世界貴族のこと。800年前に先祖である20の王国の王達はマリージョアに移り住んだが、アラバスタ王国のネフェルタリ家だけは移住を拒否した。
つまり、空白の100年を挟んで、レッドラインの上に住んでいた「神」が新しい神へ移行していることがわかります。
↓ 空白の百年
現在神:天竜人
オハラの考古学者クローバー博士の仮説によると、天竜人の先祖である20の王国の王は空白の100年に「巨大な王国」を滅ぼして「聖地マリージョア」に移住したとされています。
よって、ルナーリア族とは「空白の100年」に連合軍によって滅ぼされた旧時代の神であったのではないでしょうか。
そして、現在のワンピース世界の支配者である「天竜人」の権威は、世界の創造主の末裔であることを理由としています。
したがって、天竜人の先祖が旧世代の神「ルナーリア族」を滅ぼして神に成り代わり、「創造主」を名乗っているのであれば、天竜人による支配の正当性は失われます。
つまり、ルナーリア族に関係する歴史は「空白の100年」に含まれる世界政府にとっての「不都合な歴史」の一部であり、世界の禁忌に触れるものであると考えられます。
ルナーリア族と巨大な王国
1036話にて、ルナーリア族の生き残りであるキングが「ジョイボーイの伝説」について語りました。
カイドウ「まだそう思ってんのか? キング……!! おれが”ジョイボーイ”だと!! おれの作ろうとする世界はお前の願う世界か!?」
キング「−伝説は伝説だ…今更 何も求めてない…」
未来に現れる「ジョイボーイ」といえば、魚人島リュウグウ王国にも「王族に伝わる伝説」として語り継がれていました。
キングの語るジョイボーイの伝説がリュウグウ王国に伝わる伝説と似ていることから考えてもルナーリア族とはやはり、巨大な王国側の勢力であると考えられます。
- ルナーリア族は旧時代の神である
- 天竜人は空白の100年に「ルナーリア族」を滅ぼして神となった
- ルナーリア族はかつての巨大な王国側の勢力である
ルナーリア族は「ゴッドバレー事件」に関係する世界の禁忌か
ゴッドバレー事件と「ルナーリア族」
「世界の禁忌」といえば、ワノ国編で「ゴッドバレー事件」について描かれました。この事件が「ルナーリア族」に関係していると考えられます。
ゴッドバレー事件とは
38年前、当時世界最強と呼ばれたロックス海賊団がゴッドバレーで壊滅した事件。天竜人と奴隷を守るため、ガープとロジャーが手を組んでロックスを打ち破った。現在、ゴッドバレーは消滅し、地図にも記されていない。
まず、「ゴッドバレー(神の谷)」という地名から、この場所は「神」に関係する場所であると考えてよいでしょう。
そして、「ゴッドバレー」が「政府が消したかった島」とされることから、「神」とは天竜人側ではなく旧世界の神「ルナーリア族」に関係する場所であると考えられます。
ゴッドバレーに関係する人物らはルナーリア族を知っている点も根拠となります。
ロックス海賊団と「ルナーリア族」
先ほど引用したように、元ロックス海賊団メンバーである白ひげはルナーリア族を知っていました。
また、元ロックス海賊団ビッグ・マムもまたキングの種族について、以下のように発言しています。
ビッグ・マム「おれの国にいねェ”種族”がまだ実は”3種”いるのさ 1種は歴史の彼方に消えちまったかも知れねェが…お前は生きてる!!!」
元ロックス海賊団カイドウについても、キングと出会った際に「ルナーリア族か」と発言しているので、以前から知っていた可能性があります。
そして、ロックス海賊団とは「一つの儲け話」の為にかき集められらた集団であるとされています。
ルナーリア族の存在を政府へ報告すると一億ベリーとされることからも、ロックス海賊団の「儲け話」とはルナーリア族に関係することであった可能性があります。
世界の禁忌とルナーリア族
ロックス・D・ジーベックは、「世界の禁忌」に触れすぎた人物とされています。
そして、ロックスが「世界の王」を目指していたとされることから、当然、世界の支配者である天竜人に関係する重要な情報を握っていたと考えられます。
そのロックスが握った「世界の禁忌」というのがルナーリア族に関する情報であり、ゴッドバレー事件へ繋がったのではないでしょうか。
以上のことから、ゴッドバレー事件とはルナーリア族に関係する事件であると考察します。
次回はルナーリア族と「ジェルマ66」、「太陽の神ニカ」について考察します。
ニカニカの実の「伸びる」体質と
「炎・雷への耐性」は陽樹イブの「天然樹脂」と
宝樹アダムの「強度」で説明できるもしや…ワンピース世界の「人類の起源」って…#ONEPIECE1043 #ワンピース考察https://t.co/Cdu8HJ5xxv pic.twitter.com/gFnOXrHmCw
— 考古学ワンピース伏線考察 (@KoukogakuOp) March 10, 2022
イム様ってルナーリア族かも!
それを滅ぼした世界政府は過去の歴史を知っているイム様にバラされないように服従してるとか
じゃあマリージョアの国宝はポーネグリフのまとめ説
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