最終章なのに増える伏線…火ノ傷の男にクロスギルドとは？最新ワンピース1056話考察

1056話「クロスギルド」考察「火ノ傷の男」とは？ワンピース最終章1057話に繋がる伏線を考察。コミックス派の方はネタバレにご注意ください。

古代兵器プルトンとカリブーが気に入られたい「あの人」

花の都の城に滞在中の麦わらの一味。ロビンがスキヤキとの会話で知った古代兵器プルトンに関する情報を共有します。

かつて、古代兵器プルトンの設計図を所持し、その内容を知るフランキ―は「あんなモンが実在したのか」と驚いています。

ロビン「神の名を持つ古代兵器『プルトン』 あなたは欲しい？ルフィ」
ルフィ「おれ いらねェよ!!」
ロビン「でしょうね……だけど おでんはそれを解放しようとした……なぜかしら」

アラバスタのポーネグリフを読むことで「古代兵器プルトンの全て」を知っているはずのロビンですが、古代兵器プルトンの用途までは知らないようです。

ワンピース1055話では、おでんが海外で得た情報により古代兵器プルトンの解放を必要としたとスキヤキが話していました。

このサイトでは、3つの古代兵器は「ひとつなぎの大秘宝」と密接に関係しており、プルトンが必要となるのは物語の終盤であると考察しているので、ワノ国の開国もその時、将軍モモの助がワノ国を建て直してからとなりそうです。

古代兵器プルトンとはワノ国「藤山」利用の蒸気機関か…扉絵の伏線を考察

古代兵器プルトンはワノ国の「藤山」だった!?古代兵器プルトンはワノ国自体であるとした前回考察を踏まえ、さらにプルトンの構造がどのようにワノ国と関係するかについて考察します。

【ワンピース考察】古代兵器で世界を創る?ウラヌス プルトン ポセイドンの真の用途とは

世界を滅ぼせる程の力があるとされる古代兵器｢プルトン｣｢ウラヌス｣｢ポセイドン｣。ワンピース最終回において古代兵器は重要な役割を果たすであろう。以下では、個々の古代兵器の正体を探る前提として3つの古代兵器全体の用途について考察する。

麦わらの一味による「古代兵器プルトン」に関する会話をカリブーが盗み聞きしていました。

カリブー「”プルトン”が『ワノ国』に!? “ポセイドン”に続き こりゃあ あの人に知らせちゃわねェとなァ～!!!」

カリブーは魚人島で「古代兵器ポセイドン」に関するロビンとネプチューンの会話も盗み聞いていました。その際も「あの人」と発言しています。

カリブー「古代兵器ィ～!? 世界を滅ぼす力だとォ!? なんだかスンゲ～お話聞いちゃったんじゃねェのかい!? おれァ～ ケヒヒヒヒィ～ そうか あの人魚姫が……」

カリブー「”財宝の山”と”人魚姫の秘密”を手土産にすりゃ～おれァあの人に必ずや気に入って貰えるのに」

ワンピース1056話カリブーが「魚人島」と「ワノ国」で得た情報は以下です。

この情報をカリブーは誰に伝えて気に入られようとしているのでしょうか。

ロードポーネグリフの在り処と「火ノ傷の男」とは

3海賊団の今後の進路

パンクハザード編から続いていた「ハートの海賊団」と「麦わらの一味」の同盟は解除され、両海賊団は敵同士に戻りました。ワノ国で共闘した「キッド海賊団」と共に兎丼「常影港」で出航準備をする3海賊団。

ワノ国から同時に出航する3海賊団は、話し合いにより「ログポース」が指す３つの島へ分かれることになりました。

ロー率いるハートの海賊団は最も先へ進める「北東の島」へ。キッドと行き先が被ったルフィはくじ引きに負けて「南東の島」へ船を進めることが決まりました。

ロードポーネグリフと「火ノ傷の男」

ワンピース1055話でスキヤキと共にロードポーネグリフのある間に入ったロー。写しをキッドにも手渡しています。

そして、キッドがビッグマムの所持するロードポーネグリフの写しを手に入れていたことが判明しました。

キラー「やはりカイドウも持ってたのか…!!」
キッド「ビッグ・マムの将星に盗ませたアレか…」

キッドが「将星に盗ませた物」と言えば、囚人採掘場で以下の伏線が描かれていました。

キッド「おれはビッグ・マムの首を狙った事はねェ『将星』って幹部を一人手負いにして 奪うべきものを奪い去っただけだ!!」

これによって、三海賊団が所持するロードポーネグリフは以下のようになります。

さらに、所在不明である最後のロードポーネグリフについて、キッドが意味深な発言をしました。

キッド「”ひとつなぎの大秘宝”の争奪戦に参加するには…!! “火ノ傷”の男を探せってのか？アテがなさすぎる…………!!!」
ルフィ「ん？ヒノキズ？何だそれ」
ロビン「？」
キッド「知らねェのか じゃあこっちにゃ好都合」

ローの意味深な表情が描かれていることから、何か心当たりがあるようです。

この「火ノ傷の男」とは何者なのでしょうか。

四皇バギーが結成した「クロス・ギルド」とは

ワンピース1056話で判明した「クロスギルド」の構成メンバーは以下です。

元七武海を味方につけたことが四皇に名を連ねた要因であるようです。

「クロスギルド」とは、四皇バギーが設立した会社であり、海兵に懸賞金をつけるなど、反政府の勢力です。新世界突入以降、バギーは「千両道化」と呼ばれ、バギーズデリバリーで財産を築いているとすれば、

懸賞金制度とは海賊を悪とする価値観の根幹でもあるので、その懸賞金が海軍側にも懸けられるという事態は、まさに世界がひっくり返ろうとしている印象を受けます。

ヤマトの仲間入りは？1056話で描かれたそれぞれの今後

受け継がれる意志と新時代

ワノ国出向に向け、キャラクターそれぞれの今後が描かれました。

なんと、「キャロット」がゾウ「モコモ公国」の王に選ばれました。

ネコマムシ「『ゾウ』は………ゆガラらあ若ェモンに任すぜよ!!」

海賊の世界だけでなくゾウにも「新時代」の波が押し寄せています。ズニーシャの背に乗る「モコモ公国」はいずれ起こるワノ国の開国にも関わるので、今後もキャロットの活躍が見れそうです。

そして、元将軍であるスキヤキは隠居し、ワノ国は次世代のモモの助へ。スキヤキからモモの助へは古代文字の読み書きも伝承されると思われます。

ヤマト麦わらの一味への加入問題

そして、やはり気になるのはヤマトが麦わらの一味の仲間に加わるかどうかです。

麦わらの一味はモモの助、錦えもん以外の関係者にあいさつを済ませ、既に「花の都」を去っています。

モモの助「ヤマト おぬしもおらぬのか!?」
ヤマト「モモの助君～!? ここにいるよ―!!!」
モモの助「どこでござる」
錦えもん「いつもの屋根の上か!?」
ヤマト「―さて!! 決めたぞ!! ルフィ達の所へ行くか!! 僕は!!! 光月おでんの様に生きる!!!」

ヤマトは何ならかの決心をし、ルフィの元へ向かうようです。

錦えもんのセリフより、ヤマトがここ数日城の屋根で悩んでいたことが分かり、ヤマトが何らかの決心をしたと考えられます。

ついに、ヤマトは麦わらの一味の仲間となるのでしょうか

【11人目】ヤマト仲間にならない…麦わらの一味10人目の可能性は？｜ワンピース最終章考察

ヤマトは仲間になる？ヤマトの悪魔の実「大口真神」を数字で表すと…麦わらの一味「数字の法則」に当てはまる11人目の仲間はヤマトで確定!?その伏線を考察します。麦わらの一味の共通点とヤマトに描かれた伏線とは？ワンピース1057話追記あり。

また、麦わらの一味と最も長く旅をしてきたたモモの助と錦えもんのみ、一味との挨拶を終えていません。

次回ワンピース1057話では、2人と一味の別れのシーンも描かれるのではないでしょうか。