ワンピース最新話「ONE PIECE1010話」のネタバレ確定情報からの感想と考察をまとめています。ワンピース1010話のネタバレを含む可能性があるので、まだ最新1008話を読んでいない方、コミックス派の方はネタバレに十分注意してお読みください。
ワンピース最新話1010話までの考察(ネタバレ注意)
ワンピース1010話の感想と考察
ワンピース1010話までのワノ国編のあらすじは以下に時系列でまとめています。
ワノ国編における最新話ワンピース1010話までの伏線とネタバレ
伏線:お玉のきびだんごの能力はカイドウ戦にどう生かされる?
ワンピース995話で鬼ヶ島にお玉が登場しました。
お玉
くの一を目指す少女であり、ワノ国九里「編笠村」に暮らしている 。頬をちぎって「きびだんご」を作り、食べさせた動物を手懐ける能力を持つ。
お玉のきびだんごの能力は人間には効果がありませんが、人造悪魔の実「SMILE」の能力者には有効です。
これまで、お玉の能力で家来にした敵側勢力は以下です。
- 真打ちスピード:ウマのSMILE
- 真打ちババヌキ:ゾウのSMILE
囚人採掘場では、看守長のババヌキをきびだんごの能力で手懐け、クイーンへ兎丼は「異常なし」と報告させました。その際、囚人採掘場にはババヌキの他にもSMILEの能力者が看守として働いていたので、他にも真打ちやギフターズらを手懐けている可能性は有ります。
その後、討ち入り2日前に編笠村へ帰還してからはワンピース本編にお玉は登場していませんでした。お玉は鬼ヶ島へ敵の船に乗ってやってきたと言うので、少なくともその船の船員たちは手懐けているはずです。
きびだんごの能力は「人間」には効果がないと言うので、動物系悪魔の実の能力者には効かないと考えられます。よって、飛び六胞らリュウリュウの実の能力者には効果がないと考えられ、お玉の能力は「SMILEの能力者」である真打ちやギフターズとの戦いに生かされそうです。
さらに、鬼ヶ島へ上陸したお玉は「狛ちよ(犬)」「ひひ丸(猿)」を引き連れていました。
「桃太郎」を暗示するきびだんごの能力なので、今後、お玉は鬼ヶ島で「雉」にあたる動物、またはSMILEの能力者を従えると考えられます。
- 犬:狛ちよ
- 猿:ひひ丸
- 雉:???
お玉の能力はワノ国編において重要な役割を持つと考えられるので、今後のお玉の戦いに注目です。
伏線:光月日和の安否は? 鬼ヶ島には上陸するのか?
ワンピース976話で光日和に関するセリフが描かれました。
カン十郎「日和も捜し出し 必ず殺すぞ!! 生きてる事がわかったからな!!」ワンピース97巻976話
日和は鬼ヶ島上陸の数日前に鈴後で河松と別れています。「”戦”を前に情は禁物」と語って赤鞘達との再開はありませんでした。
河松が「安全な場所におられる」とだけ話していますが、日和は現在どこにいるのでしょうか。「北の地」にいることはオロチにばれているので、鈴後に留まってはいないと考えられます。
日和は「オロチは私の手で殺したいくらいです」と言っており(ワンピース950話)、黒炭オロチとの因縁が強調されています。オロチを討つという事に関してはある伏線があります。
955話で光月おでんの愛刀「天羽々斬(あめのはばきり)」が登場しました。「天羽々斬」とは日本神話に登場する「ヤマタノオロチを退治した剣」です。この刀を光月モモの助は鬼ヶ島上陸時に持っていませんが、ワノ国将軍オロチを討つとすれば、この刀が登場するはずです。
「天羽々斬」はモモの助が譲り受けた刀であり、日和自身も「武士の戦いに水を差す」ことを望まない発言をしているので、日和自身がオロチと戦う展開はないと考えられます。
だとすれば、「天羽々斬」を兄モモの助に届ける役を担う可能性があります。
伏線:宝物殿に現れた赤鞘達を助ける人物の正体は?
ワンピース1004話のラスト、宝物殿にて赤鞘達を助ける人物の後ろ姿と横顔が描かれました。この人物の正体とは一体誰なのでしょうか。
最も可能性として高いのは、上でも取り上げたモモの助の妹「光月日和」です。
この人物の横顔が描かれたコマでは涙が描かれています。光月家の人間である日和には赤鞘達を想って泣く理由があります。
だとすれば、日和はどのように鬼ヶ島へ上陸したのでしょうか。「武士の戦いに水を差す」ことを避け、赤鞘達との再開をしなかった日和の心境の変化も気になるところです。
伏線:黒炭オロチの生死は
ワンピース985話にて、ワノ国の将軍「黒炭オロチ」が手を組んでいたカイドウに首を切られました。しかし、光月家との因縁が深いオロチがここで退場するというのは何か物足りない気がします。
黒炭オロチは本当に死亡したのでしょうか。
結論から言うと、オロチに関しては生きている可能性が高いと考えられます。
オロチといえば、幻獣種「ヘビヘビの実モデル“八岐大蛇”」という特殊な悪魔の実の能力を持っていますが、ワノ国のストーリーの中で「ヤマタノオロチ」の能力はほとんど描かれていません。
オロチが生きているとすれば、「ヤマタノオロチ」の能力によって、8つの首を持つヤマタノオロチの能力によって、1つの首を切られても生きているのではないでしょうか。
ちなみに、これまでにもワンピースのストーリー上、「ワポル」「クロコダイル」「ドフラミンゴ」という敵組織のトップが首を刎ねられるシーンが描かれていますが、いずれも悪魔の実の能力によって死を回避しています。
さらに、「ヤマタノオロチ」については伏線がもうひとつあります。
先ほど光月日和の生死に関する部分でも挙げましたが、「ヤマタノオロチを退治した剣」として日本神話に登場する光月おでんの愛刀「天羽々斬(あめのはばきり)」の伏線が残っています。
黒炭オロチと光月おでんの因縁を強調し、おでんの刀にヤマタノオロチを退治した剣の名をつけていることから、黒炭オロチはこの「天羽々斬」によって倒されるか、少なくともこの剣に絡むストーリーがなくては不自然です。
これらのことから、黒炭オロチは生きていると考えられます。
伏線:クイーンとジャッジの関係は?
ワンピース995話にて、クイーンがサンジの手配書を手にこんな発言をしました。
クイーン「ーしかし 一味に……ジャッジの息子がいるとは…ヴィンスモーク・ジャッジ…」ワンピース995話
このセリフからクイーンはヴィンスモーク・ジャッジと知り合いであると考えられます。ジャッジの名前を繰り返していることから、ジャッジ個人に何らかの感情を持っているようです。
ヴィンスモーク・ジャッジとは
サンジの父親であり、ジェルマ王国国王 ジェルマ66総帥。かつてDr.ベガパンクと共に兵器の研究をしていた科学者で、研究チームが政府に買収された後、Dr.ベガパンクが発見した「血統因子」の研究を続けていた。
だとすると、クイーンとジャッジの接点とは何でしょうか。考えられるのは「海外の違法な研究チーム」です。
ホールケーキアイランド 編で明かされた「海外の違法な研究チーム」において、ヴィンスモーク・ジャッジはDr.ベガパンクと共に兵器の研究をしていました。
クイーンも百獣海賊団で武器や生物兵器を作ったりと科学者的な立場にいるので、このチームに所属していた可能性は十分にあります。
ベガパンクはその研究チームで、生物の「血統因子」を発見するという偉業を成しましたが、世界政府によって逮捕されたため、チームは解散しました。
その後、政府の手を逃れたジャッジは独自に「血統因子」を利用した研究を進め、クローン兵という「人間兵器」を作り出しました。ベガパンク自身も政府の科学者として「人間兵器」パシフィスタを製造しています。
そして、クイーンが作り出した疫災弾による奇病「ミイラ」も「触れるだけで敵を倒せる”人間兵器”」と呼ばれました。
ジャッジ:人間兵器「クローン兵」
クイーン:奇病「ミイラ」による人間兵器
この3人の製造した「人間兵器」という繋がりから、クイーンはDr.ベガパンクの「違法な研究チーム」にジャッジと共に所属していたと考えられます。
ワノ国編では将軍オロチとCP-0の取引に「ベガパンク」の話題も出ていました。ワノ国にはDr.ベガパンクと面識があると見られるドレークも登場しています。これらの伏線から、ジャッジとクイーンの関係のみならず、ワノ国編でベガパンクの正体が明かされるのではないでしょうか。
ワンピース1010話の感想と考察
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