ついに配信が開始される実写版ワンピースの配信時間は？ワンピース原作ファンが押さえておくべきNetflix実写版とワンピース原作との関連情報をまとめました。公式によるネタバレ情報あり。
配信日と配信時間は？実写版ワンピースの基本情報
Netflix実写版ワンピース配信日と配信時間
いよいよNetflixにて全世界独占配信される「実写版ワンピース」。実写版ワンピースの詳細な配信日と配信時間は以下のように発表されています。
実写ドラマ版ワンピースはNetflixにて全8話が一挙公開されます。
| 配信日 | 2023年8月31日（木）16時 Netflix |
|---|---|
| 原作 | 尾田栄一郎「ONE PIECE」 |
| 制作 | トゥモロースタジオ・集英社 |
| 製作総指揮 | 尾田栄一郎／マーティ・アデルスタイン／ベッキー・クレメンツ／マット・オーウェンズ／スティーヴン・マエダ |
| 脚本 | マット・オーウェンズ |
| キャスト | イニャキ・ゴドイ／新田真剣佑／エミリー・ラッド他 |
| 話数 | 全8話 |
実写版ワンピースは原作とどう関わるのか
ワンピースの実写化については様々な意見があり、この点について尾田先生自身も実写化に関するメッセージの中でたびたび触れられています。
先日、実写化実現までに尾田先生とNetflixが重ねた対話の一部を収めたCM「実写『ONE PIECE』航海の記録」が公開されました。その中で尾田先生は以下のようにコメントされています。
尾田先生「僕はファンとの信頼関係がある だから、絶対に嘘をつけない。」
ワンピース実写化に対する尾田先生の姿勢が最もよくわかる一文です。
今回は、ワンピース原作ファンに向けて実写版ワンピースがどのようにワンピース原作と関わるのかについてまとめます。
この記事で紹介するのは、実写版ワンピースの配信前に公開された情報のみです。実写版ワンピースのストーリーに関するネタバレはありませんのでご安心ください。
CONTENTS
実写ワンピースは「原作への愛」がすごい！
7月に行われた「ONE PIECE DAY’23」に寄せられたメッセージで尾田先生は以下のようにコメントされています。
「製作チームは実写のプロであり、はっきり言って、ONE PIECEオタクです。詳しい人程スタッフの作品への愛に気づくと思います。」
そのため、実写版ワンピースには「ワンピース愛」が詰まっており、Netflixと尾田先生の対話の中にも以下のような一文があります。
尾田先生「画面の隅々に散りばめられたONE PIECE愛をとても嬉しく思う」
ワンピースに詳しい人ほど気づく「作品への愛」とは何なのでしょうか。
実は、実写版ワンピース配信日までに明らかになっている予告編などの情報にも既に「ワンピース愛」が散りばめられています。
ワンピース原作と実写版とのリンク
ワンピース原作では度々本編に繋がる扉絵シリーズが描かれますが、実写版ワンピースでは原作のカラー絵がドラマ内の衣装として使用されています。
例えば、予告編におけるルフィら麦わらの一味は原作ワンピース4巻28話で描かれたカラー絵と同じ衣装を身につけています。ルフィの衣装やナミのひまわりのバンダナが実写版の衣装になっています。
また、ワンピース原作107話カラー絵のルフィとナミの衣装も使用されています。
ワンピース原作11巻表紙の麦わらの一味の衣装もドラマ内で使用されています。
さらに、このワンピース原作11巻の表紙と同じ構図で撮影された麦わらの一味キャストの写真が公開されました。衣装だけでなく椅子の柄までも再現されており、ワンピース原作への愛が感じられます。
実写版ワンピースの再現度の高さ
ワンピース登場人物の再現
ワンピース実写版で注目すべきは衣装だけではありません。小道具や登場人物の細部も再現されています。
ミホーク三重の目やアーロンの尖った歯、メリー号や新聞配達のニュース・クーもリアルに再現されています。
特に、「電伝虫」はそのリアルさが話題となりました。
ワンピース原作では可愛らしく描かれる電伝虫も実写版ワンピースではカタツムリっぽさが強調されています。草が好物であるというビブルカードの設定も反映されており、元が野生の生き物であることを再認識させられます。
ワンピース実写版の小物
今年7月に行われた「ONE PIECE DAY’23」では、実写版ワンピースで使用された小道具が展示され話題となりました。
特に注目したいのは、ワンピース原作2話でルフィが遭難した際に入っていた「樽」です。
実写ドラマ内で使用された樽のステッカーには「GYORU’S KIPPERD HERRING」「MADE IN WINDMILL VILLAGE」と書かれています。
ワンピース原作では描かれていませんでしたが、実写版によりこの樽はフーシャ村の「魚屋UO」のギョルさんが作ったニシンの燻製の樽だったことが分かります。
ギョルさん自体がワンピース原作でかなりのレアキャラであるので、実写版ワンピースの作り込みがいかに細かいかが分かります。
ワンピース実写版予告編の手配書
実写版ワンピースの予告編ラストには、東の海編では登場していないベラミーやフォクシーなど後に登場する海賊の手配書も描かれています。
さらに、2年後のドレスローザで登場するはずのキャベンディッシュの手配書が隠れています。
キャベンディッシュは3年前の時点で2億を超えるルーキーとして有名であったことが明かされているので、ワンピース原作との間に矛盾がないのも興味深いです。
実写版ワンピースの制作経緯
ハリウッド版実写ドラマ化が正式発表されたのは、ワンピース連載開始20周年となった2017年です。
その際に出された尾田先生のコメントによると、20年間ワンピース実写化のオファーは何度もあったが、実写化を決意したのは発表よりさらに3年前、あるパートナーとの出会いがあったためであるといいます。
そのパートナーというのが、実写版ワンピースの製作総指揮の1人マーティ・アデルスタイン氏です。過去には「プリズン・ブレイク」などの人気作品も手がけています。
「私は20年にわたる『ONE PIECE』のファンです。（中略）私の持っている全てを掛けて『ONE PIECE』のシリーズを絶対に成功させる意気込みです。今作品は、テレビシリーズ史上、最も制作費がかかる作品になると思う。そして、世界中の注目度を考えると、このような規模の制作費を投じる価値がある。」
当初は2時間映画のオファーでしたが、「シリーズドラマ」でこそONE PIECEの魅力を表現できると判断し、今回実写化ドラマとして契約に至ったとされています。
その後、7年間の制作期間を経て、いよいよ実写版ワンピースが配信されます。
| 2017.07 | ハリウッド実写ドラマ化発表 |
|---|---|
| 2020.01 | Netflix独占配信決定 |
| 2021.09 | タイトルロゴ解禁 |
| 2021.11 | メインキャスト発表 |
| 2022.03 | 追加キャスト発表 |
| 2022.05 | メリー号の外観公開 |
| 2023.01 | 23年内の配信が決定 |
| 2023.06 | 配信日が正式決定 ティザー予告編公開 特設サイトOPEN |
| 2023.07 | 吹き替えキャスト決定 本予告映像が解禁 |
| 2023.08 |
サントラ「Wealth Fame Power」配信 特別試写会開催 |
以上、実写版ワンピース配信前に公開されている情報から、ワンピース原作との繋がりのあるシーンをまとめました。配信後、実写ドラマ内で新たに原作とのリンクを見つけたら追記します。
