赤髪のシャンクスがイーストブルーにいた2つの理由とは?最弱の海と呼ばれる東の海フーシャ村に長期滞在していたシャンクスは何をしていたのか。ワンピース本編に描かれた伏線をもとに考察する。

シャンクスの「イーストブルー」長期滞在の目的とは?

シャンクスのフーシャ村滞在

ルフィの憧れの海賊シャンクス。現在から12年前、フーシャ村で出会った少年ルフィにシャンクスが麦わら帽子を託し、ワンピースの物語が始まります。

赤髪のシャンクスとは

赤髪海賊団船長であり、四皇の一人。ルフィが海賊に憧れるきっかけとなった人物。元ロジャー海賊団見習い時代にロジャーからトレードマークの「麦わら帽子」を受け継ぎ、後にルフィにそれを託した。

ワンピース1巻1話でシャンクスは「イーストブルー」での航海について、次のような発言をしていました。

シャンクス「この村を拠点に旅をして もう1年以上たつからな あと2・3回航海したらこの村を離れてずっと北へ向かおうと思ってる。」

引用:ワンピース1巻1話

シャンクスの出身は「西の海」であると判明しているので、「東の海」に長期滞在していたことには何らかの理由があると考えられます。

シャンクスの経歴

ここで、シャンクスの経歴をまとめておきます。

時期 経歴
25年前 ロジャー海賊団解散
??? 赤髪海賊団を結成
13年前 フーシャ村に停泊
12年前 ルフィに麦わら帽子を託す
6年前 四皇に名を連ねる
2年前 頂上戦争を止める

フーシャ村を出た後に四皇となるシャンクスが「最弱の海」と呼ばれるイーストブルーに1年ものあいだ停泊し、何をしていたのでしょうか。

シャンクスの目的とは

シャンクスはロジャー海賊団見習いをしていた際、自身の目的について以下のように語っています。

シャンクス「おれは自分の船を持ったら 時間をかけて世界をみてまわろうと思ってる 勿論 海賊としてだ」

引用:ワンピース3巻19話

ロジャー海賊団見習い時代には「世界を見てまわる」という目的を語っていたシャンクス。フーシャ村での長期滞在はそのためだったのでしょうか。

ただし、フーシャ村を拠点としていたのは13年前。24年前のロジャー処刑直後にバギーを仲間に誘っていることを考えると、赤髪海賊団を結成するまでそれほど期間は空いていない可能性が高いです。

シャンクス自身「時間をかけて」と発言しているものの、10年以上の間、世界を見て回っていたとは考えにくく、やはり、シャンクスが目的とする何かが「イーストブルー」にあったと考えられます。

シャンクスが「東の海」にいた理由として考えられる理由は2つあります。

シャンクスはイーストブルーで「ゴムゴムの実」を探していた?

シャンクスの航海と「ゴムゴムの実」

シャンクスの「東の海」での行動についてはほとんど描かれていませんが、一つだけ描かれたのが「ゴムゴムの実」に関する情報です。

ルフィが「ゴムゴムの実」を誤って食べてしまった際、赤髪海賊団のラッキー・ルウが以下のように叫びました。

ラッキー・ルウ「ないっ!! 敵船から奪ったゴムゴムの実が!!!!」

引用:ワンピース1巻1話

「敵船から奪った」とあるので、赤髪海賊団はイーストブルーで「何らかの敵」と戦っていたようです。もしかすると、シャンクスは「ゴムゴムの実」を探し、その実を得るためにイーストブルーに滞在していたのかもしれません。

だとすると、ルフィが「ゴムゴムの実」を食べた際の赤髪海賊団クルーらの異常なまでの驚き方にも納得がいきます。

また、ラッキー・ルウが敵船から奪った実を「ゴムゴムの実」と認識していたことから、「ゴムゴムの実」が特別な悪魔の実であった可能性があります。

ただし、敵船から奪った「ゴムゴムの実」をルフィが食べてしまった後もシャンクスはフーシャ村から長い航海に出ています(1巻1話)。

また、シャンクスがイーストブルーで「ゴムゴムの実」を探していたとして、「ゴムゴムの実」と「イーストブルー」を繋ぐ伏線が描かれていないことから、その可能性は高くはありません。

シャンクスと「ゴムゴムの実」については、この考察の最後に追加情報があります。

東の海でシャンクスは「もう1人の王」を探していた?

ロジャーが待つ「もう一人の王」

ロジャーがグランドラインを制覇し、海賊王となった直後に以下のようなシーンが描かれました。

海王類「生まれるよ……!! ぼく達の王が生まれるよ…遠い海でも生まれるね………2人の王がまた出会う日をクジラ達も喜んでいる ぼくらもずーっと待っていた あと少し…今度はきっとうまくいく」

引用:ワンピース96巻968話

海王類の言う「2人の王」のうちの1人は人魚姫しらほしであり、「今度はきっとうまくいく」とあることから、「もう一人の王」とは、魚人島で語られた「ジョイボーイ」に代わって「約束を果たしにくる者」であると考えられます。

2人の王しらほし&約束を果たしに来る者

ロジャーはその人物を「おれの息子だな」と発言し、仲間達に笑われていました。

魚人島で海王類の会話を聞くことができたのはロジャーと光月おでんのみですが、このシーンから、シャンクス含むロジャー海賊団の船員達は「もう一人の王」に関する情報を知っていたと考えられます。

だとすると、シャンクスはロジャーに代わり「もう1人の王」となる「ロジャーの息子」を探していた可能性があります。

「イーストブルー」とロジャーの息子

「東の海」と言えば、ロジャーの故郷「ローグタウン」がある海です。ロジャーの息子を探すとすれば、最初にローグタウン周辺を探したはずです。

さらに、「イーストブルー」にあるゴア王国「コルボ山」には、実際にロジャーの息子ポートガス・D・エースが山賊ダダンの元に預けられていました。

しかし、初めてシャンクスとエースが顔を合わせたのは、エースがゴア王国を出た後であり(57巻552話)、シャンクスは東の海ではエースと接触していません。

最終的にシャンクスは東の海「フーシャ村」で出会った少年モンキー・D・ルフィにロジャーの麦わら帽子を託して村を後にしました。

シャンクスと「もう一人の王」ルフィ

この時点でシャンクスがフーシャ村滞在の目的を果たしていたのだとすれば、「ルフィとの出会い」こそイーストブルーでのシャンクスの目的であった可能性があります。

フーシャ村を出航したシャンクスは、その後、シャボンディ諸島で元ロジャー海賊団副船長レイリーと偶然再会し、ルフィについて以下のように語ったと言います。

シャンクス「レイリーさんおれァ本当に驚いたよ!!! “東の海”に…!! ロジャー船長と同じ事を言うガキがいたんだ……!! 船長のあの言葉を…!!!」

引用:ワンピース52巻506話

やはり、シャンクスはロジャーと同じ「何か」をルフィに感じ、麦わら帽子を託したようです。そして、白ひげのもとを訪ねた際にもシャンクスはルフィについて語っています。

白ひげ「おめェ程の男が”東の海”で腕一本落として帰って来た時ァ…誰もが驚いたもんだ どんな敵にくれてやったんだ その左腕…」
シャンクス「…………コレか……“新しい時代”に懸けて来た…」

引用:ワンピース45巻434話

ルフィのことを「新しい時代」と呼んでいることから、シャンクスはルフィこそが未来に生まれる「もう一人の王」であると確信していたと考えられます。

ロジャーは未来に生まれる「もう一人の王」について、「おれ達を超えていく」存在であり、その人物が「ひとつなぎの大秘宝」を見つけると発言しています。

ロジャー「あの”声”は…きっと『真実』 誰かが生まれるーそして おれ達を超えていく!! おれ達は……早すぎたんだ “ひとつなぎの大秘宝”か………誰が見つけるんだろうな」

引用:ワンピース96巻968話

そして、シャンクスもまた、ルフィに麦わら帽子を託す際、同じ内容の発言をしています。

ルフィ「おれはいつか この一味にも負けない仲間を集めて!! 世界一の財宝みつけて!!! 海賊王になってやる!!!」
シャンクス「ほう…!! おれ達を超えるのか………じゃあ…この帽子をお前に預ける」

引用:ワンピース1巻1話

シャンクスが「おれ達を超えるのか」と発言し、「じゃあ…この帽子をお前に預ける」としたことから、シャンクスはルフィという「もう一人の王」となる存在を見つけたことで、イーストブルーでの目的を果たし、フーシャ村での長期滞在を終えたと考えられます。

まとめ:シャンクスがイーストブルーに長期滞在していた理由

シャンクスがイーストブルーに長期滞在していた理由について、ワンピース本編に描かれた現在までの情報から考察しました。

シャンクスのイーストブルー滞在の目的として、考えられるのは以下の2つです。

シャンクスのイーストブルー滞在の目的

  • 「ゴムゴムの実」を探していた
  • 「もう一人の王」を探していた

ただし、現時点ではどちらも決定的な伏線は描かれていないので、可能性という程度にとどめておきます。

追記

シャンクスが「ゴムゴムの実」を奪ったのは世界政府の護送船

ワンピース1017話にて、シャンクスと「ゴムゴムの実」に関する新情報が描かれました。

シャンクス率いる赤髪海賊団が12年前に「敵船から奪った」とされてきた「ゴムゴムの実」ですが、それ以前に世界政府が「ゴムゴムの実」を護送していた事実が明かされました。

フーズ・フー「12年前…政府の船で護送中の”悪魔の実”が奪われた ーそして2年前…”麦わらのルフィ”が頭角を現した時 おれは驚いた…あの時奪われた『ゴムゴムの実』を”麦わら”が口にしてたからだ!!!」

引用:ワンピース1017話

今回、「ゴムゴムの実」の重要性が判明したことで、シャンクスがイーストブルーに長期滞在していた理由が「ゴムゴムの実」にあったという可能性が高くなったと言えます。

詳しくは、以下の記事に考察しています。

世界政府がゴムゴムの実を護送?シャンクスはゴムゴムの実の秘密と前任者を知っているのか

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9件のコメント

  1. 匿名

    やっぱりロジャー関連というのが濃厚じゃないですか?マキノが理由でクルー巻き込めないしね~

  2. 匿名

    東の海はワンピースで重要な何かがあると思う
    ドーン島
    ローグタウン
    Dの出身も
    それ関係でシャンクスは何かを探していたのかな

  3. トパ

    ゴムゴムの実を探してたんじゃない?

  4. 匿名

    かんかん!男のかん

  5. 匿名

    これよく取り上げられるけどそんなに重要?

  6. 匿名

    ゴムゴムの実をシャンクスが探してたんだとしてなぜゴムゴム?ロジャーがゴムゴムの実の能力者だったとかって考察あったけどロジャーの過去にそんな攻撃ないしロジャーの手のびたらなんかイメージにあわなくね

  7. 匿名

    ゴムゴムの前能力者はいずれ出てきそう!

  8. 匿名

    ゴムゴムの実の前任者は「ジョイボーイ」では?

  9. 匿名

    シャンクスといえば、頂上戦争の仲裁でも疑問が。

    あの戦争に乱入した黒ひげが、被害無く撤退できているのって、よく考えたら絶対にありえない。

    海軍にとっても、白髭残党にとっても、あの時点で黒ひげは絶対に生かしておけない存在でしょ。
    シャンクスに頂上戦争を止められた後、両軍とも矛先変えて追撃してないとおかしい。
    だって「インペルダウンに襲撃かけてヤバイ奴らを連れ出して、地震の力まで奪ったヤツ」だし、「親父の仇で仲間の仇」だし、見逃せるわけがない。
    白髭側は隊長達まで瀕死で、三大将はルフィ追撃優先二人に黒ひげに思うところ有り一人で当てにならない状態だったけど、センゴクとガープは健在だったんだから、シャンクスが止めない限りは追撃をかけないわけがない。
    赤髪海賊団は、ルフィへの追撃はあっさり許しているんだから、黒ひげに関してだって、センゴクに「黒ひげ追撃には口出し無用」と言われれば「どうぞ」でもおかしくなかったはず。
    でも実際のところ黒ひげはあの場では追撃をうけていないっぽい。
    それって、センゴクがあの時点で黒ひげの驚異度に気付いていない無能か、シャンクスが「黒ひげを生かしておきたい」と積極的に思っていないと起こりえない結果だよね。
    そこは当然後者だろうし、そうなると「あの仲裁、下手したら、最大の目的は黒ひげを救うことだった?」ってなってくる。

    この「仲裁の裏」の話、検索しても出てこないっぽいけど、割りと見逃せないポイントだと思うんだよな。
    もしも作者がこの件の裏を何も考えてなかったら、
    みすみす黒ひげを見送った海軍がただの無能集団になっちゃう。

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