当サイトでも黒ひげティーチの「ケルベロス説」は何度も取りあげているが、その伏線をまとめる。なお、この記事は「黒ひげマーシャル・D・ティーチの謎」の続きであるので、まだ読んでない方はそちらを一読していただきたい。
黒ひげマーシャル・D・ティーチ「ケルベロス説」
黒ひげティーチが「ケルベロスの能力」を持っていると以前の記事で考察した。
黒ひげティーチはケルベロスの「魂を食べる」能力によって白ひげの悪魔の実を得たと考察しているが、ここではワンピース作中に数多く敷かれたケルベロス説の伏線をまとめる。
ワンピース作中におけるケルベロスと黒ひげティーチ
ワンピースにおいて「ケルベロス」は2度登場している。
- 裁判長バスカビル(エニエス・ロビー編)
- 動物ゾンビ「ケルベロス」(スリラーバーク編)
1度目はエニエス・ロビー編にて3つの首を持つ裁判長バスカビルが「ケルベロス」と呼ばれたが、仲良しトリオであった。2度目に登場したのはスリラーバーク編動物ゾンビ「ケルベロス」は、ドクトル・ホグバックによって継ぎ接ぎにされた2匹の犬と狐であった。ワンピース「3度目の正直説」に当てはめるならば、3度目に登場するのが本物のケルベロス黒ひげティーチであろう。
なお、シロップ村にてウソップがブルドックに対し「ケルベロスだ追い払え」という嘘をついているが、「ウソップの嘘は現実になる説」から考えても本物のケルベロスは作中に必ず登場すると考えて良いだろう。
エニエス・ロビー編裁判長バスカビルとケルベロス黒ひげティーチ
さて、そのケルベロスと黒ひげが結びつくかどうかであるが、やはり作中に伏線があるので紹介する。それが、先にも挙げたエニエス・ロビー編の裁判長バスカビルである。以下の画像を見て欲しい。
バスカビルを構成する3人の特徴が、黒ひげの奪った実の持ち主サッチ、白ひげ及び黒ひげの髭と酷似しているのである。つまり、このケルベロスと呼ばれた裁判長バスカビルは黒ひげの中にいるサッチと白ひげ(実際には頂上戦争後)、そして黒ひげ自身を表していると考えられる。
さらに、この裁判長バスカビルは11人の「陪審員」を解き放つのだが、その正体は元海賊の「死刑囚」であった。これはインペルダウンLEVEL6にて黒ひげが囚人を解き放ったこととも繋がる。
「ケルベロス」と呼ばれた裁判長バスカビルが黒ひげをモチーフとしていることは黒ひげケルベロス説の一つの根拠となるだろう。
さらに黒ひげマーシャル・D・ティーチ登場回には必ずといっていいほどケルベロスを連想させる伏線が敷かれている。以下、その伏線を記しておく。(追記:2014.12.08)
ケルベロス説の伏線:黒ひげ初登場回とエニエス・ロビー「法の番犬部隊」
黒ひげ初登場回に描かれた「3つの顔」
黒ひげティーチの初登場は空島編の直前24巻223話モックタウンであるが、その際、黒ひげの海賊旗3つのドクロを連想させる描写がある。トロピカルホテルの従業員が「フェイント フェイント」と顔を動かし、顔が3つに見えるという描写がそれである。これが黒ひげティーチの初登場回に描かれていることから何かしら黒ひげティーチと関係していると思われる。
この3つの顔、先に見たバスカビル登場のエニエス・ロビー編でもまた描かれていた。40巻380話でエルバフの巨人オイモがロープに巻かれて引きずられるシーンである。
モックタウンでの3つの顔と黒ひげの初登場を考えると、この回にも黒ひげに関係する何かが登場しているはずである。この回で登場するのは先ほどの裁判長バスカビルが呼んだ「法の番犬部隊」であった。
黒ひげと「法の番犬部隊」のかぎ爪
「番犬」といえば「地獄の番犬ケルベロス」と関係することは明らかであろう。さらに犬に乗る法番隊が手に鉤爪をつけていることが重要である。
鉤爪といえばかつての黒ひげティーチが鉤爪を武器としていた様子が65巻645話に描かれており、裁判長バスカビルに続き「番犬部隊」もまた黒ひげティーチのケルベロスを象徴するモチーフとして描かれている。
この黒ひげティーチの鉤爪はケルベロス説の反論としてしばしば取り上げられるが、ここでケルベロスのモチーフと一緒に描かれていることから、ケルベロス説を否定するものではないと当サイトでは考える。
ケルベロス説の伏線:黒ひげ登場シーンとケルベロス
さらに黒ひげティーチの登場シーンを見て行こう。モックタウン後にルフィが黒ひげティーチと再会したのはインペルダウン脱出時である(56巻542話)。この回にもやはり黒ひげとケルベロスを結びつける表現がある。
それが542話の扉絵である。カルーが引くドーベルマン風の犬。犬=ケルベロスというだけでなく首輪が重要である。黒ひげの首につけられた真珠のネックレスを意図的に描いているのではないか。ここでもまた黒ひげと犬の関係が表現されている。
次の黒ひげティーチ登場は頂上戦争終盤の59巻575話である。先の2つの例を考えるならばここでもまたケルベロスに関する伏線が描かれているはずである。白ひげと赤犬の戦闘シーンにおける赤犬の技「冥狗(めいごう)」とは、まさに「冥界の狗(いぬ)」=ケルベロスを表しているだろう。
このように黒ひげが本編のストーリーに登場する際には必ずといっていいほど「ケルベロス」に関する伏線が敷かれている。よって当サイトでは「黒ひげ=ケルベロス」の立場を取ることとする。
以上、黒ひげティーチの「ケルベロス説」の伏線を追加しました。
なお、詳しい考察は、以下の考察を参照のこと。
これは・・・
言われてみるとそっくりですね。。
サッチのは髭じゃなくなってるけど
すご!よくこんなの発見したなあ。
またいつものケルベロス説かと思ったら
ちょっとスゴかった
ルフィと対決もしくはシャンクスと戦う時バスカビルのようにサッチ.白髭.黒髭の三つの顔にモジャ毛がプラスされるか全ての顔をモンタージュさせて一つの顔になるかだね
よくわかりました
これは間違いないと思う、尾田さんらしい伏線の張り方だもん。すばらしい!
尾田っちはこのサイトもう見たのかな?見てたら嬉しいだろうな。
いや凄い、あんた頭良いな!んでワンピース大好きなんだなー
凄いですね!説得力あります!
うわっ!凄すぎ!こんなのよくみつけれるなー!
某編集者で働いてますが
このサイトかなり有名ですよ
すげぇの一言
アンチケルベロス派これ見ても反論すんのかな
無理だろうなこれは
黒ひげケルベロス決定ってことで
すごい。。。。。。
すごい、
よくみつけたな。笑
イヌイヌの実?
モデルケルベロス?
幻獣種?
悪魔の実は何でもありかよ…
ケルベロス出すための前振り幻獣種不死鳥マルコですね。
シンクロニシティってやつ?
神視点の考察だ。すばらしい!
あえて疑問を投げ掛けるのなら、なぜ黒ひげが真ん中じゃないかってとこですね。これは完全なる妄想ですが、実際にケルベロスの能力が魂を食べてそこに付随している悪魔の実の力を取り込むというものであれば、結果的に悪魔の実の能力+人の魂を吸収したことになりますよね?ということは黒ひげの体内にはサッチと白髭の魂も存在していることになります。そして今はその2人の魂を押し沈めている状態だとすると、なにかが起因することで肉体の主導権争いがおこると思うんです。ハガレンでいうところのリンとグリードみたいに。そこで白髭に軍配があがり事実上の白髭復活!物語の最終章であれば自らの肉体にとどめをさしてジ エンドっていう展開のスーパーな伏線であると思います。以上ロマン溢れる妄想でした♪
こういうの嫌いじゃねぇぜ
ロマンがあっていいじゃねぇか
アンチケルベロス説の奴はコメントしてこないとこみるとこの記事呼んで退散したのかしら
トロピカルホテルの奴は以前から違和感を感じていたが、そういう伏線だったのか
黒ひげケルベロスはミスリード 実はヒドラだって言ってる奴いたからこの考察見せたら黙っちゃた。。。
僕は黒ひげ=ヒドラだと思うんですよね
【最終回考察】のコメント31~33にも書きましたけど
ヒドラは3つの頭を持つ龍で再生能力があり不死です
悪魔の実を食べて龍なのではなく龍人族等でもともと龍なのだと推測します
黒ひげの目的は古代兵器に酷似した悪魔の実の能力を得ること
現在ヤミヤミとグラグラを持っています
あと1つ実を食べることができますから次はゴロゴロ(エネル)が狙われるかもしれません
黒ひげもDなのです
海神であるポセイドンは三ツ又の鉾を大地に刺して地震を起こすといいます
グラグラ(悪魔の実)とポセイドン(古代兵器)はつながります
黒ひげ=ヒドラの3つの頭には3つ感情が対応しています
さらに3つの感情には3つの悪魔の実の能力(古代兵器)が対応しています
怒→ヤミヤミ=プルトン
悲→グラグラ=ポセイドン
楽→(ゴロゴロ?)=ウラヌス
しらほしはいつも泣いていました
エネルは(悪い意味でですが)楽しんでいました
この怒り、悲しみ、楽しみの3つの感情を合わせて悲怒楽(ヒドラ)と読む事ができます
神話のヒュドラは傷口を焼かれると再生能力を失ってしまうという弱点があります
同じDであるエースがヒュドラと似たような倒され方をしているので気になるところです
黒ひげが赤犬を避ける理由がここにあるのかもしれません
不死であっても赤犬との闘いはリスキーです
インペルダウンに侵入した黒ひげの目的はレベル6の囚人を仲間にすることですが、黒ひげはマゼランに用があってマゼランを探していたようにも思えます
ヒュドラの内臓は毒でありマゼランはヒドラを使います
>1668. [ NO-NAME ] 2014.12.13
>僕は黒ひげ=ヒドラだと思うんですよね
上のヒドラの説面白いと思います
でもこの記事みたいにケルベロスの伏線がたくさんあることどう思いますか?
オダっちのミスリードでしょうか
それにしてはいっぱい出しすぎてると思います
残念ながら(?)ケルベロスは確定かなと思います
ヒドラの説もこのケルベロスの説に比べると根拠が弱いかな
ティーチがもし能力を複数持てる能力者だとしたら?本来は1つ以上持てないがティーチは最大3個まで持てる能力者で、自然 超人 動物から選び何らかの方法で奪う。能力者狩りをしてるのは自身が求める最後の1つを捜しているからでは?その最後の1つは俺は案外あの座頭市の重力を操る能力じゃないかなと思います。トーナメントに参加させてたのは偵察と頃合いを見てティーチを呼ぶ為か?
能力者狩りってのは?
赤犬と今はまだ戦う時じゃねぇ。みたいなこと言ってたけど、赤犬に勝てる能力を手に入れてから戦うつもりじゃね?
ケルベロスはかなり確率高いと思うけど、あの爪もケルベロス説の否定を示唆してるのかも。
でもこれでケルベロスじゃなかったら進路変更したのかと疑ってしまいそうだわ。
俺はケルベロスってのは真っ先に浮かんで皆に言ってたけど、あまりに簡単すぎるというか、、、なんかこれでケルベロスなら面白くないよね。
そこかよ!!!みたいな展開で来てくれた方が読者としては嬉しいかな。
でもこうやって色々と可能性になりうる描写を提示されるとケルベロス説の可能性が高くなってくるんだよな。
もうわからん。でも一番有力である事は間違いない。
これに対抗する説と根拠を誰か提示して盛り上げてくれ。
いや俺はケルベロス説派なんですけどね。
あっでもケルベロスじゃない可能性もあるよね。
個人的に能力者狩りが気になるんですよ。
なんで能力者限定で狩るの?他人から能力を奪えるから??
ちょっとそこについての考察お願いします。
それともあんま関係ない?
Dの一族とは悪魔の一族(デビル)の略で悪魔の実はそのDの一族が生み出した物でティーチはその末裔 Dの一族は悪魔の実を複数食べても平気な体の構造で他とは異質故に政府は恐れているのかもしれない。
勝手な妄想してみます。考察出はありません。
黒ひげはブラックドッグのヘアリージャック(人に化ける毛むくじゃらな黒犬)的な設定なのではないかと思います。
身体はブラックドッグを従えているギリシャ神話のヘカテーのように三相一体。例えば心臓と脳が他の人の物が移植されているとか。
黒ひげ初登場(223話)のときの
ルフィとのチェリーパイ、ドリンクの好みの差を対比している場面ですが
黒ひげはルフィに「てめェ 舌オカシイんじゃねェのか」と言っているのに対し
ルフィは黒ひげに「お前 頭オカシイんじゃねェのか」と言っています。
これは、
「頭」がオカシイ=黒ひげがケルベロスの能力で頭が3つある
ことを暗に示しているのではないかと思っています。
あと、225話で黒ひげが「今の戦いはそいつらの勝ちだぜ」と言った後の
同ページで「シャンクス」と「エース」の回想のコマがありますが
これも、黒ひげと関わったことがある人物を
この時点で暗に示していたのではないでしょうか。
エースが黒ひげを追っていることは、この時点で判明していますが
シャンクスの傷をつけたことは、まだ判明していませんでした。
ところで、黒ひげのもう2つの頭ですが具現化したとき
どこに締まって(?)いるのでしょうか。
ヤミヤミやグラグラの能力を出すときには
先にケルベロスの能力を行使する必要があると思います。
ということは、もう2つの頭は眠っているものの具現化しているのではないか。
実は、髪の毛の中に締まっているのかも!!
ルフィとゾロは、その締まっている頭を感じて「あいつら」だと感じたのだとしたら
見聞色の覇気の才能があることを暗に示していると思います。
残念ながら、ナミにはその才能がないのでは。
以上、長文失礼致しました。
ケルベロスがヒトヒトの実ってのはないのかな?
たしか、チョッパーの食べたのはヒトヒト実だけど、モデル書いてなかった気がしたし、明らかに人っていうより雪男だから、モデル雪男と仮定して、ヒトヒトの実 モデル人間がでてないことになる。
チョッパーのドラム王国の話で、黒髭の話が出てきたってのも、チョッパーと
同じヒトヒトの実って繋がりがある気がする。
そうなると、なんでDの名を持ってるかってなるんだけど、そこに覚醒したゾオン系の実は関係してこない?
覚醒したゾオン系の
話も黒髭の出てきたインベルダウンの話だし。
覚醒したゾオン系の実って、ゾオン系の実の元になった者の意志みたいなのが宿るのかなと。
つまり、
1.ケルベロスがヒトヒトの実 モデル人間 を食べた
2.覚醒して、ヒトヒトの実の元になったマーシャル・D・ティーチ(故人?)の意志?記憶?みたいなのを得た。
てのはどおなんだろ?