ルフィの夢の果て考察の概要
この記事では「ルフィの夢の果て」について考察しています。
ルフィの夢の果てとは
頂上戦争終盤、死に際のエースが「ルフィの夢の果て」が見れないことが心残りだと語った。「ルフィの夢の果て」とはルフィが「ゴア王国で叫んだ言葉」、シャンクスの言う「ロジャーのあの言葉」と同じ内容である。幼少期のルフィは「ひとつなぎの大秘宝」を手に入れ、その財宝で世界を買うことによって「最も自由な王」となることを夢見た。いずれ、ルフィは世界中の全種族と共闘し、世界を天竜人による支配から解放する「巨大な戦い」を起こす。その後、ラフテルにある「莫大な財宝」による「宝払い」で世界中の全種族と「巨大な宴」をする。
これまでに、「ルフィの夢の果て」については以下のことが確定しています。
そして、この「ルフィの夢の果て」とは、ルフィが海賊王となる夢を叶えた後に起こす行動であるので、ワンピース最終回に関わる最重要伏線の1つとなっています。
よって、この考察では、「ひとつなぎの大秘宝」「Dの意志」「ジョイボーイの約束」など、ワンピース最終章で描かれる全ての重要伏線に触れています。これらワンピースの最終章について、先入観を持ちたくない方はこの先の考察にご注意ください。
ルフィ夢の果てと映画「FILM RED」
「ルフィの夢の果て」とは、幼少期のルフィが「ゴア王国で叫んだ言葉」を指すため、この「ルフィ夢の果て」と「FILM RED」のストーリーには深い繋がりがあります。
というのも、「FILM RED」では、ワンピース原作でこれまで描かれてこなかった、フーシャ村での回想シーンにルフィが海賊王を夢見るきっかけとなった背景が描かれているからです。
さらに、「FILM RED」入場者特典「コミックス巻四十億“RED”」にも「ルフィの夢の果て」に関する情報が描かれています。

そして、「40億巻」の記述と映画連動アニメでの「あるシーン」を合わせることによって、完全に答え合わせができるような仕掛けになっています。
なんと、アニメでの幼少期のルフィの発言はここでの考察とほぼ一致していました。よって、ルフィの夢の果ての内容に関しては、かなり正解に近いものとなっていると考えます。
ルフィが「ゴア王国で叫んだ言葉」とは
それでは、この考察で導き出した、「ルフィの夢の果て」の答えを先に示しておきます。ルフィがゴア王国で叫んだ言葉とは、以下のようなセリフであると考えます。

「そうかよーし おれはなァ!!! ワンピースを手に入れて! 世界をまるごと買って! 自由に世界を冒険する!」
「そんで毎日 いろんな奴と宴をして 世界中の食べ物を喰うんだ! “宝払い”で!」
このセリフを見て、どのように感じたでしょうか。「単純すぎる」と思われた方が多いのではないでしょうか。
しかし、このセリフの「世界を買う」「世界を自由に冒険する」「宴」「宝払い」という言葉には、実はワンピースの物語における非常に重要な意味が含まれています。
以下の考察で、どのようにこのセリフに辿り着いたのか、詳しい根拠を挙げながら説明します。現時点での疑問は一旦脇に置いて、この考察の過程を楽しんでいただければと思います。
CONTENTS
ワンピース1060話「ルフィの夢の果て」への麦わらの一味の反応
ワンピース1060話で、ルフィが初めて麦わらの一味の仲間の前で「夢の果て」を語りました。
それに対する仲間たちの反応を以下にまとめました。(過去に描かれたロジャーの言葉に対する白ひげ、おでんの反応も含みます)
ルフィの「夢の果て」ロジャーの「あの言葉」への反応 | |
---|---|
唖然 | サボ、エース、白ひげ、おでん、ゾロ「は??」 |
ナミ「えェ??」呆れる | |
面白い | ブルック「面白すぎますそれ」 |
ジンベエ「ワハハハハハ」笑い&涙 | |
シャンクス(笑い&涙) | |
幼稚 | 白ひげ「ガキでもあるめェし」 |
共感 | チョッパー「その夢いいな」 |
フランキー「最高だ」 | |
懐疑的 | フランキー「海賊王にならないと無理」 |
ウソップ「そんな事できるわけねェだろ!!」 | |
気づき | ロビン「…」 |
涙 | ヤマト「ぼくは笑わないよ」 |
これら「ルフィの夢の果て」に対する麦わらの一味の反応に関しては、以下に新しい考察があります。

「ルフィの夢の果て」とは何か
エースが語る「ルフィの夢の果て」
まず最初に「ルフィの夢」とは何でしょうか?
これまでのルフィの発言から考えるならば、「ひとつなぎの大秘宝”ワンピース”を見つけて海賊王になること」であると言えます。

モンキー・D・ルフィとは
「麦わらの一味」船長であり、超人系悪魔の実「ゴムゴムの実」の能力者。夢は海賊王になること。
しかし、このルフィの夢には「続き」があると言います。
頂上戦争終盤、エースがルフィの「夢の果て」として次のような発言をしました。

エース「心残りは……一つある…お前の—“夢の果て”を見れねェ事だ…… …だけどお前なら必ずやれる……!!! おれの弟だ……!!!
…昔誓い合った通り…おれの人生には…悔いはない!!
おれが本当に欲しかったものは…どうやら”名声”なんかじゃなかった… …おれは”生まれてきてもよかったのか”欲しかったのは…その答えだった」
「夢の果て」とういう表現とその後のエースの発言から考えると、「夢の果て」とはルフィが夢を達成した後に起こす何かということになります。
ルフィの夢の果てルフィが夢を達成した後に起こす何か
よって、「ルフィの夢の果て」とはワンピースの物語の最終回間際に描かれる内容であり、ワンピースにおける最重要ワードといっても過言ではありません。
この「ルフィの夢の果て」について、ワンピース本編に描かれた記述をもとに考察していきます。
ゴア王国で叫んだ「ルフィの夢の果て」
エースは「夢の果て」という言葉のあとに「昔誓い合った…」と続けました。さらに続く「名声」が欲しいという部分はゴア王国での「あるシーン」を指しています。
エース、ルフィ、サボが幼少期を過ごしたゴア王国の回想部分ですが、この場面が「ルフィの夢の果て」と深く関わっていると考えられます。

エース「最高の”名声”を手に入れる!! “大海賊”になって見返してやんのさ!!!」
ルフィ「ししし…!! そうかよーし おれはなァ!!! ………」
サボ エース「は??」
エース「お前は…何を言い出すかと思えば…」
サボ「あははは面白ェなルフィは!! おれお前の未来が楽しみだ!!
この「ルフィが夢を叫ぶシーン」では、あえてセリフが伏せられており、その後のサボとエースの反応から、ルフィの発言が驚くべき内容であったことがわかります。
つまり、このシーンの「伏せられたルフィの発言」こそが、「ルフィの夢の果て」の内容であることは間違いないでしょう。
ロジャーと同じ「あの言葉」とルフィの夢の果て
ルフィの夢「海賊王」とは
さらに、「ルフィの夢の果て」のヒントはルフィの夢である「海賊王」にも隠されていると考えられます。

ルフィの夢「海賊王」とは
「ひとつなぎの大秘宝」を見つけ、「この世の全て」を手に入れた者の称号。
「海賊王」とは海賊達の頂点であり、「支配者」と捉える者達が多いですが、ルフィの思い描く「海賊王」は少し違っています。そして、そのことがルフィの夢の果てを考える上で非常に重要な意味を持ちます。
シャボンディ諸島から魚人島へ旅立つルフィが「海賊王におれはなる」と叫ぶ姿を見て、レイリーはルフィの姿にロジャーを重ねて涙しました。
ロジャーと同じ「あの言葉」
ルフィとロジャーの共通点と言えば、元ロジャー海賊団シャンクスが以下のように語っています。

シャンクス「レイリーさんおれァ本当に驚いたよ!!! “東の海”に…!! ロジャー船長と同じ事を言うガキがいたんだ……!! 船長のあの言葉を…!!!」
ゴア王国でのルフィの発言と同じく、ロジャーの「あの言葉」も意図的に隠されていることから、この言葉がルフィの「夢の果て」と関わっていると考えられます。
さらに、その後に続くシーンで「この強固な海を支配できるか」と聞くレイリーにルフィは次のように答えました。
ルフィ「支配なんかしねェよ この海で一番自由な奴が海賊王だ!!!」
この発言から、ルフィにとって海賊王とは「一番自由な奴」という認識であることが窺えます。
さらに、この発言の直後、レイリーが意味深に微笑んでいることから、このルフィの言葉がロジャーを彷彿とさせる発言であったと分かります。
実際に似た内容の言葉をワンピース0巻で海賊王ロジャーが語っていました。
ロジャー「おれは“支配”に興味がねェんだよ シキ!!! やりてェ様にやらねェと海賊やってる意味がねェだろ?」
このロジャーのセリフは「支配ではなく自由を求める」という点でルフィの発言に非常によく似ています。
よって、ロジャーとルフィに共通する「あの言葉」とは、「支配ではなく自由を求める」という内容であると考察できます。
- ルフィの「夢の果て」はルフィが夢を達成した後に起こす何かである
- ルフィの「夢の果て」はルフィがゴア王国で叫んだ言葉である
- ルフィの「夢の果て」はサボ、エースを唖然とさせるものである
- ルフィの「夢の果て」とロジャーと同じ「あの言葉」は共通の内容である。
- ロジャーとルフィーに共通する言葉は「支配ではなく自由を求める」という内容である。
ゴア王国でルフィが叫んだ「夢の果て」
ゴア王国でルフィが叫んだ言葉
さて、「ルフィの夢の果て」の内容について、だいぶヒントがあがってきたのではないでしょうか。
ここまで、「ルフィの夢の果て」とは、ルフィが「ゴア王国で叫んだ言葉」であり、ロジャーと同じ「あの言葉」と同じ内容であると考察しました。
それでは、ルフィはゴア王国で具体的にどのような言葉を叫んだのでしょうか。
これらのヒントから導き出されるルフィの「夢の果て」は以下のような発言であったと考えます。

「そうかよーし おれはなァ!!! ワンピースを手に入れて! 世界をまるごと買って! 自由に世界を冒険する!」
「そんで毎日 いろんな奴と宴をして 世界中の食べ物を喰うんだ! “宝払い”で!」
幼少期のルフィの性格を考えると、それほど違和はないのではないでしょうか。
ここで重要となるのは以下の3つです。
ルフィの夢の果てのポイント
- 世界を買う
- 宝払い
- 巨大な宴
これらは、ルフィが宝を得た後の行動として、ワンピース作中にしっかりと伏線が描かれています。
ただし、「支配ではなく自由を求める」というロジャーと共通の思想が反映されていないように感じるでしょうか。
しかし、「世界を買う」とは「世界を支配から解放する」ことと同じ意味であることがワンピース作中で明確に示されています。
世界を買う!!? ルフィの夢の果てと「支配のない自由な世界」
ルフィ「ワンピース発見」のその後の夢
このサイトで「ひとつなぎの大秘宝編」と位置付けている「ガイモン編」に伏線が張られています。

ガイモン「”ワンピース”はお前が見つけて世界を買っちまえ!!」
ルフィ「ああ! そうする」
実は、ルフィのワンピースを見つけた後の行動について描かれているのは、ワンピース本編でもこのセリフだけなのです。
ガイモンのセリフとルフィの「夢の果て」発言は以下の関係になります。
ガイモンワンピース発見→世界を買う
このガイモンの発言との関係から、ルフィの「夢の果て」とは「世界を買う」ことだと導き出せます。
だとすれば、「世界を買う」とはどのような意味となるのでしょうか。
ルフィの夢の果て「世界を買う」の意味
麦わらの一味に同じ意味の発言をしていたメンバーがいます。

ナミ「何が何でも一億ベリー稼いで私はこの村を買うの!!」
ルフィの仲間になる以前のナミは、魚人族アーロンに支配されていた故郷「ココヤシ村」を買うため、海賊専門の泥棒をしていました。
ナミの発言の「村を買う」とは、アーロンの支配から「ココヤシ村」を解放することを意味していました。
だとすると、ガイモンのセリフ「世界を買う」とは、ナミの発言と同じ意味を持ち、より範囲を広げた表現と考えることができます。
ガイモン「世界を買う」=世界を支配から解放して人々を自由にする
「世界を買う」の意味が「支配」からの解放と「自由」の獲得を意味しているとすれば、ここまでの考察と矛盾しません。
ここまでが、ゴア王国でルフィが叫んだ「夢の果て」が「世界を買う」という発言であると導き出した根拠です。
ゴア王国編に「ルフィの夢の果て」の伏線あり!
ゴア王国編とルフィの求める「自由」
ルフィが「世界を支配から解放する」という思想を持った背景について、もう少し考えてみましょう。ルフィが「夢の果て」を叫んだゴア王国編にその伏線が描かれています。
ゴア王国編ではルフィの幼少期が描かれており、ルフィが「自由」を求めるきっかけとなった過去とワンピースにおける「支配」と「自由」がテーマとなっています。
そのことが、サボを失った直後のエースのセリフによく現れています。
サボ(回想)「おれ達は必ず海へ出よう!!この国を飛び出して自由になろう!!!」
エース「サボが一体何に殺されたのかわからねェ…でもきっと“自由”とは反対の何かだ…!!自由を掴めずにサボは死んだけどおれ達が生きてる!!!(中略)いつか必ず海へ出て!!思いのままに生きよう!!誰よりも自由に!!!」
そして、子供であったルフィとエースが「自由」を求めてとった行動が、ルフィの夢の果ての大きなヒントとなります。

手紙「どくりつ国家をつくった A・L」
ダダン「国家?」
この手紙、実はルフィが夢を叫ぶシーンの後にも描かれていました。
手紙「どくりつする ASL」
「自由」を求めた幼少期のルフィは、ダダンの家を出て「独立国家」を作りました。
ルフィにとっての「自由」とは「誰にも支配されないこと」であり、ルフィは自由を求めて「独立した国を作る」という行動に出たというわけです。
ルフィが「夢の果て」を叫ぶシーンにこの「独立国家」が登場することから、ルフィの「夢の果て」とは「自由な国を作ること」であるという伏線であると考えられます。
ルフィの目指す「王」とは
ルフィの夢の果てが「自由な国を作る」ことであるとすると、「海賊王」となったルフィが「支配」しない「王」になるとはどういう意味なのでしょうか。
ルフィの目指す「王」とは「領域」に縛られずに海を自由に航海する王様です。だとすれば、ルフィが王となる「王国」とは、何を持って「国家」となるのでしょうか。
現実の世界では「国家の三要素」とされる国家の定義があります。
「国家の三要素」
- 領域
- 国民
- 主権
ルフィの目指す「王」はこのうち、「領域」と「主権」を持たないことになります。だとすれば、残るのは「国民」ということになります。
ワンピースには既に同じ思想を持つ「王」が登場しています。
コブラ「原因もわからず この国の民を討ち滅ぼすというのか!!? それこそが国を滅ぼすということだ!! いいか国とは”人”なのだ!!!」
アラバスタ国王コブラの「国とは人」というセリフは、まさにルフィの理想とする王を表していると考えられます。
そして、ルフィが王となった世界は「人と人とが自由に繋がる世界」であると言えます。
ルフィの目指す王国とジョイボーイについては、「巨大な王国の思想」として、以下に詳しく考察しています。

ルフィの夢の果てと「宝払い」の伏線
ルフィの幼少期と「宝」の使い道
ワンピースを見つけた後のルフィ行動のヒントとして、「世界を買う」の他にもう1つ重要なワードがあります。幼少期のルフィが描かれたワンピース1巻1話の次のシーンです。

マキノ「ルフィ あなたも何か食べてく?」
ルフィ「ああ じゃあ “宝払い”で食う」
シャンクス「でたな”宝払い”!お前 そりゃサギだぜ」
ルフィ「違う!! ちゃんと おれは海賊になって 宝を見つけたら金を払いに来るんだ!!」
このシーンでのシャンクスの反応から、ルフィの「宝払い」というセリフはシャンクスが何度も聞いている言葉であると分かります。よって、この「宝払い」が「ロジャーと同じあの言葉」に含まれる可能性が高いです。
実はこの言葉、ゴア王国でルフィが夢を語るシーンの直前にも描かれています。

サボ、エースと共に食い逃げをしたルフィが逃げるシーンで「たからばらい ルフィ」という書き置きを残しています。わざわざ「ルフィ」と名前を入れているところが意味深です。
さらに、決定的なのは、ゴア王国の回想が明けた直後に描かれた以下の扉絵です。

扉絵には「サボが天竜人に撃たれなかったら」という「もしも」の未来の3人が描かれています。
ルフィが「夢の果て」を叫んだ際、サボは「お前の未来が楽しみだ」と笑いましたが、尾田先生が書いた未来のルフィはやはり「宝払い」をしているのです。
この「宝払い」が伏線であるとすれば、ワンピースという「宝」を手に入れたルフィは「宝払い」で「食べ物を買う」という行動をとるのではないでしょうか。
その理由として考えられるのはルフィが好きな「宴」です。
ルフィの夢と「宴」
ルフィといえば戦いの後に盛大な「宴」を開くシーンが度々描かれています。そして、それはロジャーにも共通する性格のようです。
シルバーズ・レイリー「死にゆく男に称号など何の意味もない ーだがロジャーは喜んでいたな…何事もハデにやらかす事が大好きな男でね…宴もそう…戦いもそう…」
ちなみに、このセリフが描かれたのは「ロジャーのあの言葉」と同じくワンピース52巻506話です。
ルフィの「夢の果て」とロジャーの「あの言葉」が同じものであるとすれば、この「宴」はそのヒントとして描かれたワードである可能性が高いのです。
ルフィの夢の果てと「ひとつなぎの大秘宝」
ルフィの宝の使い道に関しては扉絵にも描かれています。「伝説は始まった」とタイトルがつけられた記念すべきワンピース100話のカラー絵です。

莫大な財宝を前にしたルフィが手にしているのは宝ではなく「巨大な肉」です。このワンピース100話を含むワンピース12巻の表紙でも宝を前にルフィが持っているのはやはり「巨大な肉」。
この扉絵から、「莫大な宝=ワンピース」を手にしたルフィは「肉を買って宴をする」と考えられます。
ルフィは「海賊は肉で宴をやるけど ヒーローは肉を人に分け与える奴の事だ!!」と発言しているように(64巻634話)、ルフィにとっての「肉」とは「宴」に欠かせないものであるからです。
また、「宴に欠かせないもの」といえば、ワンピース1巻の時点で伏線が描かれています。
ゾロ「早ェとこ”航海士”を仲間に入れるべきだな」
ルフィ「あと”コック”とさ”音楽家”とさァ…」
ゾロ「んなモン あとでいいんだよ!!」
ルフィが冒険の最初から「コック」と「音楽家」を仲間にしたいと考えた理由はまさに「宴」であり、「ルフィの夢の果て」の実現にとって、欠かせない役職であったことが伺えます。
ルフィの夢の果ては世界を冒険しながら「宴」をすることである
ルフィの夢の果てと最果ての島ラフテル
「Dの意志考察」では、ルフィは「巨大な戦い」によって真に自由な世界を実現し、海賊王となると考察しました。その後、最果ての島「ラフテル」にたどり着くと考えられます。
ラフテルは「最果て」「海の果て」と呼ばれる島であるので、ルフィの夢の果てが「ラフテル」の宝に関係することを示しているのではないでしょうか。
最果ての島ラフテル→宝の発見ルフィの夢の果て
「ひとつなぎの大秘宝考察」では、ラフテルには「ビンクスの酒」と巨大な王国が残した「財宝」が眠っていると考察しています。
だとすれば、ルフィはラフテルに残された「ビンクスの酒」と「財宝」による「宝払い」で宴をすることが可能であり、ここまでの考察と一致します。
宴と「人繋ぎの大秘宝」
先ほど、ルフィが目指す王国は「人と人とが繋がる世界」であると考察しました。人と人を繋ぐのが「宴」であり、「酒」とはまさに「人繋ぎの大秘宝」です。
ゴア王国で夢を叫んだ直後にその伏線が描かれています。

エース「お前ら知ってるか?盃を交わすと”兄弟”になれるんだ」
ルフィ「兄弟〜!? ホントかよー!!」
エース「海賊になる時 同じ船の仲間にはなれねェかも知れねェけど おれ達3人の絆は”兄弟”としてつなぐ!! どこで何をやろうと この絆は切れねェ……!! これでおれ達は今日から兄弟だ!!」
ルフィは、巨大な戦いで「自由な世界」を手に入れ、海賊王となる夢を実現します。
その後、ラフテルにたどり着き、「ビンクスの酒」と「財宝」を手に入れると考察しています。

その酒を届けるため、自らが「巨大な戦い」で創造した「支配」「差別」「分断」のない世界を自由に冒険すると考えます。
そして、冒険の先々で出会う人々と「宝払い」で宴をする。「人と人を繋ぐ宴」それこそがルフィの夢の果てです。
「宴」によって世界中の人々が繋がり、「真に自由な世界」が達成されるのではないでしょうか。
冒頭、ルフィの夢の果ては「ルフィが本当に欲しいもの」であるとしました。
ゾウ編で「ロードポーネグリフ」と「ラフテル」が話題となった82巻819話直後のSBSで「最悪の世代の趣味」が紹介されました。

なんと、ルフィの趣味は「冒険」と「宴」です。
ここでの考察の通り、ルフィの夢の果てがビンクスの酒を届ける「冒険」と宝払いによる「宴」であるとしたら、それこそまさに「ルフィが本当に欲しいもの」であることになります。
「ルフィの夢の果て」に深く関係する「ひとつなぎの大秘宝」の正体については、以下に詳しく考察しています。

追記:ここからは、ドレスローザ編以降に描かれた伏線と合わせてさらに考察します。
ルフィの「夢の果て」と全種族を巻き込む「巨大な宴」
FILM REDに描かれたルフィの夢の果て
映画「FILM RED」入場者特典「コミックス巻四十億“RED”」に「ルフィの夢の果て」に関する記述があります。ルフィとウタの思想に関する部分ですが、当然のことながら、その発言の内容は伏せられています。
しかし、「FILM RED」公開記念として放送された映画連動アニメでは40億巻で伏せられたルフィの発言がはっきり描かれています。そのシーンが以下です。
ルフィ「よーし おれも作ろう 新時代」
ウタ「簡単に言わないでよね 何?あんたの新時代って」ルフィ「おれは世界を冒険したい いろんな場所に行って いろんな奴らと会って いろんな喰いもん食べたいんだ シャンクスみたいに」
ウタ「それじゃ世界は変わらないじゃない」
ルフィ「そっか そのうち決める」
ウタ「何かあんたっぽいなって」
ただし、この発言がそのまま「ルフィの夢の果て」ではないと思われます。
しかし、「40億巻」で「ルフィの夢の果て」「ゴア王国で叫んだ言葉」とされた部分にあたるルフィの発言が「冒険」「人」「食べ物」を含んでいる点は注目すべきです。
このアニメ版でのルフィの発言を参考に、以下のようにルフィの発言を変更します。
「そうかよーし おれはなァ!!! ワンピースを手に入れて! 世界をまるごと買って! 自由に世界を冒険する!」
「そんで毎日 いろんな奴と宴をして 世界中の食べ物を喰うんだ! “宝払い”で」
「FILM RED」と「ルフィの夢の果て」については、以下に詳しく考察していますが、一部、劇場版ワンピースに関するネタバレが含まれますのでご注意ください。


「麦わら大船団」と巨大な宴
ドレスローザ編にて、ルフィの「夢の果て」に関係すると考えられるセリフが登場しました。ドレスローザで共闘した海賊たちが「親子の盃」ならぬ「子分盃」を交わし、「麦わら大船団」が結成されたシーンです。

ルフィ「だからよ!! おれは“海賊王”になるんだよ!!! 偉くなりてェわけじゃねェ!!!」
一同「??」
バルトロメオ「…なんか言いてェ事が事がわかってきたべ ルフィ先輩にとっての”海賊王”の意味が 偉いんでねぐて”自由”……!?」
ここでのルフィの発言は、海賊王という「称号」はほしいが、「権力」はいらないというような内容でした。
それを聞いた「麦わら大船団」の船長らが、ゴア王国でのサボとエースと同じ反応を見せていることから、このシーンもまた、ルフィの「夢の果て」と関係すると考えられます。
だとすると、これまでの考察の通り、やはりルフィの「夢の果て」は「自由」と関係することが分かります。
さらに、このシーンに「戦い後の宴」が描かれていることに注目します。
麦わら大船団が「巨大な戦い」を引き起こし、「巨大な宴」を起こすことは「Dの意志」考察シリーズで詳しく考察しました。
だとすれば、ルフィの「夢」が達成されたのち、世界中の全ての種族を巻き込む「巨大な宴」が描かれると考えられます。
ルフィの「夢の果て」の内容を知るエースの技に「大炎戒(=大宴会)」とあるのもその伏線かもしれません。

巨大な宴
このサイトではワンピース最終章で「巨大な宴」が描かれると考察していますが、その部分に関連して、尾田先生が最近、読売新聞のインタビューで以下のように答えました。
人が死ぬ場面を描きたくないのは、戦いの後に「宴(うたげ)」を描きたいからです。誰かが死ぬと、楽しい宴はできないじゃないですか。宴は僕の理想の友情の形です。最後も大宴会で終わりたい。
このインタビューでの発言により、ワンピースの物語は「大宴会」で終わることが確定したと言えます。だとすれば、ワンピースを手に入れ、海賊王となった後のルフィの「夢の果て」が「巨大な宴」であると考えても矛盾はありません。
ちなみに、上で考察したガイモンも扉絵シリーズ「バギー一味冒険記」vol.9でガイモンがバギーと戦った後、意気投合して乾杯するシーンが描かれています(ワンピース6巻47話)。
ビッグ・マムの夢の果て「全種族との宴」
ここまでの考察を裏付ける根拠がホールケーキアイランド編で描かれました。「おれの夢」というタイトルがつけられた以下のセリフです。

ビッグ・マム「おれの夢は……!! 世界中のあらゆる人種が『家族』となり 同じ目線で食卓を囲む事…!!!」
ビッグマムの「夢」がルフィの目指す世界とリンクすることは以前の考察でも述べました。
ペコムズの「それこそがママの夢なのさ!!世界中の全種族が差別なく暮らせる国……!!!いや…この世の全てだ!!!」というセリフから「この世の全て」=「ひとつなぎの大秘宝」の正体は「世界中の全種族が差別なく暮らせる世界」であると考察しました。
このマムの発言を考えると、ビッグ・マムはルフィと同じように「海賊王」を目指し、「ひとつなぎの大秘宝」=「世界中の全種族が差別なく暮らせる世界」を手に入れることを夢見ています。
さらに、ビッグマムが「世界中の全種族が同じ目線で食卓を囲むこと」を目指しているのだとすれば、以下のように「ルフィの夢の果て」とぴったり重なります。
ビッグマム
海賊王&ひとつなぎの大秘宝→ 世界中の全種族が同じ目線で食卓を囲む
ルフィ
海賊王&ひとつなぎの大秘宝→ 世界中の全種族を巻き込んで巨大な宴をする
このように、ビッグ・マムの「夢の果て」からルフィの「夢の果て」を導き出せるのです。
ルフィが「夢の果て」を叫んだのはワンピース585話「兄弟盃」、ドレスローザ後のリンクする800話は「子分盃」でした。
ビッグ・マムの夢に「世界中のあらゆる人種が『家族』となり」とあるので、「兄弟盃」「子分盃(親子盃)」ときて、巨大な戦い後に行われる「巨大な宴」のタイトルは「家族盃」となるのではないでしょうか。
ビッグ・マムとルフィの夢については以下で詳しく考察しています。

ロジャーの夢の果てと「宴」
ワンピース966話で「ルフィの夢の果て」とリンクするシーンが描かれました。

ロジャー「(最後の島に)辿り着けば 名実共におれ達は世界一の海賊団だ!!! そうさ!! そしたらおれはよ………!!」
白ひげ&おでん「は??」
白ひげ「グラララララララ!! 何言ってやがるロジャー!! ガキでもあるめェし!!!」
上では「ルフィの夢の果て」=「ロジャーのあの言葉」であると考察しましたが、ロジャーの過去編でも、ルフィの「夢の果て」とロジャーがグランドラインを制覇した後の「野望」が明らかに重ねて描かれています。
白ひげとおでんの反応や発言後のロジャーがルフィと同じ構図であるだけでなく、ロジャーの額の傷までルフィと重ねられています。
さらに白ひげのセリフから、その発言が「子供染みたもの」であったというヒントが新たに追加されました。
また、「宝払い」に関するシーンも描かれています。
ブレンハイム「この服いいな どこで手に入れた!?」
船員「待て そりゃ取りすぎだ!!等価交換だ」
ドンキーノ「この南の酒がうめェんだ 干し肉3箱でどうだ!?」レイリー「奪い合いが すっかり プレゼント交換」
「等価交換」とは、貨幣を介さずに同じ価値の物同士を交換することを言うので「宝払い」と同じ行為と言えます。宴に必要な「酒」と「肉」がやりとりされており、当人同士も酒を酌み交わしています。
やはりここでも「戦い後の宴」「宝払い」が描かれていることから、これまでの考察を裏付けるシーンとなっています。
1000話「ルフィの夢の果て」とヤマト
ワンピース最新話1000話で「ルフィの夢の果て」に関するセリフが描かれました。

エース「それが弟の“夢の果て”なんだ!! ルフィがそう言った時は そりゃおれ達も笑ったけどよ!! 他人には笑わせねェ!! おれ達は信じてんだ!! あいつは本気でやれると考えてる!!」(中略)
ヤマト「ぼくは 笑わないよ……!!!(それは“海賊王”が言った言葉だ おでんがド肝を抜かれた言葉!!)光月おでんの日誌の中に……それと同じ事を言った偉大な男がいるんだ!!」(中略)
エース「偉大な男か…悪くねェな…!! そいつとルフィといつか一緒に飲みてェもんだ!!」
ヤマトのセリフにより、「ルフィの夢の果て」「ゴア王国で叫んだ言葉」「ロジャーと同じあの言葉」は同じことを表していたことが確定しました。
そして、やはり今回も「戦いの後の宴」が描かれています。
まとめ:ルフィの夢の果てとは何か
話数 | 夢の果てに関する伏線 | キーワード |
---|---|---|
1巻1話 | ルフィとシャンクスの会話「宝払い」 | 宝払い |
3巻22話 | ガイモン「世界を買っちまえ!!」 | 宝払い 支配→自由 |
52巻506話 | シャンクス「ロジャーと同じあの言葉」 | 宴 海賊王=自由 |
59巻574話 | エース「夢の果て」 | 「兄弟盃」の話題 |
60巻585話 | ルフィが夢を叫ぶ サボ・エース「?」 |
戦い後の宴「兄弟盃」 独立国家 宝払い |
80巻800話 | 麦わら大船団メンバー「?」 | 戦い後の宴「親子盃」 海賊王=自由 |
96巻966話 | ロジャーの夢の果て おでん・白ひげ「?」 |
戦い後の宴 等価交換 |
99巻1000話 | エース「夢の果て」 ヤマト「海賊王の言葉」 |
戦い後の宴 |
ここまでに取り上げた「ルフィの夢の果て」に関する伏線、考察の根拠を表にまとめました。
「ルフィの夢の果て」に関わるシーンの周辺には、ルフィの「支配ではなく自由を求める」という思想が描かれています。この思想がロジャーとの共通点であることから、ルフィの夢の果ての内容は「支配のない自由な世界を作ること」であると考えられます。
また、「ルフィの夢の果て」に関わるシーンの前後には必ず「戦いの後の宴」が描かれていることから、ルフィの夢の果てに最も深く関わるのが「戦いの後の宴」であることが分かります。
さらに、ルフィが「ひとつなぎの大秘宝」を見つけた後の行動について、「世界を買う」「宝払い」というセリフから、ルフィがゴア王国で叫んだ「夢の果て」とは以下のようになると考察しました。
「そうかよーし おれはなァ!!! ワンピースを手に入れて! 世界をまるごと買って! 自由に世界を冒険する!」
「そんで毎日 いろんな奴と宴をして 世界中の食べ物を喰うんだ! “宝払い”で!」
その「宴」とは、単なる宴ではなく、「全種族が仲間となる宴」であり、「Dの意思」として受け継がれる思想の1つ「他種族との共生」を実現する宴です。
そして、ルフィによる「巨大な宴」と「宝払い」はDの意志のもう一つの思想に深く関係するのですが、その点については「巨大な戦い考察編」で詳しく考察しています。

ジョイボーイと「ルフィの夢の果て」
「真に自由な世界」とは、このサイトで考察している「ひとつなぎの大秘宝」の正体でもあります。その自由な世界への「夜明け」を実現する意志が「Dの意志」であると考察しています。
また、ルフィの夢の果て「全種族が仲間となる世界」とは、「ジョイボーイ」の夢見た世界であり、「ジョイボーイの宝」です。「ジョイボーイが魚人島と交わした約束」とは「全種族が仲間となる世界」を作ることであったと考察しています。

ここでは、ルフィの夢の果てに焦点を絞って考察しましたが、全ての鍵を握る「ジョイボーイ」、ルフィの夢「ひとつなぎの大秘宝」に関しては、以下の記事に詳しく考察しています。

「ルフィの夢の果て」考察に関するQ&A
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「ルフィの夢の果て」の内容は?
「ルフィの夢の果て」とロジャーとルフィに共通する「あの言葉」が同じであると判明していることから、2人に共通する「支配ではなく自由を求める」という思想をもとに「ルフィの夢の果て」の内容とは「自由な世界を作り世界で最も自由な王様となる」ことであると考察しました。
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ルフィがゴア王国で叫んだ「夢の果て」に関するセリフとは?
ルフィの自由を求める思想と、ルフィが「ひとつなぎの大秘宝」を手に入れた後に起こす行動という観点から、ルフィがゴア王国で叫んだ「夢の果て」に関する言葉とは「ワンピースを手に入れて!世界を買って!世界中を自由に冒険しながら”宝払い”で宴をする!」というようなセリフであると考えられます。
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ルフィが言った「ロジャーと同じあの言葉」とは?
ルフィとロジャーの「支配ではなく自由を求める」という思想と、宴好きであるという共通点、さらに「ロジャーのあの言葉」と「ルフィの夢の果て」が同じであるという情報から、シャンクスの言う「ロジャーと同じあの言葉」とは「ワンピースを手に入れて!世界を買って!世界中を自由に冒険しながら”宝払い”で宴をする!」という内容であると考えられます。
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ルフィが「巨大な宴」をする意味とは?
ワンピース最終章であ描かれるとされる「巨大な戦い」に際し、ルフィは世界中の全種族を巻き込んで共闘し、戦いの後に全種族を巻き込む「巨大な宴」をひらくことで種族間の差別をなくし、支配と差別のない「真に自由な世界」を作り、最も自由な王様となると考察しています。
長文になりましたが、ルフィの「夢の果て」に関する考察が伝わればと思います。皆さんはどのように思われるでしょうか。何か意見がありましたら下のコメントにどうぞ。
ヤバくね
その通り。
クオリティ高すぎ
だいたい合ってると思う
国を作って宴するんだなきっと
久しぶりに妄想じゃない完璧な考察みた
ワンピファンはバカが多いからな
あなたのサイトが面白すぎて勉強が手につきません
鳥肌たった論文みたいな考察
ルフィの夢は単純に海賊王におれはなる!だと思ってた
考えすぎじゃね
夢の果てってルフィが海賊王になったところを見たかったってだけだと思う
ルフィの夢の果てが名声でも財宝でもないってとこの考察が俊逸だな さすがにこれは恐れいった
小さい頃のルフィが語った言葉。
サボとエースのリアクションを見る限り、
”驚くべき内容”というレベルではないのでは?
2人は呆れ、サボはお腹を抱えて笑う始末。
「俺は国を作って王様になる!」といった類の宣言では
あそこまでのリアクションは不自然なんですよ……。
エースは自由を求めてたけど、ルフィは自由じゃないって思ってなかった気がするから違和感があるんだよね。
サボが笑ってるのも意味深。
ルフィは権力や貧困や不平等や差別を無くす事そして平和になった頃世界中のありとあらゆる生き物と宴♪宴♪のどんちゃん騒ぎをする事だと思う。
素晴らしく論理的で丁寧な考察だと思います。
只、設定上ルフィーの幼少期が、そんなに頭が良いのかな?と疑問が残ります。
サボとエースの前で話したとき、国という組織や王様の存在を知っていたのかなと・・・?
そもそもなぜルフィーは海賊王に成りたかったのでしょう?
シャンクス達赤髪海賊団への憧れから海賊に成りたくて、シャンクスを超えたくて海賊王を目指したのでは・・・
それからの成長と時間経過の後、サボとエースの前で語るルフィーの夢なら『海賊王になって、全海賊のとうちゃんになりたい』くらいだと思ってました。
ルフイの夢は、全海賊を仲間にすることだとおもう
少し違うような気がする
自由な国を作るってだけではそんなにインパクトないような気がします。
またそれが目的ならば海賊という手段じゃなくてもいいと思いますがなぜ海賊王じゃなければならないのか?
ルフィが「海賊王になる以外自由な国を作る手段はない」と本気で考えていたんでしょうか。そしたら海賊王としての特権というかメリットみたいなものが薄れちゃうような気がします。何か海賊王でしか出来ない何か・・・ルフィはそれを利用して何かをしたいんだと思います。
例えば海賊王になって他の王達と同じ立ち位置に立ち、全員ぶっとばすとか。
こういうのも海賊だからこそ出来る事だと思います。
いくら自分の国が自由になっても世界の根本は変わらない。
悪い意味で後先考えない性格のルフィだからこそ世界をぶっこわすような夢を抱いててほしいと思います。
ドン‼︎
ルフィの夢が「自由」に関することだというのはその通りだと思いました。
でも国王になってしまえば逆に自由がなくなるような気がするので、国を作るというのは違うのではないでしょうか。
ルフィの夢は単純に「この世界で一番自由になる」という程度だと思います。
仲間を作ってを追加したい
すべての島の肉を、くうことだ!
すげえ。
おれは支配しねぇ、
それが、願いなんですね!
ロジャーは「世界をひっくり返す」とも言っています。世界をひっくり返して何をしたかったのか?
私は、4つに分かれている海を1つにしたかったのだと思います。
ロジャーは、全てを知ったが、古代兵器の復活ができずに[自首]したのでは。
ルフィの夢も「海賊王になって海を1つにする‼︎」何時でも、誰でも自由に何処へでも行ける。
これが[ルフィの夢のはて]だと思います。
(ごめんなさい。勝手に私の予想を書いてしまいました。)
いま手元にコミックがないから合ってるか定かじゃないんですが、ガイモンさんとの会話で、
ガイモン「ワンピースはお前が見つけて、世界を買っちまえ!」
ルフィ「うん。そうする。」
みたいなやりとりがあったと思います。
ワンピースがどういうモノで、どういう形で世界を買うかは分かりませんが、多分コレがそのまま答えなのでは?
とりま最後のエンドポイント破壊しちゃおう
その考えは尾田さんのミスリード。
小さい時に独立するとかダダンの国だとかいってますが、ヒーローや英雄になりたくないルフィはそんな事考えないと思います。
「世界をひっくり返そうぜ」たぶんこれかと。
きっと万物の声が聞こえる奴には
この思考が働くんだと思います。
ルフィの「夢」は海賊王(=自由)になること。「夢の果て」はエースが想像する「ルフィの夢が叶った後の世界のこと。
エースは、ルフィの夢が叶うことによって結果的にもたらされるであろうものを「夢の果て」と表現し、それを見られないことを「心残り」と言ったのでは?
そしてこの結果的にもたらされるものこそ、理不尽な支配や差別のない、人々が一つに繋がった平和な世界。つまり「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」なのでは?
つまりルフィ自身は、自分が海賊王になること以上のことは考えていないと思う。
※1041さんに一票
自分も、ロジャーの「世界をひっくりかえす」に近い発言がルフィにあったんだと。
ワンピースの不自然な人工的世界は、おそらく最終的に、
海もレッドラインも新しい形に生まれ変わり、
文字通り物理的に「ひっくり返る」でしょうから。
「オレはなァ、世界をグルンってひっくりかえしてやるぞ!」
…ぐらいぶっ飛んだ事言ってたら、エースとサボの反応にも納得いきます。
「元に戻して…」って声をルフィが聞いてるのかどうかはわかりませんが、
ルフィは常々、世界に内在する”違和感”を感じているのかも。
言い出せない
海賊という犯罪者が王である自由な王国が出来上がるのでしょうか?サクラ王国やアラバスタも否定される世の中が来ると?考古学からの見地での考察を求めます!このサイトらしさを読みたいんです。偉そうにゴメンなさい!
海賊王が海軍になる
天才
東大生ってこんなふうに漫画読んでるの?
漫画読むときぐらい頭休めたら良いと思う
この考察はルフィが自由な国を作り王になるのが夢という前提で裏付けを無理にしている気がしてしまいます。
ルフィのキャラクター上、ワンピースの世界の政治的見地から夢を語ることはないと思います。また、作中の古代兵器等の伏線を結び付けた考察がなく不十分でもあると思います。
単純に幼少期に『海賊王になる』と口にしてサボとエースを驚かし、シャンクスが興味を持ったのでしょう。
そして、それからのルフィの成長と仲間に囲まれた立派になった弟の夢が達成された姿を見たかったと、死に際にエースが口にしたのだと思います。
結局ね
最後はそれぞれの能力と悪魔の実が世界から消えてしまうんすよ
そんでラスボスとルヒーが肉弾戦でドンっ!でルヒー勝利なんすけど
そうなるとチョッパーがただのトナカイに戻って野生化して
ルヒーなんかも
あれー?つって
今青鼻のトナカイいなかったー?とか程度に言ってみたり
ブルック何年寝てんだー?とかも言ったりしてさ
トナカイとホネがいよいよ悲しい終わり方なんすよね
ワンピース見つけたら違うとこに隠して処刑。んでロジャーとおんなじこと言うんやろな。
ワンピース見つけたらこの漫画終わりだよね
なるほど、すごいな。
全体的にいい感じですね~、納得してしまう部分がたくさんあってワクワクしました。それに物語がまだ終わってない以上、こうやってアレコレ考えることができるのは本当に楽しいことですね。
ところで、自分も少し気になった「伏せられたルフィの発言」についてなんですが、
ルフィ「自由の国の王様になる」
こんな風に言ったとしたら、エース・サボがあんな顔になるのも頷けます。つまり、「みんなが自由なのに王様がいるっておかしいだろ?」ってことで、二人がキョトンとするわけです。その後の「面白いことをいうな」にも繋がるし、いかにも子供っぽい発言に収めることもできます。
あとは「国引き」「箱舟ノア」の関係からも“夢の果て=ルフィの国”の関連性が見えてきそうですネ。まさか箱舟ノアに魚人島のみんなを乗せて月まで行っちゃう、な~んてことになっちゃったりとかしたら面白いナァ。
ワンピースの今後が気になりますネ!
ルフィの夢はゴムゴムのワンピースで、
世界一周を腕で繋ぐこと。
ルフィーが言った言葉っておそらくこの海を1つにするって言ってると思います。プルトンでレッドラインを壊す。ポセイドンで海王類にノアをひかして魚人を太陽のしたへ。海を一つにするとサンジのオールブルー。
「俺は泳げねぇから、世界全部の島を繋げる!」ドンッ
国づくりは違う気がする。
世界をひっくり返す、元の形に戻すほうがしっくりくる。
全ての人と仲間になるとかではダメですかね。そうすれば争いや格差も生まれないし自由にやれる。だって仲間なんだから。
ガイモンさんが「ワンピースはお前が見つけて世界を買え」が伏線だと思う
世界を「宝払い」で買って自由にするのがルフィの夢だと睨んでる
エース&サボが「は?」ってなるのもしっくりくるような
一番自由な人間の地位である海賊王になる。しかし、地位とは人を束縛するものでもあるので、ルフィはさらにその海賊王の座を捨てることで、何にも縛られないただの人間になるというのはどうでしょう?
「支配のない自由な国の王様になる」
なるほどですが、「自由」にとらわれ過ぎているようにも思えます。
そもそも自由な生き方をしている人物がすでに多くいる気もします。
まず、少しずつ紐解いていきます。以前は「海賊王になる」があげてありましたが、これは絶対違うと言えますね。ここの考察通りですが、そもそもロジャーと同じ言葉ですので、「海賊王」は後にロジャーに付けられた称号であって、ロジャーが口にすることはないと思えます。
次に気になるのが、「国をつくる」というニュアンスですが、ルフィの今までの冒険からすると訪れた島をなぜ自分のナワバリとしてこなかったかです。確かに魚人島はナワバリにしましたが、これはマムの支配から解放し魚人島を自由にしたかったからではないでしょうか。
そして、これが結論につながっていく考察ですが、ワンピースでは「平和」という発言がぜんぜん使われていません。(「空白の100年の前、世界は平和だった」という説明はありましたが)
また、ワンピースのタイトル名に関しても仮に伏線としてピースという平和を意味する言葉(綴りはちがいますが)がかくされているとしたら、ルフィの夢の果てはずばり
「世界を平和にすること」ではないでしょうか。
エースとサボが「はっ」となり、頭の良かったサボだけが、それを理解し爆笑し、エースは理解できずにいたのもうなずけるきがしますが、この考察どうでしょう?
謎解きジャックさんの「平和にする」っていうのはあるかなと思います
すっごい合ってそう!
その辺りを言い換えて「世界中のやつと宴する!どん!」とかだとルフィぽくて好きだな
まあ そんなのどうでもよくねーか
独立国家だったりがミスリードだったとしても、ルフィの「夢」が海賊王ないし王様というのは、ルフィのこれまでの描かれ方や幼少期の考えでもあり得ますが、確かにそれだけでは、エースとサボの反応には結びつかないので、「夢の果て」として王になった暁として、1番自由ないし、ひっくり返してやるんだ!という発言をしたのでしょう。エースも聞いた時点では分からなくても、白ヒゲの2番隊隊長まで上り詰め、ひっくり返すというのがロジャーと
リンクしていたり、どういうことに繋がるかが分かったからこそ、ルフィの夢の果てを見れなかった事を後悔しているのではないでしょうか?
長文失礼いたしました。
やばい。なるほど。ってなる
あーこれからのルフィがますます楽しみ
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