世界会議で起こった事件と伏線まとめ｜ワンピース1087話連載再開までの振り返り

世界会議で起こった事件はエッグヘッドにどう繋がる？ワンピース1087話連載再開に向けてレヴェリー編で描かれた伏線を振り返ります。

時系列：世界会議（レヴェリー）で起きた事件

革命軍による天竜人への宣戦布告と「8か国革命」

革命軍の「聖地マリージョア」での目的は以下の3つです。

サボ率いるマリージョア潜入組は、「神々の地」で海軍大将の藤虎・緑牛と戦いながら全ての任務を達成しました。

その後、革命軍による奴隷解放を手助けした藤虎に緑牛が反発し、大ゲンカとなっています。

天竜人への「兵糧攻め作戦」

世界会議の期間中、革命軍の息のかかった12の国において市民が反乱を起こし、8つの国で革命が成功しました。これらは「8か国革命」と呼ばれています。

「8か国革命」は世界会議からの王の帰還を狙ったものとされているので、反乱が起こった12の国はレヴェリー参加50か国のいずれかの国です。これまでに判明しているのは以下の3国です。

ルルシア王国の他、エイギス王国とタジン王国でも反乱が起きたことが確認されています。ただし、この2か国の革命の成否は不明です。

現在、革命が成功した7か国は「政府への天上金の上納」と「資源の輸出」を拒否しています。

また、革命軍は世界各地で政府の運搬船を襲い、マリージョアへの物資の流れを止めているといいます。

革命軍の作戦はマリージョアの食糧庫破壊と物資の輸送停止による「兵糧攻め」です。

ドラゴンはこれら作戦により「神の騎士団」が動き出すことで本当の戦いが始まると発言しているので、今後、革命軍は「神の騎士団」と戦っていくことになりそうです。

チャルロス聖殺人未遂事件

世界会議の裏で起きた「チャルロス聖殺人未遂事件」についても詳細が描かれています。

しらほし姫を狙いパンゲア城内「社交の広場」に再びチャルロス聖が現れました。

捕らえられた姫を解放するため兄フカボシが動きますが、ミョスガルド聖がそれを制し、最終的には背負う国がない海賊レオとサイがチャルロス聖に攻撃を与えました。

この時点では「天竜人殺人事件」とされており、チャルロス聖は致命傷を負っているように見えます。

しかし、殺人未遂と報道されていることから、その場にいたマンシェリー姫が「チユチユの実」の能力でチャルロス聖を治療した可能性があると考察しています。

#今週のワンピ
リリィの衝撃で忘れてたけどタイトルでもあるチャルロス聖の件の詳細判明

この攻撃受けて死なずにすんだのはマンシェリー姫のチユチユの実の能力が絡んでるかも？

ミョスガルドのように改心するか？それとも…

しかもチユチユの実にはまだ伏線が残ってるhttps://t.co/Rvl1pwQWjd pic.twitter.com/XGe96j8oIp

— 🍀考古学ワンピース考察 (@KoukogakuOp) 2023年5月22日

この事件の最中、バーソロミュー・くまは革命軍モーリーによって救出されました。

犯人であるサイとレオを庇ったミョスガルド聖は「神々の地」で審議にかけられましたが、「神の騎士団」の最高司令官である「フィガーラーンド・ガーリング聖」が審議に介入し、ミョスガルド聖は処刑されました。

一方、しらほしを守るためチャルロス聖に攻撃をしたレオとサイは「麦わらのルフィの子分だ」と名乗っています。

レオとサイは「麦わら大船団」のメンバーであるので、今後起こる「一大事件」に関わると考えられ、今後の動きが注目されます。

アラバスタ王国国王コブラ殺害事件

五老星と面会するためアラバスタ王国国王コブラはパンゲア城内「虚の玉座」に通されました。

コブラは「空白の100年」にアラバスタ王国の王位に就いていた「最初の20人」の1人「女王リリィ」について尋ねます。

女王ネフェルタリ・D・リリィとは

世界政府を創設した「最初の20人」の1人であり、800年前のアラバスタ王国の王。聖地マリージョアへの移住を拒否した後の行方は不明。

直後にイムが現れ、女王リリィが「Dの一族」であった事実を知った直後、コブラに攻撃を与えました。

サボが助けに入るもイムや五老星は何らかの能力により姿を変えてサボを追い、最終的にコブラはサボに伝言を託して逃します。

また、コブラは死の間際、女王リリィが残した「短い手紙」の内容を明かしました。

「”ポーネグリフ”を守りなさい —ゆく世界に夜明けの旗をかかげ………ネフェルタリ・D・リリィ」

しかし、手紙の一部は意図的に隠されており、特に「—ゆく世界」という部分には何らかの意味が込められていると考えられます。

女王リリィは「最初の20人」かつ「Dの一族」でもあるので、「空白の100年」に深く関わる存在です。また、「ポーネグリフ」を計画的に世界に解放したとされることからも今後その謎が明かされていくと考えられます。

ちなみに、「夜明けの旗」と巨大な王国に関しては以下に考察しています。

イム様は異星人か?「五老星」の意味と巨大な王国の九曜紋

巨大な王国の太陽マークと「五老星」の本当の意味とは？光月家の九曜紋とオハラの地球儀から、巨大な王国の正体とイム様、五老星の正体を考察します。ワンピース1073話追記あり。

コブラ王の死後、アラバスタ王国の護衛ペルとチャカは未だマリージョアにおり、アラバスタへ帰国していないと言います。

また、この事件の一部始終を盗み見ていたワポルは、世界政府の闇を知ったことで政府に追われる身となりました。

王女ビビ失踪事件とビビのその後は

一方、しらほし姫を守るためガープ中将に助けを求めに動いていたビビが「CP-0」に拘束されました。

そこへ「虚の玉座」から逃げたワポルが現れ、ビビと共に逃亡し、2人は「世界経済新聞社」のモルガンズに匿われています。

無事にマリージョアを去ったビビですが、その後、イムが五老星に「ビビが欲しい」と言っていることから、ビビに再び危険が迫っていると考えられます。

ビビとイム様に関しては以下に考察しています。

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ビビ失踪事件の真相は？イム様とネフェルタリ家の深い関係とは？ビビに描かれる「結婚」と「瓜二つ」の伏線からビビ失踪の理由を考察します。最新話1060話・1084話追記ありネタバレ注意

また、ワポルは救出の見返りにモルガンズに「リーク情報」を渡すと考えられます。リーク情報はコブラ王の死とイム様に関することであるので、報道のされ方によっては世界を揺るがす大事件のきっかけの1つとなりそうです。

これら世界会議で起きた事件が「エッグヘッドで起こる事件」へ繋がり、さらに、ワンピース最終章に起こるとされる「巨大な戦い」へと繋がると考えられます。

レヴェリー編に残された伏線