ロビンの回想編で登場したDの一族「ハグワール・D・サウロ」。青雉クザンの攻撃によって死んだとされていますが、サウロにはたくさんの伏線が残されています。ここでは、ハグワール・D・サウロの生死について考察します。

Dの一族ハグワール・D・サウロと青雉クザンの「アイスタイムカプセル」

ハグワール・D・サウロの最期

まず、ハグワール・D・サウロという人物について振り返ってみましょう。

ハグワール・D・サウロ

ハグワール・D・サウロとは

元海軍本部中将であり、青雉クザンの親友であった巨人族。22年前、考古学者ニコ・オルビアとの出会いから海軍を脱走し、考古学の聖地オハラに流れ着いて、オルビアの娘ニコ・ロビンと出会う。オハラにバスターコールが発動された際、ロビンを守るため海軍と戦ったが、クザンの攻撃で凍結させられた。

ハグワール・D・サウロはDの一族であり、エニ・エスロビー編でのロビンの過去の回想に登場した巨人族です。

考古学の聖地「オハラ」でのハグワール・D・サウロの最期のシーンが以下です。

海軍「サウロが逃げたぞ!!! 学者を1人連れてる…!!!」
クザン「”アイスタイムカプセル”!!!」
ロビン「サウロ!!!」
サウロ「く…………!!ハァ…ロビン…逃げるでよ!!」(中略)
サウロ「仲間に会いに行け!!!ロビン!!! そいつらと……共に…生きろ!!!」
ワンピース41巻397話

バスターコールの砲撃からロビンを守るも、クザンのヒエヒエの実の能力「アイスタイムカプセル」によってサウロは凍ってしまいました。後にスパンダインがロビンを捜索する際、「サウロ氏が死に際に逃した」と発言しているので、世界政府の間では、サウロは死亡したことになっているようです。

クザンの技「アイスタイムカプセル」とサウロ

クザンの技には、同じように敵を凍らせる「アイスタイム」があります。ロングリングロングランドで、クザンがルフィとロビンに使用したのも「アイスタイム」でした。

しかし、「アイスタイム」はその後の処置によって、止まった心臓が動きだし、死には至りませんでした。同じように、「アイスタイムカプセル」もその時点では心臓までは止まっていないと考えられます。

さらに、サウロへの攻撃「アイスタイムカプセル」という技の名前も意味深です。

「タイムカプセル」といえば、未来に保存したい何かを入れる容器を指します。そこに「アイス」と付くので未来に冷凍保存する技と取れます。

アイス + タイムカプセル = 未来に冷凍保存する技

だとすれば、クザンは親友であったサウロを未来に冷凍保存したのではないでしょうか。

クザンが「アイスタイムカプセル」を使った41巻397話のタイトルは「未来へ届くように」でした。ここでの「未来へ届くように」とは、オハラの考古学者たちが全知の樹の文献を未来へと保存するためにとった行動を指していますが、この話にクザンが「アイスタイムカプセル」を使用したというのは意図的と言えるでしょう。

この、ハグワール・D・サウロが未来へ冷凍保存されたという説、実は他にも伏線が張られています。

インペルダウンに描かれたハグワール・D・サウロが生きているという伏線

「未来」「冷凍保存」というキーワードが、インペルダウン編に登場しています。

囚人A「ハア…ダメだァ コイツ…死んだかそれとも未来へ冷凍保存されたか……!!」
囚人B「あ 指落ちた」
囚人A「ハハッハハ凍傷だな おめェももう終わりだ だァ!!!畜生バカにしやがって!!! パンの一つもカジれやしねェ…!!!」ワンピース55巻535話

インペルダウンLV5極寒地獄でのシーンですが、「未来へ冷凍保存」というセリフが唐突に出てくることから、何かを暗示していると考えられます。

直後に囚人がパンをかじるシーンは、オハラの回想でロビンがサウロにパンを差し入れたシーンと重なります。

よって、このインペルダウンの「未来へ冷凍保存」というワードは、ハグワール・D・サウロがオハラで死なずに、クザンの「アイスタイムカプセル」という技によって「未来へ冷凍保存」されたという伏線であると考えられるのです。

さらに、「囚人」「巨人」「冷凍保存」というと、実はもう一つ思い当たるシーンがあります。

青キジはサウロを探している?パンクハザードの氷漬けの巨人の正体は…

パンクハザードの氷漬けの巨人

パンクハザード研究所にて囚人服を着た氷漬けの巨人が描かれました(67巻660話)。

パンクハザードとは

政府の科学者Dr.ベガパンクの元実験施設があった島。4年前に化学兵器の暴発によって有毒物質が蔓延する死の島と化し、世界政府によって完全に封鎖された。3年前にシーザーが島を拠点とし、兵器や薬物の研究のために囚人達が連行され、人体実験が行われていた。

パンクハザードの研究所ではシーザーが誘拐した子供たちに覚醒剤を与えて巨大化させる研究をしていました。「人の巨大化」は世界政府が兵士増産のために何百年も前から推進してきたとされています。

だとすると、氷漬けされた巨人はベガパンク時代に「人の巨大化」研究の人体実験用に連れてこられた囚人であると考えられます。

その中に「アイスタイムカプセル」によって冷凍保存されたハグワール・D・サウロがいたのでしょうか。「囚人」「巨人」「冷凍保存」というキーワードだけでは根拠としては薄いですが、このシーンの直後、サウロを思わせるシーンが描かれていました。

海軍「うわああああ〜!!! 軍艦が…!! 宙に浮いたァ〜!!! 河底も一緒に……!!!」
ワンピース67巻660話

スモーカーら海軍G-5と対峙したローが「ROOM」で軍艦を持ち上げたシーンです。オハラでは同じように、サウロも「アイスタイムカプセル」の攻撃を受ける直前、海軍の軍艦を持ち上げて投げつけています。

Dの一族サウロ:海軍の軍艦を持ち上げる
Dの一族ロー:海軍の軍艦を持ち上げる

氷漬けされた巨人が登場する660話に「Dの一族」「軍艦を投げるシーン」という一致が見られることから、このシーンがオハラでのサウロの行動と結び付けられている可能性は高いのではないかと考えます。

本来、王下七武海のメンバーであるローは海軍側の勢力なので、スモーカーら海軍G-5への攻撃は協定違反となります。サウロは元海軍本部中将でありながらオルビアを逃し海軍から脱走していたので、ローとサウロには「裏切り」という共通点もあります。

さらに、パンクハザードにはサウロを凍らせた張本人である親友のクザンも訪れていました。

パンクハザードを訪れた青キジ「クザン」

パンクハザード編終盤、ドフラミンゴに攻撃されていたスモーカーを突如現れた青キジが「友達なんだよ」と言って助けました。

クザン 「ここへ来たのは縁ってやつだな」
スモーカー「何しにここへ…?」
クザン 「……お前の顔見によ」
ワンピース70巻699話

「ここへ来たのは縁」だと言い、何しにきたのかと尋ねるスモーカーを「お前の顔を見によ」とはぐらかしています。

パンクハザードはログの指さない島、青キジは何かしらの目的を持ってわざわざパンクハザードを訪れたと考えます。

青キジはスモーカーのことを「友達」と言っているので、「お前の顔を見によ」というセリフは「友達の顔を見に」と置き換えられます。だとすれば、ここでのセリフは親友であったサウロに会いに来たともとれます。

つまり、青キジはオハラから囚人として連行されたサウロを探し、パンクハザードの氷漬けの巨人の情報を得て、パンクハザードを訪れたのではないかと考えられるのです。

オハラで倒れたサウロがその後どうなったかはワンピース本編には描かれていません。しかし、「サウロ」とタイトルが付けられた396話の扉絵は「ミスG・Wの作戦名”ミーツバロック”Vol.28『海軍留置所へ』」です。これが伏線であるならばサウロは冷凍されたまま「海軍の留置所」へ送られた可能性もあります。

上でも考察したように、世界政府ではサウロは死亡したとされています。だとすれば、凍ったまま実験体としてパンクハザードへ送られたのかもしれません。

考察まとめ:ハグワール・D・サウロは生きているか

以上、Dの一族「ハグワール・D・サウロ」が生きているという根拠でした。

もしも、ハグワール・D・サウロが生きていたとして、再登場はいつになるのでしょうか。サウロはDの一族の1人であることから、何か重要な謎を握っている可能性があります。また、クザンやロビンとの再会も気になるところです。

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4件のコメント

  1. 匿名

    サウロは生きて革命軍に入ったんじゃないか
    青キジとはそこで再開すると予想

  2. 匿名

    サウロが生きてるのはアイスタイムカプセルの技で確定だとしても、なんで政府はサウロの生死をちゃんと確認しなかったの?

  3. 匿名

    サウロはモーリーになった?

  4. 匿名

    技に変な名前つけんじゃねーよ

4コメント

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