ビッグ・マムとカイドウに関係する40年前の「ロックス」とは
まず、ワンピース907話「虚の玉座」で登場した「ロックス」に関するセリフを見ていきましょう。
ヒナ「でもガープ君……!! ビッグ・マムとカイドウと言えば あなたが海軍の『英雄』と呼ばれるゆえん」
ガープ「『ロックス』か……!! ヒナお前 若いのによう知っとるのう ロジャーの前は間違いなく奴らの時代じゃった!! しかしもう40年前の話 過去は過去じゃ!」
ヒナ「船長を失っても力は増してるわ ヒナ心配」
ガープ「心配などムダじゃ!! 復活すりゃ脅威じゃが事件は必ずわしらの想像を超えてゆく」
ワンピース907話
このセリフから「ロックス」はビッグ・マムとカイドウが関係していた組織であると分かります。海賊同盟とも考えられますが、「船長を失っても力は増してる」という部分から、その組織とは海賊団であり「ロックス海賊団」といったところでしょう。
40年前にガープがその船長(ロックス?)を倒し、海軍の英雄と呼ばれるようになったようです。
「英雄」とされるぐらいなので、ガープがその船長を倒したであろう戦いはかなり大規模なものと想像できます。
40年前とはいえ、後に四皇となるビッグ・マムとカイドウが所属し、ロジャーの前の時代を作ったとされていることからも「ロックス」がかなりの強大な勢力であったことは間違いありません。
少し前のワンピース903話でコビーは「ロッキーポート事件で市民を守った英雄」とされていました。海軍において「英雄」と呼ばれる条件が多くの市民を救う事であるとすると、ガープも「ロックス」との戦いで民間人を救ったのではないかと考えられます。
シャッキーは「ロックス海賊団」の一員か
「40年前」といえば、シャボンディ諸島でこんな会話がありました。
シャクヤク「昔 ガープに追いかけられた事があるわ」
ハチ「シャッキーは昔 海賊やってたんだ」
シャクヤク「もう40年も前に足を洗ったけどね」
ワンピース51巻498話
シャボンディ諸島のバーの店主シャッキーことシャクヤクですが、40年前の海賊時代にガープと関係することから「ロックス」のメンバーであった可能性があります。
→ 90巻SBSにて尾田先生が回答していました。
D:「海賊」「40年前」「ガープ」こう来たらシャッキーを連想せずにはいられません。シャッキーと”ロックス”には何か関わりがあるのですか?
O:う…!! 40巻も前なのになんでそんな事覚えてんの? し…知らないっすよ! フ…フュー♪ フュー♪
ワンピース90巻SBS
やはり、「ロックス」とシャッキーには何かしらの関係があるようです。
ワノ国で登場する「過去最大の敵」とは「ロックス」であるか
「ロックス」がビッグ・マム 、カイドウと関係していたのであれば、同世代の四皇のもう1人「白ひげ」との関係が気になります。
- ビッグ・マム 68歳
- カイドウ(不明)
- 白ひげ 74歳(72歳没)
- シャンクス(39歳)
- 黒ひげ(40歳)
もしも、「ロックス」が白ひげと関係するならば、もう1つ気になる事があります。
「ジャンプフェスタ2018」での尾田先生の「重大発表」は以前取り上げましたが、以下のような意味深な内容となっていました。
さて、来年はいよいよワの国へ!!いくぜ!!!(わーっ!!キャー!!)←歓声 おめーそれ去年も言ってたよなという情報通もいるかもしれません。言いましたけど? いけると思ったんですもの。
では 更に今回は新しい情報も加えておきましょう。来年中には皆さんにONE PIECEの世界に潜む伝説を一つ紹介する事になるでしょう。それはルフィ達にとって過去最大の敵となって我々の前に立ちはだかって来る事になります。
白ひげが関係してくるかも知れません。あ、しゃべりすぎました。頂上戦争? アレがかわいく見えてくるなんて信じられますか?「ジャンプフェスタ2018」
このメッセージから以下の情報が読み取れます。
- ONE PIECE世界に潜む伝説
- 過去最大の敵
- 白ひげと関係する
- 頂上戦争を超える戦いになる
「ロックス」が白ひげと関係するならば、この「過去最大の敵」が「ロックス」である可能性は非常に高いと言えます。