世界会議で何が!!? マリージョアで開催された世界会議「レヴェリー編」のあらすじを時系列で振り返り、登場人物など世界会議の全情報をまとめています。レヴェリーでの議題や伏線、そこで起きたサボに関する重大事件とは…
CONTENTS
マリージョアで開催される世界会議(レヴェリー)とは
世界会議(レヴェリー)とは
世界会議(レヴェリー)とは4年に1度世界の中心「聖地マリージョア」で行われる会議のこと。
- 開催地:聖地マリージョア
- 参加者:世界政府加盟国50カ国の王達
- 議題:世界中で起きている重大な問題に関して言及・討議し、今後の指針を決定する
世界会議(レヴェリー)は4年に1度聖地マリージョアで開かれる会議です。
ワンピースのストーリーに「世界会議(レヴェリー)」という言葉が初めて使われたのは「ドラム王国編」でした。ドルトンの回想の中で8年前のレヴェリーの様子が描かれています。
ドルトン「私は先日…ワポル様の護衛として同行した“世界会議”で…ある少女に会ったんだ」
ルーカス「『革命家』ドラゴン…この男の思想は危険だ…5・6年も経てば 我々世界政府にとって大きな敵となり 立ちはだかるだろう」
ワンピースの回想やセリフの中には度々「世界会議(レヴェリー)」という言葉が登場しますが、ストーリーの時間軸上で開催されるのは今回のレヴェリーが初めてです。
世界会議レヴェリーでの主な議題
レヴェリーでは世界中で起きている重大な問題に関して討議されますが、今回のレヴェリーでの議題として、明確にワンピース本編に描かれている伏線は以下の3つです。
世界会議の議題
- 王下七武海制度の撤廃について
- 魚人島移住について
- アラバスタ国王コブラの疑問
このうち、「コブラの疑問」については、「古代兵器プルトン」に関することであると考えられるため、直接世界会議の議題に挙がることはないと考えられます。この部分については後述します。
時系列で振り返るレヴェリー編のあらすじ
レヴェリー編はホールケーキ編・ワノ国編の裏で進行しているため、まず、分散されたレヴェリー編のあらすじを時系列でまとめます。
世界会議までのあらすじ時系列 |
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世界会議 2日前 |
カマバッカ王国にて革命軍幹部総会 桃ひげによるルルシア王国襲撃 |
世界会議 前日 |
各国王族がマリージョアに到着 藤虎と緑牛が会う サボがマリージョアへ潜入 社交の広場にてビビ、レベッカ、しらほしが出会う イムが保存された「麦わら帽子」の部屋へ ステリー王が「虚の玉座」で誓いの儀 CP-0ロブ・ルッチ登場 権力の間にてシャンクスが五老星と接触 |
世界会議 当日 |
藤虎・コブラ王・リク王が対談 天竜門にてジュエリー・ボニーが奴隷くまを発見 天竜門地下に革命軍軍隊長らが潜伏 レヴェリー開幕 花の部屋にてイムがルフィ・黒ひげ・しらほしの写真を切り裂く ビビの写真を持って「虚の玉座」に座るイム |
世界会議 4日目 |
ゲッコー・モリアが海賊島「ハチノス」を襲撃 革命軍軍隊長 VS 藤虎・緑牛 |
世界会議後のあらすじ時系列 |
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世界会議 解散後 |
王下七武海制度の撤廃が決定 ネプチューンらリュウグウ王国へ帰還 アラバスタ王国に関する事件勃発 コビーがハンコック拿捕に女ヶ島へ 海軍によるカライ・バリ島包囲 |
レヴェリー後の出来事については、ワンピース95巻956話「ビッグニュース」に描かれています。
それでは、レヴェリーでの出来事をワンピース本編に張られた伏線などをもとに見ていきましょう。
レヴェリーで「王下七武海制度」は撤廃されるのか
王下七武海制度に疑問を持つ藤虎
ドレスローザ編にて海軍大将である藤虎は以下のような発言をしていました。
藤虎「あたくしァ世界徴兵の新参者ですが『大将』という立場を受けたからにゃ…やりてェ事がある”王下七武海”制度の完全撤廃でごぜェやす!!!」(中略)
ドフラミンゴ「三大勢力の均衡ってやつはどうなる?」
藤虎「ーさァ崩してみなきゃわからねェ(中略)ー今年は”レヴェリー” 否が応でも世界は動く…」
藤虎のセリフから、世界会議では「王下七武海制度の撤廃」が議題として挙がると考えられます。
「王下七武海」とは
世界政府によって公認された7人の海賊。海賊や未開の地への海賊行為が特別に許される代わりに、収穫の一部を政府に納めることが義務づけられている。「海軍本部」「四皇」と並ぶ「グランドライン」三大勢力の1つ。
しかし、現在は「王下七武海制度」によってワンピース世界のバランスが保たれている状態であるので、王下七武海制度が撤廃されるとなるとワンピース世界の情勢はどうなるのでしょうか。
王下七武海に代わる「新しい勢力」とは
レヴェリー開始直前、緑牛と藤虎が以下のような会話をしています。
緑牛「長旅だったね どうだったベガパンクのおっさんは」
藤虎「ーえェ見えやしねェんですが すげェモンが完成してやした」
緑牛「ほう…つまり?」
藤虎「”王下七武海”はもう要らねェ………!!!」
「王下七武海はもう要らない」ということは、ベガパンクが完成させた「すげェモン」とは、三大勢力の均衡を保つうえで、王下七武海の勢力と並ぶほどの威力を持つ何かであることは間違い無いでしょう。
制度撤廃後海軍本部 &「新勢力」 ⇄ 四皇七武海
この「ベガパンクが完成させた新勢力」に関しては以下に詳しく考察しています。
王下七武海ハンコックに危機
レヴェリー終了後、王下七武海制度が撤廃され、七武海たちの治める地に海軍が向かいました。
現七武海のメンバー
- ジュラキュール・ミホーク
- バーソロミュー・くま
- ボア・ハンコック
- バギー
- エドワード・ウィーブル
ジャンプフェスタ2020の尾田先生のコメントに「ハンコック」の名が挙げられていたことから、七武海のうち特にハンコックの身に何か危険が迫っていると考えられます。
ネフェルタリ家と古代兵器に関するコブラの疑問とは?
アラバスタ国王コブラの疑問
アラバスタ国王コブラの疑問については、「古代兵器プルトン」に関することであると考えられるので、レヴェリーの議題には上らないと考えられますが、レヴェリーで何かしらの事件を巻き起こすはずです。
82巻823話でレヴェリーに向かう王達の様子が描かれた際、アラバスタ王国国王コブラが意味深なセリフを残しています。
コブラ「ニコ・ロビンに会ったあの日からずっと…世界政府に問うてみたい事があった…」
(ニコ・ロビン『私の夢には 敵が多すぎる』)チャカ「”ポーネグリフ”の事ですか?」
コブラ「うむ 今回の”世界会議”には是が非でも出席する!! あわよくば知りたい…その昔ネフェルタリ家の王は世界に何をしたのか…!!」
世界政府にこの謎を問いたいというのが、国王コブラが病を押してレヴェリーに出席する理由です。
アラバスタでのロビンとのやりとりを考えれば、「その昔」とはポーネグリフに書かれた「空白の100年」ということになります。
さらに、アラバスタのポーネグリフに書かれていたのは「古代兵器プルトン」に関することなので、アラバスタが世界にした行動とは古代兵器プルトンに関することと考えられます。
よって、国王コブラは「空白の100年にネフェルタリ家の王が古代兵器プルトンに関連して、世界にある行動をとった」と考えていて、その真実の歴史を世界政府に問いたいと思っているようです。
この点については、以下に詳しく考察しています。
レヴェリーが開かれるマリージョアでの国王コブラの行動によって、空白の100年に起きた古代兵器プルトンに関する歴史が明らかになるのではないでしょうか。一体、アラバスタは世界に何をしたのでしょうか。
レヴェリー後に起きた「アラバスタに関する事件」
レヴェリー開催直後、五老星はアラバスタ王国や国王コブラについて以下のように発言しています。
五老星「期間中 アラバスタの王コブラも我々に面会を求めている ネフェルタリ家は800年前 唯一下界に残った”最初の20人”の血族…!! ー言わば裏切り者だ……何かに気づいたか………? 話が拗れぬ事を祈ろう」
ネフェルタリ家は800年前に天竜人の祖先である「最初の20人」の血族ですが、聖地マリージョアへの移住を拒否したため、天竜人にとって「裏切り者」という位置付けのようです。
さらに、この会話の直後、天竜人のトップに君臨する謎の人物「イム」に対し、五老星が「歴史より消すべき”灯”がお決まりでしょうか?」と発言しており、その際、イムはアラバスタ王国王女ビビの写真を意味深に見つめています。
また、レヴェリー解散後にはアラバスタ王国に関する「何らかの事件」が起きたことも描かれており、ネフェルタリ家のコブラとビビの身に何かが起きたと考えられます。
くま奪還と天竜人への宣戦布告!レヴェリー編での革命軍の動きは?
レヴェリー編での革命軍の目的
レヴェリーでは革命軍が鍵を握ると考察していましたが、やはり動き出しました。
現在、革命軍は黒ひげにより総本部「バルティゴ」が壊滅され、本部をカマバッカ王国に移しています。
カマバッカ王国で開かれた革命軍幹部総会では、レヴェリーでの作戦が話し合われ、ついに、革命軍は天竜人への宣戦布告をするようです。そして、レヴェリーが行われるマリージョアへは、革命軍参謀総長サボと革命軍軍隊長らが潜入しました。
メンバー革命軍参謀総長サボ&革命軍軍隊長ら
レヴェリーでサボの身に起こった事件とは
レヴェリー編での革命軍の動きとして現在分かっているのは、軍隊長らが聖地マリージョアへ潜伏し、世界会議4日目にはマリージョアで海軍大将である藤虎と緑牛と戦ったということです。
勝敗はわかりませんが、レヴェリー解散後には、サボの身に何かしらの事件が起こり、連絡が途絶えています。
魚人島リュウグウ王国の移住はどうなる?
レヴェリーで議論されるであろう議題の一つとしてリュウグウ王国の地上への移住という伏線もあります。
魚人島にてオトヒメ王妃による地上への移住のための署名活動が始まったのが16年前です。しかし、フィッシャー・タイガーによる「マリージョア襲撃事件」が起きて以降、リュウグウ王国はレヴェリーへの参加を認められていませんでした。
今回のレヴェリーでついに、ネプチューン王が世界に対して「魚人島移住」の意志を伝えると言います。集められた署名が提出され、オトヒメが命がけで手に入れた天竜人の書状が効力を発揮するはずです。天竜人の書状にはこう書かれています。
天竜人による言葉はレヴェリーにおいて強い力を持つというので、この書状と共に集まった署名が提出されれば、魚人島移住はより現実的になるかもしれません。
ただし、リュウグウ王国の移住は古代兵器ポセイドン編で考察したように、ワンピースの物語終盤になると考えられるので、レヴェリー後すぐにというわけではなさそうです。
レヴェリー編に張られた伏線一覧
レヴェリー編に張られた伏線をまとめます。
レヴェリー開催までの伏線
- マリージョアの国宝の正体とは(76巻761話)
- かつてのネフェルタリ家の王は世界に何をしたのか(82巻823話)
- 元ゴア王国国王の不審な死とステリー王即位の経緯(90巻905話)
- ベガパンクが完成させた「すげェモン」の正体とは(90巻905話)
- シャンクスと五老星の関係(90巻907話)
- シャンクスと五老星の「ある海賊」に関する話題とは(90巻907話)
- バーソロミュー・くまとジュエリー・ボニーの関係(90巻908話)
- 世界の頂点に立つイム様の正体(90巻908話)
- 「歴史より消すべき灯」とは誰のことか?(90巻908話)
- イム様がルフィ・黒ひげ・しらほしの写真を切り裂いた理由(90巻908話)
- マリージョアに保存された麦わら帽子の正体(90巻906話)
レヴェリー後の伏線
- サボの身に起きた事件とは(95巻956話)
- アラバスタに起きた事件とは(95巻956話)
- 世経が報じた「殺人未遂」と「死亡記事」の詳細(95巻956話)
- CP0が揉み消そうとした事件とは(95巻956話)
- ワポル王によるリーク情報とは(95巻956話)
- 黒ひげが狙うものとは(95巻956話)
- 元七武海ボア・ハンコックの身に何が起こるか(95巻956話)
レヴェリー編登場キャラと世界会議参加国一覧(全50カ国)
レヴェリー参加国一覧 |
国王 |
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アラバスタ王国 | コブラ王 |
リュウグウ王国 | ネプチューン王 |
悪ブラックドラム王国 | ワポル王 |
サクラ王国 | ドルトン王 |
イルシア王国 | タラッサ・ルーカス王 |
ゴア王国 | ステリ―王 |
花ノ国 | (ラーメン王) |
ドレスローザ王国 | リク・ドルド3世 |
プロデンス王国 | エリザベローⅡ世 |
ロシュワン王国 | ビール6世 |
バリウッド王国 | ハン・バーガー王 |
タジン王国 | モロロン女王 |
シシャノ王国 | タコス王 |
ルルシア王国 | セキ王 |
ソルベ王国 | 国王 – |
– 王国 | (サンバ王) |
– 王国 | (レモンチーズ女王) |
– 王国 | (ポトフ王) |
– 王国 | (サモサ王) |
– 王国 | (バン・ドデシネ女王) |
– 王国 | (ジープ王) |
– 王国 | (ティー4世) |
その他(全50カ国参加) |
()はアニメより。名前が判明し次第追加します。
世界会議主席者とレヴェリー編重要登場キャラまとめ
ここからは、各国のレヴェリー出席者などの登場キャラクターの詳細を見ていきましょう。
レヴェリー参加国の中で重要なポジションとなりそうなのは、やはり「アラバスタ王国」です。
アラバスタ王国(グランドライン)
出席者:国王ネフェルタリ・コブラ
同行者:ビビ / イガラム / ペル / チャカ / カルー
護衛:海軍本部少将ヒナ / フルボディ / ジャンゴ
ネフェルタリ・コブラ
アラバスタ王国ネフェルタリ家第12代国王であり、ビビの父親。貧困に喘ぐ国民のために王家の予算を削るなど、「国とは人」という信念を持ち、国民からの信頼の厚い人物。現在は病を患っているが、世界政府にネフェルタリ家の歴史に関する疑問を問うためレヴェリーに参加した。
ネフェルタリ・ビビ
アラバスタ王国王女。国内で起こった反乱に秘密犯罪会社「バロックワークス」が関与していることを知り、13歳の時に組織に潜入し「ミス・ウェンズデー」のコードネームを名乗っていた。
さらに、アラバスタ王国と同じく「王下七武海」に実害を受けた「ドレスローザ王国」リク王は、アラバスタ王国国王コブラと共に、「王下七武海制度」撤廃の議案を提出しました。
ドレスローザ(新世界)
出席者:リク・ドルド3世 / ヴィオラ
同行者:レベッカ(侍女) / マンシェリー姫 / レオ
リク・ドルド3世
ドレスローザ国王であり、ヴィオラの父、レベッカの祖父。戦争を嫌い、プロデンス王国など他国への援助も惜しまず、ドレスローザを平和の国として維持した人物。
「プロデンス王国」エリザベロー2世は「ドレスローザ王国」リク王と親しい関係にあり、マリージョアへも同じ船で向かっています。
プロデンス王国(新世界)
出席者:エリザベロー2世
エリザベロー2世
プロデンス王国国王。命中さえすれば「四皇をも沈める」と言われる威力の「キング・パンチ」を放ち、「生まれながらの破壊兵器」「戦う王」と称される人物。
ドレスローザ編で登場した「八宝水軍」の出身国である「花ノ国」もレヴェリーに参加しています。
花ノ国(西の海)
出席者:(未確定)
同行者:サイ(八宝水軍棟梁)
サイ
八宝水軍第13代棟梁であり、麦わら大船団3番船船長。祖父チンジャオから八衝拳奥義「錐龍錐釘」を継承した人物。
また、麦わらの一味が訪れた魚人島「リュウグウ王国」もレヴェリーに参加しています。
リュウグウ王国(新世界)
出席者:国王ネプチューン
同行者:しらほし姫 / ネプチューン3兄弟
護衛:モンキー・D・ガープ
ネプチューン
リュウグウ王国国王であり、しらほしの父。かつて「海の大騎士」と呼ばれた戦士で「人魚柔術」の使い手。
しらほし
リュウグウ王国王女。古代兵器「ポセイドン」の名を継ぎ、海王類と会話ができる能力を持った数百年に一人生まれるとされる伝説の人魚。
さらに、レヴェリーには「革命軍」に関係する王国がいくつか登場しています。
革命軍に関係するレヴェリー参加国
今回のレヴェリーには「革命軍」と関係が深い国がいくつか参加します。
サクラ王国(グランドライン)
出席者:国王ドルトン
同行者:くれは(船医)
悪ブラックドラム王国(南の海)
出席者:国王ワポル
同行者:王妃キンデレラ
扉絵連載「ワポルの雑食バンザイ」で描かれた悪ブラックドラム王国。ワポルが去った後に建国されたサクラ王国。両国の国王ワポルとドルトンとの間には因縁があります。
今回のレヴェリーで、ワポルは国王ドルトンを引きずり落とそうと企んでいるようです。
ゴア王国(東の海)
出席者:ステリー王
同行者:王妃サリー・ナントカネット
ルフィの出身フーシャ村があるゴア王国。国王ステリーはサボの義弟です。革命軍としてサボがレヴェリーの場に現れるならば、2人の再開も描かれるかもしれません。
イリシア王国(イルシア王国)(西の海)
出席者:タラッサ・ルーカス(未確定)
ドラム編の回想で描かれた8年前のレヴェリーにも参加していたイリシア王国。出席者はまだ明かされていませんが、8年前の世界会議で革命家ドラゴンの思想を危険視していた当時の国王タラッサ・ルーカスか、その後継者が出席すると思われます。
レヴェリー編で初登場した王国
レヴェリー編で初登場した王国一覧
ロシュワン王国
出席者:ビール6世
同行者:マトリョー姫
バリウッド王国
出席者:ハン・バーガー王(議長)
タジン王国
出席者:モロロン女王
シシャノ王国
出席者:タコス王
同行者:マトリョー姫
ルルシア王国
出席者:
同行者:コマネ王女
ソルベ王国
出席者:王太后コニー(ジュエリー・ボニー)
同行者:
ワンピース本編にレヴェリーに関する最新話情報がで次第更新します。