レヴェリーに向かうアラバスタ国王コブラが世界政府に問いたい疑問「ネフェルタリ家の王は世界に何をしたのか」。アラバスタでのロビンとの会話を振り返りながら「ならばなぜ我々は」の意味と共に考察します。

ネフェルタリ家は世界に何をしたのか?アラバスタ国王コブラの疑問

アラバスタ国王コブラの疑問

823話にて、レヴェリーに向かうアラバスタ国王コブラの意味深な発言が描かれました。

コブラ「ニコ・ロビンに会ったあの日からずっと…世界政府に問うてみたい事があった…」
(ニコ・ロビン『私の夢には 敵が多すぎる』)
チャカ「”ポーネグリフ”の事ですか?」
コブラ「うむ 今回の”世界会議”には是が非でも出席する!! あわよくば知りたい…その昔ネフェルタリ家の王は世界に何をしたのか…!!」ワンピース82巻823話

このセリフからアラバスタ国王コブラは空白の100年に関して「ある疑問」を持っていることが分かります。

「その昔ネフェルタリ家の王は世界に何をしたのか」

この823話に描かれたアラバスタ国王コブラの疑問はどのような意味を持つのでしょうか。アラバスタ編のコブラとロビンの会話から考察します。

アラバスタ国王コブラの「ならばなぜ我々は」の意味とは

アラバスタ王国のポーネグリフ

823話のコブラの疑問はアラバスタ編におけるニコ・ロビンとの以下の会話から生まれたと言います。

コブラ「…聞くが…もしや語られぬ歴史は…紡ぐ事ができるのか………!!? その記録が”歴史の本文”だと言うのか!!? −ならばなぜ我々は−」ワンピース24巻218話

アラバスタ王国のポーネグリフには、古代兵器プルトンの在り処を含む全ての情報が記されていました。

この時点までコブラはポーネグリフを「古代兵器プルトンに関する情報が記された石」としか認識していませんでした。

しかし、ニコ・ロビンとの会話によって、アラバスタのポーネグリフが「空白の100年の歴史の一部」であると知りました。

ポーネグリフ = 古代兵器プルトンに関する情報が記された石
  ↓ではなく
ポーネグリフ = 空白の100年の歴史の一部

つまり、国王コブラのセリフの「ならば」とは前後の文脈から「アラバスタのポーネグリフが”空白の100年”の歴史の一部であるなら」というような意味と考えられます。

国王コブラの「ならばなぜ我々は」の意味

823話のコブラの疑問はロビンとの会話から生まれたものなので、その際の「ならばなぜ我々は」という部分と同じ意味であると考えられます。

「ならばなぜ我々は」「その昔ネフェルタリ家の王は世界に何をしたのか」

よって、これら2つの文を合わせて考えることによって、国王コブラの抱く疑問の意味がはっきりすると考えられます。

2つの文から「ならばなぜ我々は」の「我々」とは「ネフェルタリ家」であることが分かります。

また、ポーネグリフに記されていたのは「空白の100年」における古代兵器プルトンの情報なので、「その昔」とは「空白の100年」を指すことは明らかです。

さらに、「世界に何をしたのか」とは古代兵器プルトンに関連する行為であるはずです。古代兵器プルトンは世界を滅ぼす威力を持つ戦艦です。

よって、国王コブラの疑問とは以下のような意味となります。

アラバスタのポーネグリフが「空白の100年」の歴史の一部であるならば、それを隠蔽する世界政府に問いたい。なぜ、ネフェルタリ家の王は古代兵器プルトンを所有していたのか。そして、世界を滅ぼしうる兵器を使用して、当時の世界に何をしたのかを知りたい。

以上、823話に描かれたアラバスタ国王コブラの疑問と「ならばなぜ我々は」の意味をまとめました。続きは「空白の100年考察シリーズ」へ。

扉絵に重大伏線!!巨大な王国とネフェルタリ家マリージョア移住拒否の理由|最新話1065話追記あり
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ネフェルタリ家のマリージョア移住拒否の理由とは?古代兵器プルトンとの関係は?クローバー博士の「空白の100年」の仮説に登場した「巨大な王国」とネフェルタリ家の関係とは...かつて強大な力を誇った「巨大な王国」はなぜ滅びたのか。ワンピース本編の情報と扉絵のヒントをもとに考察する。

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この考察へのコメント  7

  1. 古代兵器はアラバスタが800年前に使用してたってこと?子孫コブラの思想とかからしてありえない使用したのは巨大な王国側の王じゃないかな

  2. 「ならばなぜ我々は」の我々は世界政府
    なぜポーネグリフを隠してきたのかであって今回のとは別の話だと思う

  3. そもそもプルトンは本当に兵器だったのかどうかが気になるな
    ポセイドンは兵器ではなくただ海王類を操れるだけだった
    あくまでも使い方次第で兵器になるだけで本当は違うのかもしれない

  4. アラバスタにポーネグリフがある時点で王国が空白の100年に関係してることがわかりますね

  5. ようわからん

  6. ロビン「私の夢には敵が多すぎる」
    コブラ「語られぬ歴史は(ポーネグリフを読むことで)紡ぐことができるのか??」
    ロビン(意味深な笑顔)
    コブラ「ならばなぜ我々は、、、」

    の流れから察するに

    「ポーネグリフを読むことで語られぬ歴史を紡ぐことができるならば、なぜ我々はそれに手を貸すことなく、禁止しているのか」

    という意図であったと私は考察しました。

    コブラがこの段階でオハラのバスアーコーフについて知っていたかどうかは不明ですが

    コブラは
    「ポーネグリフの情報=古代兵器の情報」
    と世界政府の表向きの理由同様に認識していたが、ロビンとの会話で
    「ポーネグリフの情報=語られぬ歴史」
    であったと認識を改めたように見えます。

    ポーネグリフを読む=空白の100年の歴史を知る

    という図式が成り立つので

    ポーネグリフを読むことを禁じる=空白の100年を隠蔽する行為である

    という図式が成り立ちます。

    名君コブラが
    「ポーネグリフは歴史を語る石」であると知れば、この図式を成り立たせたと仮定すれば

    世界制覇は空白の100年を意図的に隠している。

    という結論にたどり着きます。

    ここから考えられるコブラの聞きたいことは
    「何故、世界政府は歴史が明らかになることを禁止しているのか」

    であり、あわよくば

    「その昔、ネフェルタリ家が世界に何をしたのか知りたい」

    のだと私は結論付けています。

  7. バスターコールだろ

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