かつて栄えた巨大な王国

【空白の100年考察】扉絵に重大伏線!!ネフェルタリ家のマリージョア移住拒否の理由

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空白の100年考察シリーズ第一弾では、巨大な王国と考古学の聖地オハラとの関係を考察した。第二弾となる今回は、アラバスタ王国のマリージョア移住拒否の理由と古代兵器プルトンについて395話の扉絵のヒントをもとに考察する。

「空白の100年」に古代兵器プルトンを所有していたのは誰か?

前回、空白の100年について連合国と巨大な王国の関係を以下のように考察しました。

空白の100年に連合国側が使用した古代兵器プルトンによって「巨大な王国」は滅亡した。

そもそも古代兵器プルトンとは連合国側が所有していた兵器なのでしょうか。

古代兵器プルトンの情報が書かれたポーネグリフはアラバスタ王国にありました。

コブラ「その石にはこの国の歴史など刻まれていない……!! お前達の欲しがる”兵器”の全てが記してあったハズだ…!! …そのありかも…」ワンピース24巻218話

アラバスタのポーネグリフには「兵器の全て」が記してあったというので、ポーネグリフを残した「巨大な王国」は「古代兵器プルトンの全て」を知っていたことになります。

だとすれば、この古代兵器プルトンとは連合国側の兵器ではなく、「巨大な王国」側の所有した兵器であったはずです。

古代兵器プルトンとは巨大な王国側の兵器である。

そうなると、「連合国が古代兵器プルトンを使用した」という前回の考察と矛盾が生じます。

そこで考えれらるのは、連合国側が古代兵器プルトンを奪ったという可能性です。

ワンピース395話扉絵に重大伏線!古代兵器プルトンは乗っ取られた?

バトルフランキーの「乗っ取り」と古代兵器プルトン

実は「古代兵器プルトンが奪われた」という伏線がワンピース本編にいくつか描かれています。

例えば、ウォーターセブンの回想編ではフランキーの造った「バトルフランキー」をスパンダムが乗っ取り、司法船を襲撃しました(37巻355話)。この「バトルフランキー」が明らかにプルトンを暗示していることはプルトン考察で示しました。

また、他にも古代兵器プルトン編を見ていくと、アラバスタ編ラストではボン・クレーによるメリー号の乗っ取りが描かれました。

さらに、アラバスタ編自体がクロコダイルによる「国の乗っ取り」、ウォーターセブン編も潜伏していたCP9の「裏切り」が描かれたストーリーです。

395話扉絵「空白の100年」に関する伏線

さらに決定的なのは、41巻395話「オハラvs世界政府」でオハラのクローバー博士が「巨大な王国」の仮説を話した回の扉絵です。

尾田 栄一郎「ONE PIECE」41巻395話/集英社

ミスG・Wの作戦名”ミーツバロック”Vol.27「”裏切りの黒”で船ののっとり」とあります。船を奪ったのはアラバスタ編で王国に潜伏していたバロックワークスのメンバーです。

空白の100年に関するストーリーが描かれた395話に「船ののっとり」とあるのは重要な伏線であると考えます。

この395話でクローバ博士は巨大な王国について「かつて栄えた」「かつては強大な力を誇った」と強調しましたが、なぜ、古代兵器を所持する巨大な王国が滅んだのか、その答えが「船ののっとり」=「古代兵器プルトンの乗っ取り」であったと395話の扉絵が示していると考えられます。

よって、古代兵器プルトン編及び空白の100年の記述周辺に「船の乗っ取り」の伏線があることから、古代兵器プルトンは敵側である連合国に奪われたと考えれらます。

空白の100年に連合国は古代兵器プルトンを巨大な王国から奪った。

395話扉絵の伏線とアラバスタ王国に古代兵器プルトンのポーネグリフがある理由を考えれば、古代兵器プルトンは空白の100年にアラバスタ王国の関係者が奪ったのではないかと考えられます。

アラバスタ王国はなぜマリージョア移住を拒否したのか

空白の100年におけるアラバスタ王国の立ち位置

古代兵器プルトンのポーネグリフが守られてきたアラバスタ王国についてさらに考えてみましょう。

空白の100年におけるアラバスタ王国に関する元天竜人ドフラミンゴの発言はとても重要です。

20の国の…20人の王が世界の中心に集い……一つの巨大な組織を作り上げたーそれが現在の”世界政府”だ…「創造主」である王達は…それぞれの家族を引き連れ「聖地マリージョア」に住む事にした…「アラバスタ」のネフェルタリ家だけはそれを拒否し…正確には19の家族だがー今もなお住み続け…世界に君臨するその…”創造主”の末裔達こそが…”天竜人”だ!!
ワンピース73巻722話

オハラの考古学者クローバー博士が立てた仮説によると、空白の100年には次の2つの勢力が敵対していたとされています。

20の国の連合国 ←敵対→ 巨大な王国

当時、アラバスタ王国は連合国側の王国でしたが、ネフェルタリ家はマリージョアへの移住を拒否したと言います。

空白の100年が明ける直前、古代兵器プルトンを所持していたのが連合国側のアラバスタ王国であったとするならば、「連合国側が古代兵器プルトンを使用して巨大な王国を滅ぼした」という可能性は高くなります。

そして、空白の100年が明けた後にアラバスタが何らかの理由で連合国と決別したならば、滅ぼされた巨大な王国がプルトンの詳細を刻んだポーネグリフをアラバスタ王国に運んだことにも説明がつきます。

アラバスタ王国がマリージョア移住を拒否した理由

レヴェリー開催中の908話では、アラバスタ王国ネフェルタリ家について五老星が以下のように話しています。

五老星「期間中アラバスタの王も我々に面会を求めている ネフェルタリ家は800年前 唯一下界に残った”最初の20人”の血族…!! 言わば裏切り者だ…… 何かに気づいたか………? 話が拗れぬ事を祈ろう」ワンピース90巻908話

聖地マリージョアへ移住した天竜人にとって、それを拒否したネフェルタリ家は「裏切り者」という認識のようです。

アラバスタ王国が連合国を裏切ってまでマリージョアへの移住を拒否したのはなぜか。

その理由の伏線として考えられるのは、オハラの回想に登場したハグワール・D・サウロです。

ハグワール・D・サウロとネフェルタリ家

サウロはオハラにバスターコールがかけられた際、海軍中将という地位にありましたが、海軍を裏切ってオハラの考古学者ニコ・オルビアと共に逃亡しました。

その行動の理由はオルビアから何らかの話を聞き、海軍の行き過ぎた作戦に不信感を持ったためでした。

前回の考察でいうとサウロの立ち位置は以下のようになります。

さらに、サウロはその後、バスターコールの砲撃からオルビアの娘ニコ・ロビンを守り、「この島の歴史は!! いつかお前が語りつげ!!」と言い遺したのでした(41巻396話)。

オハラでのサウロの立場が空白の100年におけるアラバスタの立場を表しているならば、アラバスタが連合国を裏切った理由はプルトンの使用という連合国の横暴な作戦に不信感を持ったためと考えれます。

そして、当時のネフェルタリ家はマリージョア移住を拒否し、アラバスタに留まって古代兵器プルトンが使用されたという過去を含む歴史が記されたポーネグリフを守ったのではないでしょうか。

アラバスタがマリージョアへの移住を拒否したのは古代兵器プルトンの使用に不信感を持ち、その歴史を後世に残すためであった。

まとめ:空白の100年とネフェルタリ家マリージョア移住拒否の理由

今回は「空白の100年」におけるアラバスタ王国の立ち位置から、古代兵器プルトンについて以下のように考察しました。

古代兵器プルトンは巨大な王国側の兵器であったが、空白の100年に連合国側が奪ってこれを使用し、巨大な王国を滅ぼした。当時のアラバスタ王国ネフェルタリ家は古代兵器プルトンを使用した連合国側に不信感を持ち、古代兵器プルトンの使用を含む歴史を記したポーネグリフを守るため、マリージョアへの移住を拒否してアラバスタ王国に留まった。

この連合国による古代兵器プルトンの使用は、以前の記事で考察した世界政府にとっての「不都合な歴史」の一つであると考えられます。興味のある方はこちらの考察もどうぞ。

「空白の100年」とは世界政府が「巨大な王国」を陥れて世界の実権を握った過程という「不都合な歴史」である。

以上、空白の100年と古代兵器プルトン考察シリーズ第二弾でした。以下の考察もこの記事に関連します。

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考察へのコメント [2]

  • 匿名

    世界政府プルトン使用について
    アラバスタでポーネグリフをロビンが読んでいますよね。もし世界政府がプルトンを使用した歴史が書かれていたとしたら、ロビンの反応はもっと違ったのでは?
    また、トムさんの預かっていたという、五老星も存在を知らなかったプルトン設計図も気になります。

    1+
  • 管理人

    アラバスタのポーネグリフには「世界政府がプルトンを使用した」とは書かれていないと考えています。

    コブラは「あわよくば知りたい…その昔ネフェルタリ家の王は世界に何をしたのか…!!」と発言しているので、アラバスタがプルトンを使用して何かしたと考えているようです。

    都合がよすぎるかもしれませんが、
    「敗北を悟って」ポーネグリフを残したとあるので、プルトンが奪われた時点でアラバスタのポーネグリフを書いたと考えています。

    chara1
    0

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