バッカニア族の魂が宿る6つの存在とは?ズニーシャ、鉄の巨人、海王類…巨大な王国に関する伏線を考察します。
バッカニア族の魂とDの意志
前回、バッカニア族の魂と「Dの意志」の関係について以下のように考察しました。
実は、「Dの一族」の他にも「バッカニア族の魂」が受け継がれていると思われるものが5つ存在します。
バッカニア族の魂が宿るもの
- Dの一族
- 鉄の巨人
- ズニーシャ
- 身縒木
- ポーネグリフ
- 海王類
これらは全て「巨大な王国」に関係するものであり、未だ多くの謎を残す存在です。
しかし、「バッカニア族の魂」に注目すると全ての謎を説明することができます。
今回は「バッカニア族の魂(意志ある魂)」が宿る存在について考察します。
CONTENTS
「鉄の巨人」の動力はバッカニア族の魂か
前回、「バッカニア族の魂」が植物状態のくまの体を動かしていることから、「鉄の巨人の動力」となるのではないかと考察しました。
「鉄の巨人」はルフィの「解放のドラム」に反応していることから、明らかに「巨大な王国」側の勢力です。
さらに、「バッカニア族の魂」は「クラバウターマン」と同じ性質を持つと考察しています。
🤠 鉄の巨人の動力=バッカニアの魂 説
「鉄の巨人と解放のドラム」は「閻魔と月姫」の関係か
バッカニア族の特性が「無生物を動かす力」であるなら…その特性はメリー号の「クラバウターマン」と同じで「鉄の巨人」の動力となり得るhttps://t.co/kMWHKQgKgO pic.twitter.com/pEtXy0bes1
— 考古学ワンピース考察Aya🤠 (@KoukogakuOp) 2024年2月6日
「解放のドラム」といえば、さらに思い浮かぶ存在がいます。ワノ国に現れた「ズニーシャ」です。
ズニーシャとバッカニア族の魂
ルフィがニカを覚醒させた際、ズニーシャは「鉄の巨人」と同じく「解放のドラム」に反応していました。
ズニーシャ「”解放のドラム”が聞こえる 800年振りに聞く……!! 間違いない そこにいるぞ」
さらに、ワノ国編ではズニーシャは「ジョイボーイの仲間」であったことが明かされています。
モモの助「”象主”が……!! 近くに来ておるのだ!!!」
ヤマト「え…おでんの日誌に書いてあったゾウ…!?」モモの助「さよう!! 800年前罪を犯した ジョイボーイの仲間でござる!!!」
ゾウ編ではズニーシャから「何らかの声」が発せられていることが明かされました。その声を聞くことができたのは以下の4人です。
ズニーシャの声を聞けた人物
- ゴール・D・ロジャー
- モンキー・D・ルフィ
- 光月おでん
- 光月モモの助
ワノ国「光月家」は「ポーネグリフ」を作った一族であるので、「巨大な王国」の関係者です。
よって、ズニーシャの声が聞ける人物は皆「巨大な王国」に関わる一族であるということになります。
このサイトでは、ズニーシャの声の正体は「くじらの木」に宿る「巨大な王国」の関係者の魂によるものと考察しています。
つまり、ズニーシャとは「バッカニア族の魂」の意思によって動き、会話していると考えることができます。
🤠 古代の動力は陽樹イブに宿る魂説
エッグヘッドのキーワード「動力」「バッカニア族」「愛の力」「母」「太陽」などをつなぎ合わせるとこうなる pic.twitter.com/fLwvcigkpz
— 考古学ワンピース考察Aya🤠 (@KoukogakuOp) 2024年2月27日
ズニーシャは「大昔に罪を犯した」とされていますが、バッカニア族も「大罪を犯した一族」とされていることからも矛盾しません。
サターン聖「”くま”か…あいつは生まれながらに奴隷階級…-かつて世界に対して大罪を犯した一族の末裔……!! 絶滅種……“バッカニア族”の生き残り…!!」
「身縒木」に宿る先祖の魂
「木に魂が宿る」とは信じがたい現象かもしれませんが、これは、ワンピースの物語の中で何度か描かれています。
前回、「バッカニア族の魂」は「クラバウターマン」と同じ性質であるとしましたが、「クラバウターマン」とは船に宿る魂であるので、木に魂が宿っている状態と同じです。
また、「Dの一族」考察でも取りあげた「身縒木」も「木に魂が宿る」現象です。
ドクター「”身縒木(みよりぎ)”?」
ムース「……はい………この島で亡くなった過去数百年の先祖達の魂が鐘の音に導かれ その身を宿すという 神聖な白色の木々です」
「身縒木」を大切にしていたシャンディアもまた「ポーネグリフ」を守っていたので、やはり巨大な王国側の勢力です。
だとすれば、「身縒木」に宿るとされる「先祖の魂」こそが、かつての「巨大な王国の住民」=「バッカニア族」の魂を指していたのではないでしょうか。
「過去数百年」とされている点も「巨大な王国」滅亡後と合致します。
ポーネグリフに宿る声
古代都市シャンドラには、もう一つ「バッカニア族の魂」が宿っていると考えられるものが登場しています。おでんの回想における以下のシーンです。
ロジャー「この石は強い”声”がつまってて見つけ易い 大きな”力”の話だな?」
ロジャーによると、ポーネグリフには「何者かの声」がつまっていると言います。
この声の正体もまた「ポーネグリフ」に宿る「巨大な王国」の住民の「魂」なのではないでしょうか。
海王類にもバッカニア族の魂が宿る?
ズニーシャの声と同じように海王類の声もまた、ロジャー&おでんとルフィにのみ聞こえる声です。
ロジャー「レイリー!! 聞こえたか!? 今の声」
レイリー「何言ってる 静かな深海じゃないか…」
ロジャー「誰だァ!! こんな海底で話をしてやがるのは!!」
おでん「確かに聞こえる」
ロジャー「お前もかおでん」
魚人島編ではルフィも海王類の声を聞いているシーンが描かれています。
よって、海王類の声を聞ける人物はまたも「Dの一族」と「光月家」であり、「巨大な王国」の関係者ということになります。
海王類は「ジョイボーイの約束」が果たされることを待っていたので海王類もやはり、巨大な王国側の存在です。
まとめ:バッカニア族の魂の行方
このサイトでは「バッカニア族」は青色の星の先住民であり、「巨大な王国」の大部分を占めていた種族であると考察してきました。
「空白の100年」に「巨大な王国」は「連合国」により跡形もなく滅ぼされました。
その際、住人であった「バッカニア族」の多くも王国とともに消され、絶滅寸前となったと考えられます。
しかし、「バッカニア族の特性」ゆえに彼らの「魂」は滅びずに、様々なものへ宿ることで受け継がれ、現在まで存在していると考えます。それらが今回取り上げたで6つの存在です。
実はこの「バッカニア族特性」はベガパンクの研究分野である「物に悪魔の実を食べさせる技術」とも通ずると考えます。
「バッカニア族」については以下の関連考察をご覧ください。
追記:ワンピース最新話1111話にて、ジョイボーイと「鉄の巨人」の関係が描かれました。
鉄の巨人「スマナイ…ジョイボーイ」
やはり、鉄の巨人とズニーシャには共通点が多いようです。
鉄の巨人「スマナイ…ジョイボーイ」
空白の100年が明ける800年前…
– 罪を犯したズニーシャ
– 大罪を犯したバッカニア
– 謝罪文を残したジョイボーイ
– 世界に何かしたネフェルタリ家ジョイボーイ関係者たち…一体何に謝ってるの?https://t.co/3epZxdDKCu pic.twitter.com/QZP6DpKmJ9
— 考古学ワンピース考察Aya🤠 (@KoukogakuOp) 2024年3月24日
Xで「Dの中の「も」はこれしかないと思う」と書かれて
このページのリンクと07の画像が貼られてるけど
何が「も」(「これ」)なのかわかりません・・・
私もXの投稿みて来たんですが「も」はどれなんですか?
コンテンツに誘導できれば騙してもいいって考え方ならドロピザみたいな考察系YouTuberと変わりませんね
すみません誤解を招くリンクの仕方でした
Xの動画へのコメント「『も』はこれしかないと思う。」の「これ」は動画のことを指しています。
動画の最後で「も」の答えを出しています。この記事は動画の最後の図の説明です。
ただ、この考察は続きの記事なので前回のほうのリンクをはるべきでした。そちらに「Dの中のもう一つの意志」について書いています
読んでくれる方の目線に立てていませんでした。申し訳ありません。
そういうつながりだったんですね!
ようやく理解できました ^^;
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