バッカニア族は太陽の神ニカ直系の「旧人類」である｜ワンピース1096話ネタバレ注意

バーソロミュー・くまの種族「バッカニア族」とは何か。最新話で明らかになった情報から、バッカニア族が「太陽の神ニカ」の血を引く「全人類の祖先」である可能性を考察します。ワンピース1096話ネタバレ注意。

くまの特殊な種族「バッカニア族」とはどのような種族か

ワンピース1095話にて、バーソロミュー・くまの種族が絶滅種「バッカニア族」であることが明かされました。

サターン聖「”くま”か…あいつは生まれながらに奴隷階級…–かつて世界に対して大罪を犯した一族の末裔……!! 絶滅種”バッカニア族”の生き残り…!!」1095話

これまでの情報から「バッカニア族」について判明している情報は以下です。

特殊な種族「バッカニア族」とは一体どのような種族なのでしょうか。今回は最新話で明かされた情報を元に「バッカニア族」についてさらに考えていきましょう。

現在描かれている「エッグヘッド事件」では、バッカニア族の秘密が暴かれることで、「世界に大きな衝撃」を与えると考えられます。

ここでの考察により、「バッカニア族」という種族がワンピース世界の「重大な秘密」にいかに深く関わっているかがわかると思います。

なぜなら、くまの属する特殊な種族「バッカニア族」とは「太陽の神ニカ」の血を引く「全人類の祖先」であるからです。

今回は、「バッカニア全種族起源説」について、その根拠を詳しく説明します。

バッカニア族が「巨人族の血を引く」という情報は誤りである

ワンピース1095話にて、イワンコフが「バッカニア族」について以下のような発言をしました。

イワンコフ「お前か今回の目玉バッカニア族って!! 成程でけェ 巨人族の血ィ引いてんだってな!!」

バッカニア族は、普通の人間に比べて力が強く、体も大きいことが分かっています。よって、「巨人族」の血を引いているという部分に違和感はありません。

しかし、「血を引いてる」だけであれば、「希少な種族」と呼ばれることはあっても「特殊な種族」とは言わないはずです。

ワンピース世界には「巨人族」が普通に生活しているので、巨人族の血を引くというだけで迫害される理由にはなりません。

そこで考えられるのが、「バッカニア族」は「巨人族」の血を引くのではなく、「巨人族」が「バッカニア族」の血を引いているという可能性です。

それではなぜ、「巨人族の血を引く」とされているのか。

その理由は冒頭述べたように、バッカニア族が「ニカ」の血を引く「旧人類の祖先」であることがバレてはまずいからです。

「ニカの実」を「ゴムゴムの実」と名前を変えたように、世界政府によって「バッカニア族」の情報が操作されていると考えられます。

バッカニア族が「全人類の祖先」である根拠

バッカニア族と他の種族

前回、「特殊な種族」に関する考察にて、くまの種族は「全種族の祖先」であるとしました。最新話で新しい情報がでましたが、上記の理由からくまの種族に関する答えは大きく変わりません。

バッカニア族が「全種族の祖先」であるとした根拠は以下です。

まず、人間以外の種族の多くが超人的な「腕力」を持つことについては、「小人族」の例を挙げています。

ウィッカ「歩けない…さっき足をくじいたようれす 私ったらドジっドジっ」
ゾロ「何だそのパワー 地面割れてんぞ!!」

小人族は小さい体でありながら超人的な腕力を持ち、くまの「特殊な種族」の血を受け継いでいるとしました。

また、くまとよく似た体質を持つビッグ・マムの子供たちがハーフでありながら、種族の特徴を100%受け継いでいることから、マムに「バッカニア族」の血が濃く受け継がれているために種族の血が薄まらないと結論づけました。

詳しくは以下に考察しています。

くまの特殊な種族は「全人類の祖先」であるか｜ワンピース1095話追記

バーソロミュー・くまの「特殊な種族」とは？ビッグ・マムとくまの共通点からワンピース世界の人類の起源について考察します。ワンピース最新話1095話追記あり

「バッカニア族」という名前

「バッカニア族」という名前の由来は現実世界の「バッカニア」から来ていると考えられます。

「バッカニア」が「カリブの海賊」の前身であることを考えると、やはり、「ヴァイキング」をモデルとした「巨人族」よりも前の時代の種族と考えるのが妥当であるのではないでしょうか。

バッカニア族「太陽の神ニカ」に非常に近い種族である

ワンピース1095話では「バッカニア族」に太陽の神ニカの伝説が受け継がれていることが明らかになりました。

クラップ「”太陽の神ニカ” 私達バッカニアの家系に代々伝わる…伝説の戦士の名だ…」

この発言から、バッカニア族は「太陽の神ニカ」に非常に近い種族であることが分かります。

そして、「太陽の神ニカ伝説」は太古の昔に信じられていた伝説です。

フーズ・フー「太古の昔に…奴隷達が いつか自分達を救ってくれると信じた伝説の戦士だそうだ!! 太陽の神『ニカ』!!! 実在したのか妄想か…人を笑わせ 苦悩から解放してくれる戦士」

フーズ・フーの発言から、やはり「バッカニア族」は太古の昔から続く民族であると考えられます。

バッカニア族の血が流れる「人間」

くまが絶滅種バッカニア族の生き残りであると明かされました。よって、現在の世界にはバーソロミュー・くまとその娘ボニー以外に「バッカニア族」はいないことになります。

しかし、先ほどビッグマムの例を挙げたように、ワンピース世界には「バッカニア族」の血を受け継いでいると考えられる「人間」が登場しています。

ビッグ・マム「熊さんったらオオカミさんを食べちゃったの 悪い子だから おれ熊さんをたたいたんだ!!」
カルメル「…熊さん反省中みたいね 何回たたいたの？」
ビッグ・マム「いっかいだけよ」
カルメル（即死……）

冒頭、バッカニア族は「全種族の祖先」としました。よって、「人間」にもその血は流れていると考えられます。

特に身長6mを超えるような人物は「バッカニア族」の血を強く受け継いでいるのではないでしょうか。以下に身長6mを超える「人間」をまとめます。

ビッグマムの両親は普通サイズの人間であることが分かっているので、これらの人物は「隔世遺伝」により「バッカニア族」の血が濃く現れたために身長が大きい可能性があります。

そして、このうち「ビッグ・マム」「カイドウ」「白ひげ」がロックス海賊団のメンバーであったことが非常に重要です。

もしかすると、「世界の禁忌」に触れたとされる「ロックス海賊団」は、自身の起源が「バッカニア族」にあることを知っていた可能性があります。

そして、「ゴッドバレー」に「バッカニア族」の生き残りがいるという情報を得た彼らは、末裔であるバーソロミュー・くまの救出の為にゴッドバレーへ向かったのではないでしょうか。

旧世界とバッカニア族

「バッカニア族」と「巨大な王国」

ここまで、「バッカニア族」は太陽の神ニカの血を引く「全人類の祖先」であると考察してきました。

だとすれば、800年前に「ニカの実」を覚醒させていたと思われる「ジョイボーイ」がいた「巨大な王国」の大部分を「バッカニア族」が占めていたと考えられます。

そして、バッカニア族という「旧人類」とバッカニア族から派生した「様々な種族」は、血の繋がった家族のように共生していたと考えられます。

特にワノ国の国民に高身長の人物が多い理由は、ワノ国が800年間鎖国状態にあったことで、旧世界の人間の血が濃く残っているのかもしれません。

#今週のワンピ #ONEPIECE

バッカニアはカリブの海賊の前身

バッカニア：くまの種族
ヴァイキング：エルバフのモデル

巨人の血を引くじゃなくて「くまの種族」が巨人の元になってる？…または巨人ニカの血をバッカニア族が引いている？

くまの種族は「全種族の祖先説」https://t.co/y0zEQeDBUx pic.twitter.com/2ABXcEUG2f

— 考古学ワンピース考察🍀 (@KoukogakuOp) 2023年10月15日

それでは、ワンピース世界の人類の大部分を占める普通サイズの「人間」と、バッカニア族の違いとは何か。次回はいよいよ現在のワンピース世界の「人間」の起源について考察します。

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