ドラゴンはゴッドバレー事件の現場にいた!?ゴッドバレー事件とミニオン島のリンクからドラゴンとゴッドバレー、そして革命軍創設の動機を考察。追記ワンピース最新話1097話ネタバレ注意。

追記:ドラゴンが元海兵であったことが判明!

ワンピース1097話にて、ドラゴンがかつて海軍に所属していたことが明らかとなりました。

くま「どうして武器を扱えるんだ?ドラゴンさん」
ドラゴン「少し『海軍』にいた…運悪くそこで『正義』を見出せなかったが…」

引用:ワンピース巻話

これは22年前ドラゴンが33歳当時の会話であるので、それ以前のどこかのタイミングでドラゴンは海軍にいたことになります。

この考察では「ドラゴンは38年前ガープと共にゴッドバレーにいた」と考察しています。

その後、1096話において、ガープが休暇先からゴッドバレーへ向かった様子が描かれているので、ドラゴンがガープに同行していた可能性は十分にあるのではないでしょうか。

ただし、くまがソルベ王国でドラゴンと出会うまで両者に面識はないため、ゴッドバレーで出会ったわけではないようです。

しかし、その後のドラゴンの行動や革命軍創設の動機などを考えると、やはりドラゴンは「ゴッドバレー」にいたと考えられる要素がいくつもあります。

以下、ワンピース1095話までの情報を元に考察しています。

ドラゴンは38年前の「ゴッドバレー」にいたのか

最新話1095話にて、38年前の「ゴッドバレー事件」がついに描かれはじめました。

なんと、ゴッドバレーの地に後の革命軍幹部「バーソロミュー・くま」と「イワンコフ」がいたことが判明しました。

この2人は革命軍の創設メンバーであることが明かされています。

だとすれば、その場に革命軍総司令官ドラゴンもいたのでしょうか。

結論から言ってしまうと、ドラゴンはゴッドバレーの地にいた可能性が非常に高いと考えます。

そして、ドラゴンが「ゴッドバレー事件」に関わっていたとすると、ドラゴンに関する謎全てが一つに繋がります。

「ゴッドバレー事件」と「ミニオン島」にドラゴンのヒントあり

「ゴッドバレー事件」と「ミニオン島」

ゴッドバレー事件といえば、「宝箱」に入ったシャンクスがロジャーに拾われたことが判明しています。

実は「宝箱に入った子ども」はワンピース原作にも描かれています。ドレスローザ編の以下のシーンです。

ゴッドバレー事件とミニオン島
尾田 栄一郎「ONE PIECE」77巻767話/集英社

コラソン「海賊ってのは宝箱を見ると必ず自分の船へ持ち帰る習性がある つまりここにいれば必ず檻の外へ出るチャンスが来る!!」

引用:ワンピース77巻767話

この「ミニオン島」での出来事と「ゴッドバレー事件」は明らかにリンクして描かれています。

宝箱に入った子供
天竜人とDの一族

だとすれば、ミニオン島にいた「ある人物」とドラゴンがリンクしている可能性があります。

海兵の息子「ドラゴン」と「ドレーク」

その人物とは「ドリィ」と呼ばれた少年、後の「X・ドレーク」です。

ミニオン島では、海軍と取引をしていた「バレルズ海賊団」が「オペオペの実」をコラソンに奪われました。

その「バレルズ海賊団」の船長バレルズがドレークの父であり、元海軍将校です。ドレークと父の関係について、尾田先生がSBSで以下のように答えています。

尾田先生「父バレルズは、海軍元将校で、ドレークはそんな立派な父に憧れ、海兵になる夢を持っていました。

引用:ワンピース78巻SBS

父親が海兵であるということから、「ドレーク」が「ドラゴン」とリンクしている可能性があります。

そして、「ドレーク」の意味はオランダ語で「ドラゴン」を意味します。

ドレークは海兵将校になったのち、軍を抜けて海賊となっています。だとすれば、ドラゴンもまた、かつて父ガープに憧れて「海兵」になった時期があるのではないでしょうか。

それが、38年前の「ゴッドバレー事件」である可能性があります。

ドラゴンは「ゴッッドバレー」で何を見たのか

ガープがエースやルフィを海軍に育てようとしていたことがワンピース作中に繰り返し描かれています。

ガープ「ルフィ お前もエースも!! 将来は最強の海兵になるんじゃ!!!

引用:ワンピース59巻582話

だとすれば、ガープは息子ドラゴンのことも「海兵」にしようと育てたはずです。

海兵時代のドラゴンではないかと思われる人物がカラー絵にも描かれています。

ドラゴンとゴッドバレー 事件
尾田 栄一郎「ONE PIECE」70巻691話/集英社

ドラゴンはゴッドバレー事件時点で17歳であるので、ゴットバレーへ向かった父ガープに同行していた可能性があります。

そして、ゴッドバレーでの天竜人の蛮行を目撃し、後に「自勇軍」を立ち上げたのではないでしょうか。

ベガパンクはオハラで再会したドラゴンに以下のように語っています。

ドラゴン「おれは戦える”軍隊”を作る!!!」
ベガパンク「戦争を嫌ってたお前がか……!?

引用:ワンピース106巻1066話

ゴッドバレーとはまさに戦場。ドラゴンが「戦争嫌い」である理由も「ゴッドバレー事件」にあるのではないでしょうか。

ゴッドバレーでは天竜人が奴隷を狩り、先住民を殲滅しようとしていたことが明らかになっています。

もしもドラゴンがその場にいたとしたら、天竜人を打倒するための革命軍を創設する十分な動機となります。

ドラゴンと神の騎士団

ドラゴンがゴッドバレー事件にいた根拠はまだまだあります。

ドラゴンはレヴェリーの回想で「神の騎士団」について語っています。

ドラゴン「全ての物資を止められてるわけじゃないが…しかし確実に彼らを苦しめ始めているハズだ!! −そして当然それに黙って耐える様な相手じゃない…”神の騎士団”が動き出したら戦いはそこからだ!!!」

引用:ワンピース1083話

ドラゴンが発言しているように、「神の騎士団」がめったに地上に降りないとすれば、ドラゴンは「神の騎士団」の存在をどこで知ったのか。

その地こそ「ゴッドバレー」であった可能性が高いのではないでしょうか。

ドラゴンがゴッドバレーにいた根拠

  • ミニオン島とのリンク
  • 海兵であった可能性
  • 戦争嫌いの理由
  • 革命軍創設の動機
  • 奴隷解放の動機
  • 神の騎士団を知る理由

以上、ワンピース最新話1095話より、ゴッドバレーにドラゴンがいた可能性を考察しました。ゴッドバレー事件については、以下に関連考察がありますので、興味のある方はこちらもどうぞ。

くまの特殊な種族は「全人類の祖先」であるか|ワンピース1095話追記
くまの特殊な種族は「全人類の祖先」であるか|ワンピース1095話追記
バーソロミュー・くまの「特殊な種族」とは?ビッグ・マムとくまの共通点からワンピース世界の人類の起源について考察します。ワンピース最新話1095話追記あり
スリラーバークはゴッドバレー跡地か?その奇妙な共通点を考察|ワンピース1096話追記
スリラーバークはゴッドバレー跡地か?その奇妙な共通点を考察|ワンピース1096話追記
ゴッドバレー跡地はスリラーバークか?もしも消滅したとされる島が海賊船となっていたら…ゴッドバレーとスリラーバークのリンクから考察します。追記:ワンピース最新話ネタバレ注意。

この考察へのコメント  0

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です