ゴッドバレー跡地はスリラーバークか?もしも消滅したとされる島が海賊船となっていたら…ゴッドバレーとスリラーバークのリンクから考察します。追記:最新話ワンピース1096話ネタバレ注意。

追記:1095話にて「くまの記憶」がゴッドバレーであると判明!

この記事では、ゴッドバレー事件の跡地が「スリラーバーク」であると考察し、もともと「西の海」にあった島が「巨大船スリラーバーク」となって「グランドライン」へ運ばれたと考察しました。

さらに、1073話にて描かれた「くまの記憶」にスリラーバークの「ホグバックの屋敷」に似た建物が描かれていることから、くまが38年前に「ゴッドバレー」にいた可能性を示しています。

そして、最新話1095話でゴッドバレーが「西の海」にあったことが確定し、「くまの記憶」もやはり、ゴッドバレー事件直前のものであったことが確定しました。

問題の建物が「ホグバックの屋敷」だったとすれば、ゴッドバレー跡地がスリラーバークである可能性が高まったと言えます。

まだ島内の様子はわかりませんが、西部劇のような街並みが描かれており、この考察で「ゴッドバレー事件」とリンクするとした「バナロ島」にも似ています。

ゴッドバレー事件に関係するとみられる「バッカニア族」については、以下に詳しく考察しています。

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追記:スリラーバークの「将軍ゾンビ」はロックス海賊団メンバーと判明

最新話1096話にて、ゴッドバレーに現れたロックス海賊団のメンバーにスリラーバークの「将軍ゾンビ」とよく似た人物が多数登場しました。

スリラーバークにロックス海賊団のゾンビが多く存在したこもまた「スリラーバーク=ゴッドバレー説」の根拠となるかもしれません。この件については、以下の動画内で話しています。

「ゴッドバレー」があった場所はどこか

ゴッドバレー事件の基本情報

前回、ゴッドバレー事件の基本情報をまとめましたが、現在までに判明している情報は以下です。

ゴッドバレー事件の基本情報

  • 38年前に「ゴッドバレー」で発生した事件
  • ガープとロジャーが手を組み天竜人と奴隷を守る
  • ロックス海賊団が壊滅
  • ガープが英雄と呼ばれる
  • 事件後にゴットバレーは消滅
  • ロジャーが宝箱に入ったシャンクスを拾う
  • ビッグマムがカイドウに「ウオウオの実」を与える

今回は、「ゴッドバレー」が存在した場所について考察します。

地図から消された「ゴッドバレー」

「ゴッドバレー」は事件後に跡形もなく消滅し、地図からも消されていると言います。

センゴク「『ゴッドバレー』という島は現在地図にも記されていない−そして実際にゴッドバレーは跡形もなく消えているんだ

引用:ワンピースワンピース95巻957話

そして、「ゴッドバレー」が存在した場所については、これまで、ワンピース原作に明確な情報は示されていません。

しかし、「ある手がかり」となる情報があります。

それは、シャンクスの出身地が「西の海」となっていることです。

ゴッドバレー事件発生時、宝箱に入った赤ん坊のシャンクスが「ロジャー海賊団」に拾われ船に乗りました。

よって、シャンクスの生まれが「ゴッドバレー」であったならば、現時点でその位置は「西の海」にあった可能性が最も高いと言えます。

この章の考察ポイント

ゴッドバレーは「西の海」にあった可能性が高い。

スリラーバークが「ゴッドバレー跡地」である可能性

「西の海」といえば、「ゴッドバレー跡地」として思い当たる場所があります。「西の海」から来たとされる「スリラーバーク」です。

スリラーバークとは

元王下七武海ゲッコー・モリアが所有していた世界一巨大な海賊船。「西の海」から来た島を丸ごと乗せ、「魔の三角地帯(フロリアン・トライアングル)」を彷徨っている。

スリラーバーク編には「未回収伏線」がいくつか残っていますが、最大の謎はスリラーバークがどのように「西の海」からグランドラインに入ったのかという点です。

巨大な船が「西の海」からグランドラインへ入るには、「カームベルト」と「レッドライン」を超える必要があります。そんなことが可能なのでしょうか。

実は、スリラーバークが「ゴッドバレー跡地」であると考えると、この点をクリアすることができます。

島自体が船に乗っていることを考えれば、スリラーバークは「空を飛んで移動した」と考えるのが自然です。

実際に「ゴッドバレー事件」には「島を浮かす能力」を持つ人物が2人関わっています。

金獅子のシキフワフワの実
カイドウウオウオの実

カイドウはワノ国で「ウオウオの実」の能力により「鬼ヶ島」を宙に浮かせています。ただし、「ウオウオの実」を得たのはゴッドバレーであるとされています。

一方、金獅子のシキは劇場版ワンピース「ストロングワールド」で島をまるごと浮かせた海賊船を使用していました。よって、シキの海賊船は「スリラーバーク」と全く同じ状況といえます。

このことから、「スリラーバーク」を海賊船にするには、金獅子のシキの能力が利用された可能性が高いと言えます。

この章の考察ポイント

事件後、ゴッドバレーは金獅子のシキの能力でグランドラインに運ばれ「スリラーバーク」となった。

ここまで、スリラーバークがゴッドバレー跡地である可能性を考察してきました。

しかし、「ゴッドバレー」と「スリラーバーク」を繋ぐ伏線は地理的な要因だけではありません。

スリラーバークとゴッドバレーの奇妙なリンク

ゴッドバレー事件関係者のリンク

実は「スリラーバーク編」は「ゴッドバレー事件」と密接に繋がっています。以下はゴッドバレー事件関係者とスリラーバーク編登場人物の対応関係を示した表です。

ゴッドバレーとスリラーバーク関係者

ゴッドバレー スリラーバーク
ロックス・D・ジーベック 黒ひげ(直前)
エドワード・ニューゲート 本人(直前)
シャーロット・リンリン 娘ローラ
百獣のカイドウ モリア
金獅子のシキ
キャプテン・ジョン ジョンのゾンビ
銀斧 銀斧???
王直
モンキー・D・ガープ 本人(直前)
ゴール・D・ロジャー 息子エース(直前)
シャンクス 本人(直前)

この表から、スリラーバーク編には「ゴッドバレー事件」関係者が非常に多く登場していることが読み取れます。

スリラーバークでは、モリアによって「影」を入れられた「キャプテン・ジョン」のゾンビが登場していました。さらに、ビッグマムの娘ローラも登場しています。

また、スリラーバーク編で、モリアがかつてカイドウに敗北したことが明かされています。

さらに、「ゴッドバレー事件」とはロジャーとロックスという「Dの一族」同士の戦いですが、スリラーバーク編の直前にはエースと黒ひげによる「バナロ島の決闘」が描かれました。

この決闘はロジャーの息子エースと「ロックスの意志」を継ぐと見られる黒ひげの戦いであるので、「ゴットバレー事件」を意識して描かれていることが明白です。

これらのことから、スリラーバーク編は後に描かれる「ゴッドバレー事件」を意識して描かれたストーリであることが分かります。

その理由こそ、「スリラーバーク」が「ゴットバレー跡地」であったからではないでしょうか。

この章の考察ポイント

スリラーバーク編は「ゴッドバレー事件」を意識して描かれている。

以上、スリラーバークとゴッドバレーを繋ぐ伏線から、「スリラーバーク」がゴッドバレー跡地である可能性を考察しました。

以下追記↓

ゴッドバレーと「神の騎士団」

ワンピース最新話1086話にて「ゴッドバレー」に関する「新しい情報」が描かれました。

「かつてゴッド・バレーという土地で活躍した”王者”!! 現在は“神の騎士団”の最高司令官フィガーランド・ガーリング聖である」

引用:ワンピース1086話

シャンクスの血筋の可能性が高い「フィガーランド家」の人物が「神の騎士団」の最高司令官であることが明かされました。

そして、フィガーランド・ガーリング聖はかつて「ゴッド・バレーで活躍した王者」であるといいます。

この発言から、「ゴッドバレー」で何らかの戦いが行われていたことが分かり、ガーリング聖はその覇者であるということになります。

以前、「神の騎士団」と五老星を含めた「何らかの戦い」がゴッドバレーで行われていたと考察しました。

シャンクスは神の騎士団?フィガーランド家とゴッドバレー事件考察|最新話1086話追記
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そして、スリラーバークには物語に直接関係のない「闘技場」の跡があります。

その闘技場は他の場所と比べてかなり劣化しており、モリアらが使用している様子は見られません。

そして、この場所に登場したのが、元ロックス海賊団船員のキャプテン・ジョンのゾンビです。その隣には「銀斧」ではないかと思われる人物も確認できます。

このことから、この闘技場がゴッドバレーと関係する可能性が非常に高いです。

ホグバックの屋敷と「MADS」

このサイトでは「ゴッドバレー事件」にかつてベガパンクが所長を務めた「MADS」が関係している可能性があると考察してきました。

ゴッドバレーと神

ゴッドバレー(神) ルナーリア族(神) 古代兵器(神の名) 科学技術(神の領域)
百獣のカイドウ ● シーザー
ビッグ・マム ● ジェルマ
白ひげ ● ウィーブル
金獅子のシキ ● S.I.Q
バッキン ● MADS居候

「元ロックス海賊団」関係者が科学技術に関係していることが主な根拠ですが、詳しくは以下に考察しています。

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そして、スリラーバークにある「ホグバックの屋敷」はベガパンクが使用していた研究所である可能性があります。

バーソロミュー・くまの過去とゴッドバレー

ワンピース1073話にて描かれた「くまの記憶」にスリラーバークの「ホグバックの屋敷」に似た建物が描かれています。

当時のくまの年齢が9歳ごろであるとすれば、この記憶は38年前に起きた「ゴッドバレー事件」直前のものである可能性があります。

ゴッドバレーとくまの関係についても「ゴッドバレー事件MADS編」で考察予定です。

ゴッドバレー事件に関係するとみられる「バッカニア族」については、以下に詳しく考察しています。

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この考察へのコメント  4

  1. シャンクスがフィアーランド家の血筋で天龍人だったら住んでるのはマリージョアなんだからマリージョア出身なんじゃないの?天龍人が違う場所に住んで意味わからん

  2. ゴッドバレーでシャンクスの両親は何をしてたんですかね・・・両親がウェストブルー住みなら新世界ゴッドバレーで生まれてもウェストブルー出身になる気がします

  3. なんかエッグヘッドもベガパンクも五老星も吹っ飛ぶようなゴッドバレーの内容ですね
    これまでルフィと麦わら海賊団が遭遇してきた現在のワンピース世界に生きる人物たちが
    まさにこの瞬間にこの地点に全員集合してまるでビッグバンを起こしたかのように大事件を引き起こして
    再び世界中に散ってその後の38年間のワンピース世界の歴史を形作ってきた
    そんな感じがします

  4. 長年疑問に思っていた、頂上戦争の時にドフラミンゴが「もっと上(多分天竜人?)からの命令だ」とか言って、モリアにきなり襲い掛かって始末しようとしていたドフラミンゴの謎の行動の理由にも繋がりそうな気がしました。
    モリアも未だに度々登場しているところを考えると結構重要人物かもしれないですね。

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