ルフィの意識はどうなる!?1043話に描かれた太陽の神ニカの覚醒とルフィの精神状態について、ワンピース1044話以降のストーリーを考察します。ヒントはビッグ・マムとキャベンディッシュの「ハーフ&ハーフ」です。
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気絶したルフィとニカの覚醒
ワンピース1043話ラストシーンにて、ルフィの髪が変化し、ついにルフィの能力が覚醒したと考えられます。
これまで、ルフィの「ゴムゴムの実」とは「太陽の神ニカ」が宿る実であると考察してきました。気を失ったルフィが「にかっ」と笑ったことから、ついにルフィの中に眠る「ニカ」が覚醒したと考えられます。
だとすると、次回ワンピース1044話以降、ルフィの人格はどのように変化するのでしょうか。
ヒントは以前考察したビッグ・マム考察にありそうです。
ビッグ・マムとルフィに明らかな対応関係あり!
「ビッグ・マムの夢」と「ルフィの夢の果て」
これまで、「ビッグマムの夢」と「ルフィの夢の果て」が一致すると考察してきました。
ビッグマムとルフィは共に「海賊王」を目指し、「ひとつなぎの大秘宝」を手に入れることを夢見ています。
このサイトでは「ひとつなぎの大秘宝」の正体を「支配と差別のない自由な世界」であると考察しています。
「ひとつなぎの大秘宝」は「この世の全て」のことを指しますが、ビッグマムの夢は「この世の全て」であるとペコムズが語っています。
ぺコムズ「それこそがママの夢なのさ!! 世界中の全種族が差別なく暮らせる国……!!! いや…この世の全てだ!!!」
そして、ルフィの夢の果ては「巨大な戦い」ののちに全種族を巻き込む「巨大な宴」をすることであると考察しました。
ルフィの夢の果てに近い言葉をビッグマムも語っています。
ビッグ・マム「おれの夢は……!! 世界中のあらゆる人種が『家族』となり 同じ目線で食卓を囲む事…!!!」
マム 海賊王&ひとつなぎの大秘宝→ 世界中の全種族が同じ目線で食卓を囲む
ルフィ 海賊王&ひとつなぎの大秘宝→ 世界中の全種族を巻き込んで巨大な宴をする
このように、ルフィの夢の果てとマムの夢が一致することから、今後ビッグマムはルフィの味方にになると考察しています。
ワノ国編でのルフィとマムの対応関係
ここまで、ルフィとビッグマムの夢が一致することを確認しましたが、ワノ国編突入後、ルフィとビッグマムはさらに明確な対応関係が描かれています。
ワノ国編でのマム・ルフィの動き
- 入国と同時に海に沈む
- 「九里ヶ浜」に打ち上げられる
- おこぼれ町の茶屋へ
- お玉・お鶴・お菊に出会う
- 囚人採掘場へ
このビッグ・マムとルフィの明らかな対応関係は何を表しているのでしょうか。
ルフィはいずれ記憶喪失と二重人格になる?
ルフィの気絶とマムの記憶喪失
ルフィとマムの共通点のうち、最も顕著であるのは「ワノ国上陸シーン」です。
ルフィとビッグマムはワノ国上陸の際、船から落ちて海に沈み、同じ「九里ヶ浜」に打ち上げられています。
その際、ビッグ・マムは記憶喪失となって目覚めました。これは、海に落ちたことで「ソルソルの実」の能力が宿るカルメルの魂がおさえられた状態であると考察しています。
ワンピース1043話ではカイドウに3度目の敗北をしたルフィが気を失い、モモの助が以下のように語りました。
モモの助「ルフィの”声”が……聞こえぬぞ……!?」
しかし、モモの助とは逆にズニーシャは「ジョイボーイの再来」を示す「解放のドラム」の音を聞いています。
つまり、ワンピース1043話のラストシーンでは、ルフィの意識が失われ「もう一つの意識」である「ニカ」が表に現れたと考えることができます。これは、記憶喪失のマムと同じ状態です。
だとすると、このままルフィの意識は元に戻らないのでしょうか。その答えはやはり、ビッグ・マムとの対応から明らかとなりそうです。
ルフィは「ハーフ&ハーフ」になる
ビッグマム考察では「ビッグマム」はキャベンディッシュの「ハーフ&ハーフ」の状態であると考察しました。マムが「ソルソルの実」の能力を使用する際、瞳に「三重の円」が描かれるのがその根拠です。
ドレスローザ編で描かれたキャベンディッシュの「ハーフ&ハーフ」は、キャベンディッシュの中に眠る別人格「ハクバ」と元の人格が同時に現れた状態であり、「ハクバ」の能力を残しながら制御することが可能でした。
よって、3人の状態は以下のように対応すると考えられます。
ビッグ・マム主人格+別人格カルメル & 能力
ルフィ主人格+別人格ニカ & 能力
ビッグマムとルフィとの対応関係を考えると、ルフィは今後、ビッグ・マムと同じようにルフィとニカの「ハーフ&ハーフ」の状態になると考えられます。
つまり、ルフィの人格と覚醒したニカの人格が同時に現れた時、太陽の神ニカの能力を使用できるというわけです。
その際、ルフィの瞳にはマムとキャベンディッシュと同じ「三重の円」が描かれると考えられます。
「三重の円」の瞳といえば、ビッグ・マムの他にもズニーシャとイム様の存在を挙げ、やはり複数の意思が入った状態であると考察しています。
太陽の神ニカの覚醒とナミのクリマ・タクト
ルフィの中に宿る「意思」
ワンピース1042話にて、カイドウがルフィのゴムゴムの能力を疑う発言をしました。
カイドウ「攻撃の軌道を曲げてる…!? ありえねェだろゴムの性質上…!!」
ルフィの「軌道を曲げる攻撃」は、ギア4「ゴムゴムの大蛇砲」「ゴムゴムの黒い蛇群」など「蛇」の名がつく攻撃の特徴であり、これまでに対ドフラミンゴ戦、カタクリ戦に使用されました。
覇気を腕に集中させて伸ばした腕の方向を変え、さらに伸ばして加速させることができます。この攻撃の際、ルフィは「追え!大蛇!」と叫んでいることから、ルフィ以外の「何らかの意志」が腕に宿っているような描かれ方をしています。
そして、この技もまた、ビッグ・マムの能力で説明することができます。
ルフィ「大蛇砲」とナミの「天候棒」
フーズ・フーによって「ゴムゴムの実」の重要性と「太陽の神ニカ」の名が語られた直前のワンピース1016話で、ナミの「魔法の天候棒(ソーサリー・クリマ・タクト)」に変化が起こりました。
もともと、ゾウ編から使用されているナミの「クリマ・タクト」はルフィの腕と同じように伸縮可能になっています。
そして、鬼ヶ島での戦いの最中、ナミの「クリマタクト」にゼウスが取り込まれました。クリマタクトが意思を持った状態です。
そして、「ゼウス」という意思を持つクリマタクトはルフィの「ゴムゴムの大蛇砲」の様に味方を追うことが可能です。
ゼウス「おいらは『ゼウス』!! ナミの右腕!! 覚悟しろ!!(中略)終わらない!! 当たるまでがおいらの攻撃!!!」
よって、ルフィの中の「大蛇」とクリマタクトに取り込まれた「ゼウス」は対応していると考えられます。
1043話でルフィの中に目覚めた「太陽の神ニカ」のヒントはビッグ・マムにあり!?
ワノ国でのルフィとマムの共通点は今後のルフィの精神状態を暗示しているのかも#ワンピース考察 #ONEPIECE1044 https://t.co/luadjfYx8u pic.twitter.com/MBuqFfzqrP
— 考古学から考察するワンピース謎と伏線 (@KoukogakuOp) 2022年3月23日
このルフィの中にいる意思「大蛇」こそが「太陽の神ニカ」であるということになります。