【ワンピース1057話】ワノ国終幕!!残された未回収の伏線は？最終章考察

ワノ国編の未回収伏線は？いよいよ終幕を迎えたワノ国編。ワノ国開国はいつ？古代兵器プルトンとは？ヤマトは仲間になる？ワンピース最終章に残された伏線を全てまとめます。ワンピース1057話ネタバレ注意。

#ONEPIECE1057 #今週のワンピ #ワンピース考察

ついにワノ国編終幕！
連載期間4年1カ月 全149話！

ワノ国編「全話あらすじ」を
ざっくりまとめてみました！

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— 考古学から考察するワンピース謎と伏線 (@KoukogakuOp) 2022年8月21日

伏線1：ワノ国はいつ開国される？

ワノ国編で残された最大の伏線は「ワノ国の開国」です。そもそもワノ国での目的は、20年前に光月おでんが赤鞘達に託した「ワノ国の開国」を実現することでした。

ワノ国編終盤になって、元将軍スキヤキが「ワノ国開国」の具体的な目的を説明しました。

スキヤキ「『プルトン』を取り出すには壁を取り払う必要がある!! ――つまり『開国』とは国の防御壁を破壊し“古代兵器を解放”する事を意味する!!」

ロビン「『開国』が兵器の解放!? 光月おでんは…なぜそんな事をしようと…」

スキヤキ「これが将軍家に伝わる全て――おでんが海外で何を知ったのか――それもわかり兼ねる」

そして、ロジャーとの航海で何らかの情報を得た光月おでんは、「開国」の目的について以下のように発言しています。

光月おでん「『ワノ国』は いや…世界はある人物を待っている………!! その者が800年の時を超え現れた時 迎え入れ協力できる国でなきゃならぬ」

おでんとスキヤキの発言を合わせると、次のようになります。

よって、ワノ国開国の目的とは、「ジョイボーイ」が必要とする「古代兵器プルトン」を解放するためであると考えられます。

しかし、ワノ国の開国に関わるとされる巨象「ズニーシャ」は既にワノ国を離れています。唯一ズニーシャと会話できるモモの助は、ズニーシャと次のように会話しています。

モモの助「ズニーシャ…聞こえるか? よーく考えたのでござる 『開国』だが…まだしない」

ズニーシャ「わかった…私はお前の判断に殉ずる お前を疑わない………!!」

モモの助が「まだ開国しない」と発言しているので、いずれ、然るべき時期が来たらワノ国を開国すると考えられます。

伏線2：古代兵器プルトンは復活するのか？

古代兵器プルトンの正体は？

ワノ国編では、ついに「古代兵器プルトン」の在り処がワノ国であると明かされました。しかし、肝心のプルトンの正体については触れられませんでした。

古代兵器プルトンの正体とは一体何なのでしょうか。

プルトンが必要となる時

ポセイドンを正しく導く存在が「ジョイボーイ」であることと対応して、先ほど引用した光月おでんの発言から、プルトンを「正しく使用する者」が「ジョイボーイ」であると考えられます。

しかし、ワノ国編で「ジョイボーイ」であるとされたルフィは、古代兵器プルトンを必要としていないことがワンピース1056話で明確に描かれています。

ロビン「神の名を持つ古代兵器『プルトン』 あなたは欲しい？ルフィ」
ルフィ「おれ いらねェよ!!」

よって、ワノ国の開国は、「ジョイボーイ」であるルフィが古代兵器プルトンを必要とした時であると考えられます。

伏線3：空白の100年と「巨大な王国」とワノ国の関わりは？

「空白の100年」が明けた直後に国を閉ざしたワノ国。そして、光月家が作ったポーネグリフは、かつて栄えた「巨大な王国」が残したものです。

よって、ワノ国は「巨大な王国」や「空白の100年」に深く関わっていると考えられます。

しかし、ワノ国編終幕までに「空白の100年」に関する情報はほとんど描かれませんでした。唯一描かれたのは、「空白の100年」に関する以下のセリフです。

光月おでん「大昔…この国を海外から閉ざしたのは…『光月家』だった!! ―それは…”巨大な力”からワノ国を守る為…!!」

この「巨大な力」とは何なのでしょうか。

ワノ国が「巨大な王国」側の勢力であったとすれば、「巨大な力」とは空白の100年に「巨大な王国」と敵対した「20の王国の連合軍」側の勢力と考えられます。

そして、ワノ国編では、「空白の100年」が明けた800年前後に生まれた「トキ」が登場しており、トキの両親はワノ国出身であることが明かされています。

今後、「空白の100年」の秘密が明かされる時、「ワノ国」と「巨大な王国」の関係が描かれるならば、トキの両親も登場する可能性が高いです。

伏線4：ワノ国で発見した「ポーネグリフ」の内容は？

ワノ国のポーネグリフ

ワノ国編では2つの「ポーネグリフ」が登場しています。

• 鬼ヶ島でローが見つけたポーネグリフ
• 花の都の城内「こけしの部屋」のポーネグリフ

しかし、その内容はワノ国編終幕までに明かされませんでした。

ワノ国は、「ポーネグリフ」を作り出すなど「巨大な王国」と深く関係し、800年間鎖国していた国でもあるので、ワノ国にある「ポーネグリフ」には重要な内容が記されていたと考えられます。

これら「ポーネグリフ」の内容はいつ明かされるのでしょうか。

海楼石とポーネグリフの石

ワノ国は世界で唯一「海楼石」が存在する海域であり、すぐれた加工技術を持っていました。

ホーキンス「世界に拡がる『海楼石』は この国で生まれたんだ」

しかし、ワノ国編では「海楼石」の謎も明かされていません。ワノ国にのみ存在する理由は何なのでしょうか。

また、ワノ国光月家は「ポーネグリフ」に古代文字を刻んだとされますが、「砕けぬ石」の在り処や加工方法も謎のままです。

伏線5：「ルナーリア族」とは？ワノ国と「月」の関係

ワノ国編は「月」が重要な意味を持つストーリーでした。光月家だけでなく、ワノ国大名家の名前には「月」が含まれています。

このうち、黒炭家にだけ「月」がつかない理由は説明されていません。また、光月おでんが愛した曲「月姫」の由来も明かされませんでした。

そして、ワノ国と「月」と言えば、「月」に関係すると見られる「ルナーリア族」という種族も登場しています。

キング「あいつは絶滅したハズの『ルナーリア族』の生き残り!! 自然界のあらゆる環境下で生存できる怪物 大昔には”神”…!! それがあいつらの呼び名だった!!」

ルナーリア族が「聖地マリージョア」や「ジョイボーイ」と関わる以上、ワンピース最終章でその謎が明かされると考えられます。

伏線6：「閻魔」は黒刀に成る？ゾロの前に現れた「死神」の正体は？

ゾロの前に現れた死神

ワノ国編終盤、ゾロの前に現れた「死神」についても謎のままです。

ゾロ「誰だてめェ ………!! 何なんだ……体が動かねェ………!!」

この「死神」については、ワノ国編とリンクする空島編で描かれた「クラバウターマン」が関係していると考察しました。

空島編では、ウソップの前にメリー号を修理する謎の影が描かれていました。

（コーン コーン…）
ウソップ「何の音だ………？船には誰もいねェハズだけどな…霧が深くてよく見えねェや…」

この影の正体は、空島編の2つ先の「ウォータセブン編」で船に宿る妖精「クラバウターマン」であると明かされたので、ゾロの前に現れた「死神」もワンピース最終章で明かされる可能性があります。

そして、このサイトでは古代兵器プルトンに「クラバウターマン」が宿っていると考察しています。

この時、ゾロが手にしていた刀は、プルトンの由来「冥府神」にも繋がる地獄の大王「閻魔」。

ゾロの「死神」については、ワノ国の古代兵器プルトン復活と共に語られるのではないかと考察します。

「閻魔」は黒刀になるか

ワノ国編では、ゾロの刀「閻魔」に関しても伏線が残されています。

飛徹「『閻魔』はまだ黒刀に成っておらぬ!! お前次第で”位列”も上がるぞ」

この発言から、ゾロの刀は今後、黒刀になると考えられます。カイドウやキングとの戦いでも達成しなかった「閻魔」の黒刀化はいつ実現するのでしょうか。

伏線7：ヤマトはいつ船出する？麦わらの一味の船に乗るのか

ワンピース終幕1057話にて、麦わらの一味と共に出航しないことが確定したヤマト。

ヤマト「おでんはこの国の”漫遊”から始めただろ？ 僕も世間知らずだ! 同じ道を辿って いずれ海へ!!」（中略）

ルフィ「錦えもん!! ヤマト!! モモ!! 海賊やりたくなったら いつでも迎えに来るからよ!!」

これまでも「海に出る」と発言していたヤマト。いずれ、ワノ国を出るとするならば、ルフィの誘いの通り、麦わらの一味の船に乗ることはあるのでしょうか。

ヤマトの悪魔の実「大口真神」

ヤマトが仲間にならない根拠として挙げられていたヤマトの能力「イヌイヌの実幻獣種モデル大口真神」。

この悪魔の実は、父カイドウが苦労して手に入れた「ワノ国の守り神」であると言います。

カイドウ「イヌイヌの実幻獣種モデル”大口真神” 貴重な幻獣種だ!! そいつは『ワノ国』の守り神 己を『おでん』と名乗る奴に食われちまうとは不覚でしかない!!」

ヤマトの能力「大口真神」が「守り神」である理由や、カイドウが苦労して手に入れた理由は、ワノ国終幕までに説明されていません。

この「ワノ国の守り神」という設定とヤマトがワノ国に残る理由には何か関係があるのでしょうか。

まとめ：ワノ国編で残された伏線と「古代兵器プルトン」の復活

今回はワノ国編終幕までに残された未回収の伏線をまとめました。

ワノ国編には他のストーリーと比べて、ワノ国自体に深く関係する重大な伏線が数多く残されています。

ワノ国編が終了したにも関わらず、これほど多くの未回収伏線が残されているのは何故でしょうか。

このワノ国編未回収伏線は、ちょうどアラバスタ王国と「巨大な王国」「空白の100年」との関係が判明しない状態と同じであると考えます。

ワノ国編考察では、ワノ国編とアラバスタ編のリンクに注目して考察してきました。

したがって、ワノ国に残された伏線が回収されるのは、アラバスタ編と同じく、「古代兵器プルトン」の謎が解明される時であると考えます。

ワノ国開国が古代兵器プルトンの解放と関わっているように、その他伏線も古代兵器プルトンに繋がる可能性があります。

「空白の100年」が明けた直後、ワノ国が古代兵器プルトンを「巨大な力」から守る為に鎖国したとするならば、空白の100年にワノ国は「古代兵器プルトン」を所持して何らかの行動をしたことが推測できます。

また、未回収伏線として、ワノ国と「月」の関係を挙げましたが、このサイトでは古代兵器プルトンは月からの移住に使用された宇宙船が元となっていると考察しています。

そして、ゾロの「閻魔」に関する伏線でも取り挙げましたが、「クラバウターマン」もまたプルトンに関係する要素である可能性があります。

さらに、このサイトでは古代兵器プルトンがワノ国の「火山」を利用した兵器であるとしています。

古代兵器プルトンとはワノ国「藤山」利用の蒸気機関か…扉絵の伏線を考察

古代兵器プルトンはワノ国の「藤山」だった!?古代兵器プルトンはワノ国自体であるとした前回考察を踏まえ、さらにプルトンの構造がどのようにワノ国と関係するかについて考察します。

ならば、ヤマトの「氷」に関する能力や「守り神」という設定もプルトン＝火山の噴火に関係するのではないでしょうか。

「プルトン」は冥府神の他にも火山で生成される「火成岩」の意味を持ちます。

このことから、ポーネグリフの「砕けぬ石」や、火山で空島へ飛ばされる「海楼石」と古代兵器プルトンが関係するとも考察しました。

ワノ国終幕後に描かれるのは「ワンピース最終章」です。いよいよ「巨大な戦い」が描かれ、古代兵器プルトンが復活すると考えられます。

ワンピース本編で、古代兵器プルトンの正体と用途が描かれる時、ワノ国編に残された伏線が回収されるのではないでしょうか。

以上、ワノ国編に残された未回収伏線をまとめました。ここでは、ワノ国自体に関わる伏線をまとめましたが、ワノ国編では「世界会議編」や「ラフテル」に関する伏線も登場していました。

その他、ワンピースの物語全体の未回収伏線は以下に全てまとめてありますので、興味のある方はこちらもどうぞ。

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