【ワンピース】五老星「もう一つの名を持つ悪魔の実」とはオペオペの実であるか

「もう一つの名」を持つ悪魔の実とは？ワンピース最新1037話における五老星の会話にて「歴史から名前を消された悪魔の実」があることが判明しました。その悪魔の実とは何を指すのでしょうか。

1037話「もう一つの名」を持つ悪魔の実とは

ワンピース最新1037話にて、ワノ国にズついにズニーシャが現れました。その際、マリージョアにいる五老星が以下のような会話をしています。

五老星A「手を打つなら今だ…ニコ・ロビンはもう捕らえた頃だろう カイドウとビッグ・マムの戦いなら誰が死んでも不自然じゃない……!! 消すべきだ」

—–

五老星A「いや……あり得ん!! もはやあの実は我々にとっても伝説だ 過去何百年も”覚醒”する事などなかった」

五老星B「−ではなぜ『世界政府』は……!! わざわざあの”悪魔の実”にもう一つの名を与えた!! 歴史からその実の名前を消す為だろう!?」

五老星が話題としている「あの悪魔の実」が何を指しているかはわかりませんが、ズニーシャとともに描かれていることから、ズニーシャに関係する悪魔の実であると考えられます。

五老星が言う「あの悪魔の実」に関しては以下の情報が判明しています。

これらの条件について詳しく見ていきましょう。

「もう一つの名」をつけられた悪魔の実

五老星は歴史から名前を消すために「ある悪魔の実」にもう一つの名をつけたと語っていることから、作中で既に名前が判明している悪魔の実であると考えられます。

そして、その悪魔の実の名前自体が表に出てはならないものであるということになります。

その悪魔の実の能力は過去数百年のあいだ覚醒しなかったというので、歴史から名前を消す必要があることから考えても空白の100年当時に覚醒し「空白の100年」の内容に関係する実であると考えられます。

「あの悪魔の実」は覚醒しているのか

五老星は話題となっている「悪魔の実」の能力について「過去何百年も覚醒することなどなかった」と発言していますが、その悪魔の実は覚醒しているのでしょうか。

直前の「いや…あり得ん」という発言に対し「ではなぜ名前を消す必要があったのか」という会話なので「その実の覚醒などあり得ん」という意味になり、現時点ではまだ覚醒していない（と五老星が認識している）悪魔の実であると考えられます。

消すべき「あの悪魔の実」の能力者とは

五老星「消すべき」発言

五老星の会話は途中、ワノ国近海にズニーシャが現れたシーンによって途切れていますが、前半部分の「消すべき人物」とは話題となる悪魔の実の能力者を指していると考えられます。

よって、その悪魔の実を持つ能力者はワノ国にいる人物ということになります。

ただし、無名の人物であれば「誰が死んでも不自然じゃない」という五老星のセリフに意味がなくなるので、鎖国状態であるワノ国にいた錦えもんやしのぶ、その他の無名の人物は除外してよいと考えられます。

このうち、「もう一つの名を与えられた悪魔の実」として可能性の高い順に見ていきましょう

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「もう一つの名を与えられた悪魔の実」はオペオペの実であるか

オペオペの実の覚醒

ゴムゴムの実の次に可能性の高い悪魔の実はトラファルガー・ローの能力「オペオペの実」です。

ローの「オペオペの実」の能力については、ワンピース1030話で覚醒していることが判明しています。

キッド「お前の能力は『覚醒』してんのか？」
ロー「−まだ慣れてねェ…死にかけなら使うが……体力の消耗が尋常じゃなく戦闘の命取りになる!!」

ただし、ローはオペオペの実の「覚醒」に慣れていないと発言していることから、覚醒してまだ時間が経っておらず、五老星はローの実の覚醒について認識していない可能性があります。

オペオペの実が覚醒するとどうなるのかについては、ワンピース本編にまだ詳しく書かれていませんが、一つ思い当たる技があります。

ドフラミンゴ「”オペオペの実”は才気ある者が使用すれば…古来よりの人類の夢さえも叶う”究極の悪魔の実”と呼ぶ者も少なくない」

ロー「ーああ知ってるさ…おれは興味がねェがな…!!この能力の最上の技は……人に”永遠の命”を与える『不老手術』!!!ーだがそれをやれば能力者当人は命を失う」

オペオペの実の最上の技が「不老手術」とされ、不老手術を行った能力者は命を失うとされていますが、オペオペの実による手術の効果はその後も永遠に続くと説明されています。

よって、不老手術を行うためには能力の覚醒が必要であると考えられます。

オペオペの実と世界政府

オペオペの実の名前が最初に登場したのはワンピース67巻661話です。

スモーカー「”オペオペの実”の『改造自在人間』…!!−だったな……!!」

「改造自在人間」の能力を与える悪魔の実の名前が「オペ」というのは不自然であり、本当の名前を隠している可能性があります。

「オペオペの実」に関してはローの過去編でその取引の様子が描かれ、世界政府によって50億ベリーの値がつけられました。取引に応じたバレルズが以下のように語っています。

バレルズ「医者がコレを食えば世界中から引く手数多の”名医”になれるのは確実 歴史上にはこいつを食って”奇跡の手術”で難病奇病を治し続け…伝説となった医者もいるそうだが まァおれ達にゃ…関係のねェ話!!」

バレルズが「オペオペの実」という名前から「医者」に関係する悪魔の実であり、自分には価値のないものであると発言しています。

オペオペの実の本当の名が「フシフシの実」のように「不老手術」を表す名前であったならば、「オペオペの実」と名付けたことによって「永遠の命を与える」という世界政府にとって不都合な用途を隠せていると言えます。

オペオペの実と五老星

ドフラミンゴは「オペオペの実」の入手に成功していれば世界の実権を握れたと発言しました（76巻761話）。

このことから、現在の世界の実権を握っている者の中に「不老手術」を受けた者がいるとし、世界会議編で登場した謎の人物「イム様」こそが不老の存在であると考察しています。

ドフラミンゴは「オペオペの実」に関係するとみられる「マリージョアの国宝」の情報を得たことで、CP0をも動かせる権力を持ちました。

これらのことから、「オペオペの実」とは五老星にとって都合の悪い実であると考えられます。

「空白の100年」とは天竜人の祖先が世界の実権を不正に奪った過去であると考察しています。

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世界の実権とオペオペの実による「不老手術」に関係があるならば、「空白の100年」の内容と同じくオペオペの本当の名（フシフシの実など）を「歴史から消す」必要があります。

ローとは本名の「D」を隠し、もう一つの名前とも言える「忌み名」を持っていた人物です。これらが「オペオペの実」の別名と繋がる伏線であるとも考えられます。

オペオペの実とズニーシャとの関係

現在までのところ「オペオペの実」とズニーシャの関係は描かれていませんが、ズニーシャ考察ではズニーシャが不老手術を受けている可能性があると考察しています。

これらのことから、ローの「オペオペの実」の能力は「もう一つの名を持つ悪魔の実」の条件を概ね満たしており、それに関する伏線も見られるため可能性はあるかもしれません。

しかし、五老星はその悪魔の実が覚醒した場合にその能力を持つ人物を消そうとしているという点について、オペオペの実が覚醒したからといって五老星が急にローを消さなくてはならない理由が現在のところ見当たりません。

この点に関して、ルフィには「消すべき灯」という伏線（90巻908話）が張られていることから、「ゴムゴムの実」に比べると「オペオペの実」が「もう一つの名を持つ悪魔の実」である可能性は低いと言えます。

（現在編集中）

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