壮絶すぎるバーソロミュー・くまの過去とは?ワンピース1095話からついに描かれ始めたくまの回想と「ゴッドバレー事件」。これまでにワンピース作中に描かれたくまの過去を時系列でまとめます。最新話1098話チョイ見せまでの情報を含みますのでご注意ください。
CONTENTS
【〜33歳】これまで語られたバーソロミューくまの過去
バーソロミュー・くまの幼少期
ワンピース1097話までに描かれたバーソロミュー・くまの経歴は以下です。
47年前 | ソルベ王国に生まれる | 0歳 |
---|---|---|
43年前 | マリージョアで奴隷となる | 4歳 |
38年前 | ゴッドバレーで人間狩りの「脱兎」になる | 9歳 |
ニキュニキュの実を食べる | ||
サターン聖と対峙 | ||
500人の「脱兎」を解放する | ||
ソルベ王国へ帰還 | ||
30年前 | ソルベ王国の牧師として親しまれる | 17歳 |
25年前 | ジニーの求婚を断る | 22歳 |
22年前 | 反逆罪でジニーと共に投獄される | 25歳 |
ドラゴン率いる「自勇軍」に救出される | ||
ドラゴン&イワンコフと共に「革命軍」創設 | ||
14年前 | ジニーが攫われる | 33歳 |
12年前 | ゴア王国を訪れる | 35歳 |
トゥミの反乱へ駆けつける | ||
12-2年前 | ソルベ王国の「暴君」と呼ばれる | 35-45歳 |
国を追われ海賊になる | ||
終身刑を宣告される | ||
王下七武海に加盟 | ||
クローン開発に参加 | ||
2年前 | 最後の改造を受ける | 45歳 |
プログラムによりサニー号を守る | ||
現在 | 天竜人の「無敵奴隷」になる | 47歳 |
革命軍によって救出されカマバッカ王国へ | ||
聖地マリージョアで赤犬と戦う |
くまは47年前、南の海「ソルベ王国」で生まれました。
巨人の血を引く「バッカニア族」であることが政府に知られたことで、4歳で天竜人の奴隷となり、「聖地マリージョア」で両親を亡くしています。
その後、「ゴッドバレー」で行われた「人間狩り」の「脱兎(ラビット)」となるも「ニキュニキュの実」を食べて島を脱出し、ソルベ王国へ帰還しました。
ジニーとのソルベ王国時代
共にゴッドバレーを脱出したジニーと9歳から25歳までをソルベ王国で過ごし、「牧師」として人々に慕われます。

22年前、「国王ベコリ」に逆らった罪で投獄されるもドラゴン率いる「自勇軍」に解放され、ジニーと共に革命軍に加わりました。
しかし、くまが33歳であった14年前、ジニーが何者かに攫われました。
ここまでが、ワンピース1097話までに描かれたバーソロミュー・くまの回想です。
【33歳〜45歳】バーソロミュー・くまの過去における最大の謎
バーソロミュー・くまの過去については、今後14年前から2年前までの12年間の回想が描かれると考えられます。くまの経歴のうち最も謎の多い期間です。
くま「35歳-45歳」の過去
- ソルベ王国の「暴君」と呼ばれる
- 国を追われ海賊になる
- 終身刑を宣告される
- 王下七武海に加盟
- クローン開発に参加
未だくまの娘「ジュエリー・ボニー」は描かれておらず、この時点で生まれていないのであれば、ボニーの年齢は14歳以下となります。

ここからが今後明かされるであろうバーソロミュー・くまの情報です。
バーソロミュー・くま「ソルべ王国国王時代」
くまは35歳から45歳のどこかで「ソルべ王国」の国王となります。
22年前の時点では、ソルベ王国の国王は「ベコリ」という世界政府寄りの国王でした。
よってこの後、ソルベ王国で革命が成功し、国民からの支持を得て、くまが国王となると考えられます。「ドラム王国」のドルトンが国王となった経緯と似ているかもしれません。
ただし、「ソルベ王国」についてジニーが以下のように語っています。
ジニー「ベコリ王は”天竜人”の手先だ この政策(南北分断)は上からの入れ知恵だよ…!! この国に反抗するなら『世界政府』と戦う覚悟がいる」
くまが世界政府に屈するとは思えないので、くまが国王であった期間、ソルベ王国は「政府非加盟国」であったのではないでしょうか。
だとすると、他の非加盟国と同じように海賊行為や人攫いが横行する無法地帯と化す可能性が高いです。
国民から見れば「ベコリ国王時代」の方がまだ平和であったという見方から、くまは「暴君」と映るかもしれません。ベコリの国王による復讐なども考えられます。
ちなみに、現在ソルベ王国は世界政府に加盟し、世界会議にも出席しているので、くまが国を追われた後に世界政府に再び加盟したと考えられます。
くま「終身刑宣告」とベガパンクとの過去
くま「海賊時代」
14年前から2年前の間に、くまは「ソルベ王国」を追われ、「海賊」となります。
ジンベエ「わしが知っとるくまの情報は…元ソルベ王国の”悪い国王”で…国民に国を追われ『海賊』となり『革命軍』にも在籍し その後海軍に捕まり…”終身刑”」
くまが海賊団を持っていたとすると、後に「ボニー海賊団」となるソルベ王国の若者たちが所属していたのかもしれません。
くまと「クローン開発」
海賊となったバーソロミュー・くまは、海軍に捕らえられ、終身刑を宣告されます。
ジンベエ「ベガパンクがくまの筋力潜在能力に惚れ込んでいた為に”身体改造”と”クローン開発”への参加を条件に”王下七武海”として海へ戻った男…」
しかし、「身体改造」と「クローン開発」へ協力することを条件にくまは王下七武海となりました。
ベガパンクが惚れ込んだ「筋力潜在能力」とは、くまの属する特殊な種族「バッカニア族」の特質であると考えられますが、「バッカニア族」については以下に詳しく考察しています。

サイボーグ化の動機
そして、くまの過去において最も重要な謎は「人間兵器」志願の動機です。
当初ボニーはくまを人間兵器に改造したベガパンクに復讐しようとしていましたが、「くまの記憶」を見た後、復讐の対象を「サターン聖」へと変えています。
ベガパンク「理由を話せばボニー…!! お前を傷つける結果になる(中略)自我を失うという決断は外でもない くま自身が決めた事じゃ」
「自我を失う」という決断はくま自身が下したが、その理由はボニーに関係することが明らかになっています。
しかし、1094話では、サターン聖の指示でもあったと語られています。
サターン聖「私は命令したのだベガパンク 自我を残す事は絶対に許さん!!!」
くまが自我を失うことを承諾し、「人間兵器」となった理由とな何なのでしょうか。次回はベガパンクとバーソロミュー・くまの取引について考察します。
バーソロミュー・くまの今後については以下に関連考察があります。


