世界情勢編に残された伏線は?ワンピース最終章の冒頭に描かれた世界情勢編に残された伏線をまとめます。ワンピース最新話ネタバレ注意。
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「ルフィの夢の果て」とは
ルフィの夢の果てに関してはこれまでにもいくつかの回想の中で描かれてきており、以下の関係が確定しています。
最終章に突入し、ついに仲間達の前でルフィの口から「夢の果て」語られました。
ルフィのセリフ自体は描かれていませんが、ルフィの夢の果てに関する一味の反応が以下です(過去に描かれたロジャーの言葉に対する白ひげ、おでんの反応も含みます)。
唖然 | サボ、エース、白ひげ、おでん、ゾロ「は??」 |
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ナミ「えェ??」呆れる | |
面白い | ブルック「面白すぎますそれ」 |
ジンベエ「ワハハハハハ」笑い&涙 | |
シャンクス(笑い&涙) | |
幼稚 | 白ひげ「ガキでもあるめェし」 |
共感 | チョッパー「その夢いいな」 |
フランキー「最高だ」 | |
懐疑的 | フランキー「海賊王にならないと無理」 |
ウソップ「そんな事できるわけねェだろ!!」 | |
気づき | ロビン「…」 |
涙 | ヤマト「ぼくは笑わないよ」 |
多くのキャラが唖然とし、笑い出す「ルフィの夢の果て」とは何なのでしょうか。

聖地マリージョア「虚の玉座」でサボが見たものとは
ルルシア王国に潜伏していたサボはドラゴンへの連絡で、以下のように伝えました。

サボ「おれは『マリージョア』でとんでもないものを見た……!!(中略)パンゲア城の”虚の玉座”には−『世界の王』などいない筈のあの”玉座”には…」
サボはマリージョアで「虚の玉座」に座る「イム様」に関する何らかの情報を得たと考えられます。
しかし、イム様について報告しようとした瞬間、突然上空に現れた「黒い影」から落ちる稲妻のようなものによって、ルルシア王国は島ごと破壊されました。
サボは聖地マリージョアの「虚の玉座」で何を見たのでしょうか。
イム様が使用した「ルルシア王国」を滅ぼした兵器の正体
サボが潜伏していた「ルルシア王国」の上空に突如現れた「黒い影」から複数の光線が降り注ぎ、一瞬で島が破壊されました。
「ルルシア王国」はレヴェリー後に起きた「8か国革命」の一国であることから、見せしめとして消された可能性が高く、直前にイム様のシルエットが描かれていることから、この攻撃はイム様によるものと考えてよいでしょう。
古代兵器プルトンと同じく「島一つ消しとばす威力」であることから、「黒い影」の正体は古代兵器にも匹敵するものであると考えられます。
また、イム様が「世界の王」と呼ぶべき世界の実権を握る人物であることから、「マリージョアの国宝」との関係も気になります。
イム様不老であるので「国宝」を利用して世界の実権を握っている
この関係から、イム様が使用した何らかの兵器が「マリージョアの国宝」である可能性もあります。
新型パシフィスタ「セラフィム」の正体
王下七武海制度の撤廃により、特権を失ったハンコックを捉えるため、アマゾン・リリーに海軍が侵攻しました。
その際、王下七武海に変わる戦力として、海軍SSGが開発した新型パシフィスタ「セラフィム」が導入されました。

SSGの新兵器セラフィムの特徴
- ルナーリア族の特徴+元七武海の幼少期
- 瞳に星(ハンコック型)
- 手からレーザーを放つ
- ルナーリア族の防御力
- 巨大サイズ
新型パシフィスタ「セラフィム」がルナーリア族の特徴を持ち、元王下七武海の幼少期の外観をしているのは何故か。最新話ではついに、開発者であるDr.ベガパンクが登場しています。

「ロッキーポート事件」の詳細とロックスとの関係は?
頂上戦争後の2年間の間に起こったとされる「ロッキーポート事件」。
首謀者はトラファルガー・ローであるとされ、コビーがこの事件で市民を守ったことにより、世間では「英雄」と呼ばれるようになりました。
この「ロッキーポート事件」に関する新たな情報が描かれました。
黒ひげ「なァ”英雄”コビー!! 『ロッキーポート事件』じゃ世話になったな お前のお陰でおれァ”王直”を倒し!! 海賊島のボスになれた!!」
ロッキーポート事件に関する情報
- 頂上戦争後の2年間に起こった事件
- 首謀者:トラファルガー・ロー
- ローが海軍本部に海賊の心臓を100個届ける
- コビーが市民を守り「英雄」と呼ばれる
- 黒ひげがコビーに世話になる
- 黒ひげが王直を倒して海賊島のボスに
なんと、「ロッキーポート事件」にはコビー、ローだけでなく、黒ひげも関係していました。そして、「王直」といえば元ロックス海賊団の船員であり、「海賊島ハチノス」はロックス海賊団結成の地です。
だとすると、「ロッキーポート事件」とはロックス海賊団に深く関係する事件なのでしょうか。
黒ひげがコビーを攫った理由
アマゾン・リリーでコビーと対峙した黒ひげは「ロッキーポート事件では世話になった」と発言し、敵対する様子ではありませんでした。
しかし直後、レイリーの登場によりアマゾン・リリーを離れた黒ひげ海賊にコビーが拉致されています。

もともとアマゾン・リリーにはハンコックの「メロメロの実」を奪いにきた黒ひげ海賊団ですが、標的をコビーに切り替えて拉致した理由は何なのでしょうか。
ワンピース1061話では、コビーと同じく「SWORD」メンバーであるヘルメッポとひばりが、海賊島ハチノスへコビー救出に向かいたいと発言しています。
しかし、「SWORD」メンバーであるプリンス・グルス少将は、相手が四皇黒ひげであること、隊長ドレークと音信不通であることを理由に何もできないと諭しています。
カリブーが古代兵器の情報を知らせたい「あの人」
麦わらの一味による古代兵器プルトンに関する会話を盗み聞きしていたカリブー。
プルトンがワノ国にあると知ったカリブーは「あの人に知らせちゃわねェとなァ」と発言しました。
カリブーは魚人島でもネプチューンとロビンの会話を盗み聞きしており、古代兵器ポセイドンの正体を知っています。
カリブー「古代兵器ィ~!? 世界を滅ぼす力だとォ!? なんだかスンゲ~お話聞いちゃったんじゃねェのかい!? おれァ~ ケヒヒヒヒィ~ そうか あの人魚姫が……」
カリブー「”財宝の山”と”人魚姫の秘密”を手土産にすりゃ~おれァあの人に必ずや気に入って貰えるのに」
その際もポセイドンの情報と魚人島の財宝を手土産にすれば「あの人」に気に入って貰えるという発言をしていました。
カリブーが「魚人島」と「ワノ国」で得た情報は以下です。
カリブーが知る情報
- ポセイドンの正体
- プルトンの在り処
- ウラヌスの名前
カリブーはこの情報を誰に伝えて気に入られようとしているのでしょうか。
キッドが探す「火の傷の男」と最後のロードポーネグリフ
麦わらの一味はワノ国で3つ目の「ロードポーネグリフ」の写しを手に入れました。残る1つのロードポーネグリフを手に入れれば最後の島「ラフテル」の場所を特定することができます。
しかし、最後のロードポーネグリフの場所は不明であり、長い間誰にも見つけられなかった石であると言います(1060話)。
ロビンは最後のロードポーネグリフについて、全く手がかりがないと発言していますが、ワノ国でロードポーネグリフの話題が語られた際、キッドは「火の傷の男」を探す必要があると発言しています。
キッド「”ひとつなぎの大秘宝”の争奪戦に参加するには…!! “火ノ傷”の男を探せってのか?アテがなさすぎる…………!!!」
ルフィ「ん?ヒノキズ?何だそれ」
ロビン「?」
キッド「知らねェのか じゃあこっちにゃ好都合」
「火の傷の男」について、ロビンは知らないようですが、ローは心当たりがあるような反応をしました。果たして「火の傷の男」とは一体誰なのでしょうか。
ワノ国の開国と古代兵器プルトン
ワノ国編では古代兵器プルトンがワノ国の地下にあることが判明し、その解放にはワノ国を囲む防御壁を破壊する必要があることが判明しました。
スキヤキ「『プルトン』を取り出すには壁を取り払う必要がある!! ―つまり『開国』とは国の防御壁を破壊し“古代兵器を解放”する事を意味する!!」
ロビン「『開国』が兵器の解放!? 光月おでんは…なぜそんな事をしようと…」
スキヤキ「これが将軍家に伝わる全て―おでんが海外で何を知ったのか―それもわかり兼ねる」
しかし、モモの助はワノ国をまだ開国しないと決断し、ルフィが古代兵器プルトンを必要としていないことから、プルトンは登場しませんでした。
この先、ワノ国が開国され、古代兵器プルトンは復活するのでしょうか。

サボの現状と国王コブラ殺害事件の真相は?
レヴェリー後、サボによるアラバスタ国王コブラの殺害事件が世界中に報道されました。
アラバスタ王国のネフェルタリ家は800年前に天竜人の祖先と共に世界政府を作った「最初の20人」の家系です。その後、ネフェルタリ家はマリージョアへの移住を拒否しアラバスタ王国に留まりました。
そのネフェルタリ家のコブラを殺害したこと、その他事件への関与から、サボは「炎帝」と呼ばれ、反世界政府の国々では神の様に崇められています。

しかし、現在のサボの状況は描かれておらず、生死不明です。
ワンピース1060話にて、革命軍が滞在する「カマバッカ王国」にサボから連絡が入りました。その際、自身がコブラ王暗殺の犯人ではないことを伝えていますが、直後に上空からの攻撃を受け、通信が途絶えました。
王女ビビの失踪事件とビビの現在
国王コブラ殺害事件と同時にアラバスタ王国の王女ビビが失踪したと報じられています。

ビビに関してはイム様がパンゲア城「花の部屋」にて、ルフィ、黒ひげ、しらほしの写真を切り裂いたのとは逆に、ビビの写真のみ意味深に見つめるシーンが描かれていることから、ビビの失踪にはイム様が絡んでいると考えられます。
また、マリージョアへはイガラム、チャカ、ペルが同行していましたが、国王コブラの死亡事件、王女ビビの失踪事件を理由に、アラバスタ王国の船は帰国せずに「レッドポート」に留まっているとさてています。
果たしてビビの身に何が起こったのでしょうか。
チャルロス聖殺人未遂事件の真相は?
世界会議の裏で「チャルロス聖殺人未遂」が起こっています。この事件の犯人を同じく天竜人であるミョスガルド聖が逃したとされています。
ミョスガルド聖は世界会議開始前、人魚姫しらほしを捕らえようとしたチャルロス聖を殴り飛ばしました。その後、かつてしらほしの母オトヒメに助けられた恩から、ミョスガルド聖はしらほしの護衛を申し出ています。
一方、チャルロス聖は「神々の地」へ運ばれており、その際、奴隷となったバーソロミュー・くまに乗る父ロズワード聖と合流しています。
よって、チャルロス聖の殺人未遂とは革命軍によるくま奪還と関係していると考えられますが、チャルロス聖殺人未遂の犯人とは一体誰なのでしょうか。
レヴェリー後に起きた「8カ国革命」とは
世界会議の裏では、世界各地の国々でも反乱が起こっています。その最たる事件は、世界会議からの王の帰還を狙った「8か国革命」です。
「8か国革命」について詳細な情報は明かされていませんが、1060話にて「8か国革命」の一国である「ルルシア王国」が、世界政府による何らかの攻撃を受けて消滅しています。
「ルルシア王国」は見せしめのために消されたと考えられますが、「8か国革命」が起きたその他の王国についても今後描かれるのではないでしょうか。
以上、ワノ国後の世界情勢編に残された伏線をまとめました。ワンピース最終章のあらすじについては以下に詳しくまとめています。

