フィガーランド家シャンクスは神の騎士団か。ワンピース1054話で描かれた神の騎士団について、五老星との関係からそのメンバーを考察します。ワンピース1083話追記。1086話ネタバレ注意。
追記:最新話1086話にて「神の騎士団」フィガーランド・ガーリング聖登場
ワンピース最新話1086話に神の騎士団の最高司令官として、フィガーランド・ガーリング聖が登場しました。
「かつてゴッド・バレーという土地で活躍した”王者”!! 現在は“神の騎士団”の最高司令官フィガーランド・ガーリング聖である」
「チャルロス聖殺人未遂事件」の犯人を逃したミョスガルド聖の審議に神の騎士団が介入し、ミョスガルド聖は処刑されました。
そして、神の騎士団にシャンクスの血縁者とみられるフィガーランド家の人物がおり、ゴッドバレーに関係しているようです。
ベガパンク が開発した
「マザーフレイム」イム様の古代兵器に供給する「動力」との関係は???
稼働するには陽樹イブの「消えない炎」が必要かhttps://t.co/2Z6BRC3CxF pic.twitter.com/WTXum7w88b
— 🍀考古学ワンピース考察 (@KoukogakuOp) 2023年6月13日
ワンピース最新1086話で判明した「マザーフレイム」については以下に考察しています。
CONTENTS
「神の騎士団」とは何か:ワンピース1054話
神の騎士団とは
「神の騎士団」について最初に言及されたのは、最終章突入直後のワンピース1054話における以下の会話です。
ボルサリーノ「『チャルロス聖殺人未遂』は解決でいいのかい?」
サカズキ「ミョスガルド聖が犯人を逃した事に関しては…神々の地で審議中『神の騎士団』が介入してきて話はややこしゅうなっとる」
サカズキの発言から、少なくとも「神の騎士団」は天竜人同士の争いにも介入できる立場にいることがわかります。
「騎士団」とは中世ヨーロッパの武士階級であり、貴族的地位を持った集団です。
よって、ワンピースにおける「神の騎士団」もまた、「神」である天竜人の護衛役というよりは、天竜人の中から選ばれた騎士であると考えられます。
そもそも、天竜人が下界に降りる際には衛兵を連れており、危害が加えられれば海軍大将を呼ぶことができるので、単なる神の護衛としての騎士団は必要ありません。
よって、「神の騎士団」は天竜人の中でも選ばれた特別な地位にある者達であり、天竜人同士の争いにも介入できる権力を持つと考えられます。
したがって、その地位は以下の様になるのではないでしょうか。
「神の騎士団」と五老星は「ゴッドバレー事件」に関わるか
神の騎士団と五老星の関係は
天竜人の最高位が五老星であるので、「神の騎士団」の地位は五老星の下に位置すると考察しました。
しかし、最高位であるはずの五老星の中に「大きな傷」を持つ者が数名います。
天竜人とは800年前に「聖地マリージョア」に移住した王達の末裔であるので、生まれた時から天竜人の地位にあるはずの五老星に傷があるのは不自然です。
だとすると、五老星は過去に何らかの戦いを経験している可能性があり、そのことが「神の騎士団」との地位の差を決定づけている可能性があります。
神の騎士団とゴッドバレー事件
五老星が不老の存在でないとすれば、考えられる戦いは「ゴッドバレー事件」です。
センゴク「『ゴッドバレー』にて”天竜人”とその奴隷達を守る為 そこに居合わせたガープとロジャーが手を組み『ロックス海賊団』を打ち破った事件!!それが『ゴッドバレー事件』だ」
38年前、ゴッドバレーの地には天竜人がいたことが判明しています。
また、ロックス海賊団の船長ロックス・D・ジーベックは「世界の王」を目指し「世界の禁忌」に触れたとされています。
このことから、ゴッドバレー事件に「イム様」が関係していると考察しました。
だとすると、その場にイム様に近い人物である「五老星」がいた可能性があり、もしかすると事件に「神の騎士団」が関係しているかもしれません。
「ゴッドバレー事件」や五老星については、まだ情報が少ないため断定はできませんが、「神の騎士団」のうち、世界政府を揺るがすような事件で手柄を立てた者から選ばれたのが五老星である可能性があります。
そして、「神の騎士団」がゴッドバレー事件に関与しているとすると「神の騎士団」のメンバー候補と噂される「ある人物」と繋がります。
フィガーランド家のシャンクスは「神の騎士団」か
シャンクスと神の騎士団
「神の騎士団」の候補と噂されるのが赤髪海賊団船長のシャンクスです。
赤髪のシャンクスとは
赤髪海賊団船長の剣士であり、ルフィに麦わら帽子を託した人物。元ロジャー海賊団見習い。海に落ちて海王類に襲われたルフィを助ける際に左腕を失った。
シャンクスは世界会議開催中の「聖地マリージョア」に潜入し、五老星と謁見しています。このことから、シャンクスは以下の地位にいると考察しました。
これは、先ほど考察した「神の騎士団」の地位と一致します。
だとすれば、シャンクスこそが「神の騎士団」のメンバーなのでしょうか。
シャンクスの血筋フィガーランド家
「FILM RED」入場特典「ワンピース四十億巻」でシャンクスの出自が明かされ話題となっています。
「38年前 ゴッドバレー事件 ロジャーが奪った財宝にまぎれ込んだ赤ん坊(シャンクス1歳)」
さらに、「FILM RED」内ではシャンクスが天竜人の家系であることが仄めかされています。
五老星A「やっかいなことに民衆も彼女(ウタ)についている。革命の芽は早めに摘んでおかねば手遅れになる」
五老星B「あの娘がフィガーランド家の血筋でもか?」
ワンピース四十億巻にて、シャンクスが「ゴッドバレー事件」で拾われた子供であることが判明したことから、シャンクスは天竜人「フィガーランド家」の血筋と確定したといえます。
そして、映画公開直前に描かれたのも「神の騎士団」という言葉が初登場したワンピース1055話であり、やはりこの回にシャンクスが登場しています。
シャンクス自体が「神の騎士団」であるとは考えていませんが、「神の騎士団」がゴッドバレー事件に関係したとするならば、「神の騎士団」にシャンクスに似たフィガーランド家の人物がいるのかもしれません。
劇場版「FILM RED」で描かれた原作に関する伏線は以下に詳しくまとめています。
「神の騎士団」メンバー候補は?
「神の騎士団」とミホーク
シャンクスの他にもう1人「神の騎士団」に関係すると噂されるのがジュラキュール・ミホークです。
先ほど「神の騎士団」にシャンクスの血筋に関係するフィガーランド家の人物がいる可能性を考察しましたが、ミホークとシャンクスの因縁はここに起因する可能性があります。
白ひげ「伝説と語り継ぐ者も少なくねェ お前(シャンクス)と鷹の目との決闘の日々も おれの耳にはまだ新しい………」ワンピース45巻434話
ミホークといえば、海賊団を持たず一匹狼でありながら、元王下七武海に加盟するなど立ち位置が曖昧な存在です。
また、「ジュラキュール」という姓は「ドラキュラ(Dracula)」と関係すると考えられますが、ドラキュラとは「竜の息子」を意味することから、天竜人と関係がある可能性があります。
さらに、「鷹の目」と呼ばれるミホークの目がイム様と同じであるのも意味深です。
シャンクスの血筋フィガーランド家が「神の騎士団」に関係するならば、シャンクスのライバルであるミホークもまた「神の騎士団」と関係する可能性があります。
以上、ワンピース1054話に描かれた「神の騎士団」について考察しました。この考察への感想はコメント欄に何でも残していってください。
「神の騎士団」が関係するとした「ゴッドバレー事件」に関しては以下に詳しく考察しています。
追記:最新話1083話に「神の騎士団」のシルエットが登場
最新話ワンピース1083話にて、革命軍ドラゴンの口から「神の騎士団」に関する情報が語られ、神の騎士団のシルエットが描かれました。
ドラゴン「当然それ(兵糧攻め)に黙って耐える様な相手じゃない…”神の騎士団”が動き出したら 戦いはそこからだ!!!」
イワンコフ「サボ!! いや…”炎帝ボーイ”!! 今や一番に狙われるのはヴァナータよ!!」
真ん中に描かれた「神の騎士団」のリーダーと思われる人物のシルエットがシャンクスと似ています。
やはり、シャンクスと似たフィガーランド家の人物が「神の騎士団」にいると考えて良さそうです。
ドラゴンが「神の騎士団”が動き出したら戦いはそこからだ」と発言していることから考えると、今後、天竜人の打倒を目指す革命軍の最大の敵が「神の騎士団」になると考えられます。
普通に五老星とイム様の秘密護衛組織と思うけどな
神の騎士って言葉だけでここまで考察(妄想)できるのスゴイ・・・・フィガーランドだってまだ原作でるかもわかんないのに
あとゴッドバレー事件な笑
最新話を読むとミホークが神の騎士団である可能性は0かな。神の騎士団は地上を彷徨くような存在ではないみたい。
エネルが秘密を握ってる。
シャンクスらしき人物が権力の間で五老星に謁見していて
それについて巷ではシャンクス双子説、シャンクスクローン説が
出ています。可能性は低いのですが若しかしたら
ガーリング聖の若かりし頃(40年前頃)の可能性もあるのでしょうか。
五老星は以前から容姿に変化がないという情報もありますし
五老星の一人が言う「今は世界会議(レヴェリー)」というのも
それが現時点のことなのかは定かではない。シャンクス似の
ガーリング聖がゴッドバレーに拠点を構えていたのなら
五老星の「わざわざここまで」という発言も辻褄が合います。
「ある海賊について話が・・・」はロックスのことかと。
ただ鼻の形状がガーリング聖とシャンクスとでは
似ても似つかないですし物語的にも盛り上がりに
欠けるかなという点で可能性は低そうです。
五老星の「立場上、君は政治に関わるべきではないぞ」という
発言も神の騎士団に所属していただろうガーリング聖なら
当て嵌まるような気がします。五老星の武力は底知れないですが
政治とはシビリアンコントロール(文民統制)の下で
行われるものなので「騎士団が関わるべきではない」と
言っている風にも聞こえなくはないです。
ただそれだとシャンクス似の人物がフードで頭を
覆っていた説明ができません。秘匿にされるべき
存在でないならば頭を覆う必要はないですし
やはりシャンクスですかね。
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