魚人島のポーネグリフにその名が登場した「ジョイボーイ」の正体とは。かつて、人魚姫と約束を交わすも果たせずに謝罪文を残したというジョイボーイ。未来に約束を果たしに来る人物とは麦わら帽子を被ったルフィであるのか。

1分でわかる「ジョイボーイ」の正体

この記事では「ジョイボーイ」の正体を以下のように考察しました。

800年前に実在した「ジョイボーイ」とは

  • 空白の100年に実在した地上の人物
  • 800年前に人魚姫との約束を破り謝罪文を残した
  • 最後の島に「莫大な宝」を残した人物
  • 「古代兵器」と名付けた人物
  • 麦わら帽子を被った人物
  • Dの意志を残した人物
  • 古代兵器ウラヌス

魚人島編で語られた空白の100年に実在した「ジョイボーイ」は、「リュウグウ王国を地上へ移し、魚人・人魚族が人間と共存する世界を作る」という約束を当時の人魚姫と交わすも、果たすことができずにポーネグリフに謝罪文を残しました。

そして、いずれジョイボーイに代わって「約束を果たしに来る者」が現れるとされています。

さらに、ワノ国編で「ジョイボーイ」とは800年前に実在した人物の名前を表すだけでなく、何らかの称号であることが判明したことから、称号としての「ジョイボーイ」とは未来に「ジョイボーイの約束を果たしに来る者」とイコールであると考察しています。

称号「ジョイボーイ」約束を果たしに来る者

このことから、この先現れる称号としての「ジョイボーイ」について、ワンピース本編に描かれた伏線をもとに以下のように考察しました。

称号としての「ジョイボーイ」とは

  • ジョイボーイに代わって「約束を果たしに来る者」
  • 古代兵器ポセイドンを正しく導く者
  • 世界を夜明けへと導く者
  • 遠い海で生まれる「もう一人の王」
  • 麦わらのルフィ
  • ジョイボーイの魂を継ぐ者
  • 古代兵器ウラヌス

ラフテルに辿り着き、「空白の100年」について知った光月おでんは「いつかジョイボーイが現れる日までに開国せねば」と語っていることから、称号「ジョイボーイ」とはミンク族と光月家が待っている「世界を夜明けへと導く者」とイコールであることが分かり、以下の関係が成り立ちます。

称号「ジョイボーイ」約束を果たしに来る者夜明けへ導く者

よって、過去に「ジョイボーイ」が果たせなかった約束と照らし合わせて考えると、未来に現れる「ジョイボーイ」=麦わらのルフィは以下のような方法によって「世界に夜明けを起こす」と考えられます。

ジョイボーイに代わって約束を果たしに来るルフィは、「自由な世界」を実現するためにレッドラインを破壊し、魚人島をも破壊する。その際、世界的な災害が起こり、古代兵器ポセイドンが海王類に「巨船ノア」を引かせて世界中の人々を救済することで、魚人・人魚族への差別感情を払拭し、人間との共生を実現する。

そして、「世界の夜明け」によって実現する世界こそがジョイボーイの残した宝「ひとつなぎの大秘宝」であると考察しました。


ジョイボーイの正体に関する情報まとめ

詳しくは、以下の考察にその根拠を書いています。

800年前に実在した「ジョイボーイ」の正体とは

「ジョイボーイ」の名がワンピース本編に最初に登場したのは、魚人島「海の森」にあったポーネグリフを読んだロビンのセリフです。

ロビン「ーまるで手紙…それも謝罪文……一体…誰に誤ってるの? あなたは何者なの? “ジョイボーイ”……」

引用:ワンピース64巻628話

海の森のポーネグリフの内容はジョイボーイが残した「謝罪文」でした。

そして、ジョイボーイの正体については、魚人島編ラストでネプチューンが次のように説明しています。

ネプチューン「ジョイボーイというのは”空白の100年”に実在した地上の人物なのじゃもん」

ロビン「最低でも800年前の人ね…」

ネプチューン「あの文章は当時この島におった”人魚姫”に宛てられたものじゃもん 魚人島との約束を破った事への謝罪文だという…」

ロビン「約束?」

ネプチューン「内容は詳しく伝わっておらんが いずれ必ずジョイボーイに代わって約束を果たしに来る者が現れる それが わしら王族に伝わる伝説」

引用:ワンピース66巻649話

この66巻649話では、ジョイボーイと同じ時代に生きていた人魚姫が古代兵器ポセイドンの正体であったことが明かされ、その名を受け継ぐのが「海王類を従える能力」を持つ現在の人魚姫しらほしであることも判明しました。

古代兵器ポセイドンとは

海王類と話せる人魚であり、海王類を動かして世界を海に沈める程の威力を持つ。リュウグウ王国の王家に数百年に一度生まれるとされ、現在、人魚姫しらほしがその能力を持っている。

これらの内容から、「ジョイボーイ」とは空白の100年に存在した人物であり、古代兵器ポセイドンの能力を持つ人魚姫と「何らかの約束」を交わすも、その約束を果たせなかった過去を持つということが分かります。

ジョイボーイの正体

  • 空白の100年に実在した地上の人物
  • 800年前に人魚姫との約束を果たせず謝罪文を残した

それでは、空白の100年にジョイボーイが人魚姫と交わした「約束」の内容とは何なのでしょうか。実はジョイボーイの約束については、ワンピース本編にその内容が明確に描かれています。

「ジョイボーイ」の由来と聖地マリージョア

「ジョイボーイ(JOY BOY)」の由来

まず、「ジョイボーイ」という名前について考えてみましょう。「ジョイボーイ」は海外版ワンピースでは「JOY BOY」とされています。

「JOY」とは「喜び」を意味する語であり、「ENJOY=楽しむ」「JOYFUL=嬉しい」などの単語を作る語根となっています。(正確には語根は「joie」)

よって、ジョイボーイ は「死に際に笑う」「苦しい時ほど笑う」という「Dの一族」に関係の深い人物であると考えられます。

また、ジョイボーイが宝を残したグランドライン最後の島にロジャーが「ラフテル=笑い話」と名付けた理由もジョイボーイと「笑い」が関係することを表しています。

ここから考えられるのは、Dの一族に受け継がれるのは「ジョイボーイの意志」である可能性です。

結論から言ってしまえば、「Dの思想」と「ジョイボーイの約束」とは同じ内容であるので、「Dの意志」=「ジョイボーイの意志」と考えてよいでしょう。根拠はこの考察で示しています。

果たされなかった約束Dの意志

よって、「ジョイボーイ」の正体については、「Dの一族」と「笑顔」というのが非常に重要であることが分かります。

聖地マリージョアと「ジョイボーイ」

ちなみに、聖地マリージョアのスペルは「MARY GEOISE」ですが、特にフランス語圏では「Marie Joie」とされることがあります。

フランス語の「Joie」は「喜び」を意味し、英語の「joy」の語源でもあるので、「聖地マリージョア」もまた「ジョイボーイ」に関係する可能性があります。

もともと、英語圏でも聖地マリージョアのスペルは「marijoa」とされていましたが、世界会議編から「MARY GEOISE」の綴りとなっています。

ラフテルも初めは「Raftel」であった綴りが「RAUGH TALE」と改められました。

ロジャーは「RAUGH TALE(笑い話)」の意味で名付けましたが、ロジャーの「D」が隠されたように、世界政府によって「Raftel」と情報操作された可能性もあります。

だとすると、マリージョアも「Marie Joie」だったものが「MARY GEOISE」に改められ、「D」に関係する「Joie(喜び)」の部分が隠されたのではないでしょうか。

そして、聖地マリージョアと「ジョイボーイ」に繋がりがあるとすれば、「マリージョアの国宝」と関係する冷凍保存された「麦わら帽子」が意味を持ちます。「麦わら帽子」とジョイボーイに関しては後述します。

ジョイボーイが果たせなかった「約束」とは

ジョイボーイの約束とオトヒメの夢

先ほど引用したネプチューンのセリフから、ジョイボーイの約束には2つの側面があることが分かります。

果たされなかった過去= 海の森のポーネグリフ
いつか果たされる未来= 王族に伝わる伝説

このように、ポーネグリフには「果たされなかった過去の約束」が書かれ、王族に伝わる伝説には「いつか果たされる未来の約束」が伝えられており、2つの約束は当然同じ内容となります。

そのうち、「いつか果たされる未来の約束」の内容については描かれていませんが、「果たされなかった過去の約束」については答えが出ています。

ネプチューン「オトヒメの夢見る世界はな…左大臣…遥か数百年の昔の話…我々の遠い先祖達が試みて…!! 無念のまま潰えた夢そのものなのじゃもん」

引用:ワンピース63巻621話

ネプチューンのセリフから、「果たされなかった過去の約束」とは「オトヒメの夢見る世界」と同じであると言いいます。

ジョイボーイの約束オトヒメの夢見る世界の実現

オトヒメの夢とは「リュウグウ王国の地上への移住」と「魚人・人魚族が人間と共存すること」でした。よって、オトヒメの夢と同じであるという「ジョイボーイの約束」も同じ内容となります。

空白の100年にジョイボーイが当時の人魚姫と交わした約束とは、「リュウグウ王国を地上へ移し、魚人・人魚族が人間と共存する世界を作ること」である。

それでは、この約束をジョイボーイに代わって果たしに来る者とは何者なのでしょうか。

ジョイボーイの約束を果たす者=麦わらのルフィであるか

ジョイボーイの約束と「正しく導く者」

王家に伝わる伝説では「ジョイボーイの約束」を果たしに来る者がいるとされています。その人物については、オトヒメが娘しらほしの持つ古代兵器ポセイドンの能力について語ったセリフにも登場します。

尾田 栄一郎「ONE PIECE」63巻626話/集英社

オトヒメ「海王類と話せる人魚…つまり しらほしの元には いつか その力を正しく導く者が現れ…そしてその時世界には大きな変化が訪れる…!! という言い伝え」

マンボシ「せかい〜!?」

オトヒメ「その話が本当ならきっとこの島にも大きな変化が訪れる…」

引用:ワンピース63巻626話

オトヒメの語った「言い伝え」とネプチューンが語った「王族に伝わる伝説」はその内容から同じものであると考えられるので、「ジョイボーイに代わって約束を果たしに来る者」と「古代兵器ポセイドンの能力を正しく導く者」とは同じ人物であることが分かります。

約束を果たしに来る者正しく導く者

そして、「正しく導く者」は「世界に大きな変化」を起こし、その結果、魚人島にも変化が訪れるといいます。その変化とはもちろん、先ほど考察した「リュウグウ王国の地上への移住」です。

世界の大きな変化リュウグウ王国が地上へ

ルフィに関する予言と魚人島の破壊

「王族に伝わる伝説」では「未来にジョイボーイの約束を果たす者が現れる」と伝えられていますが、魚人島編ではもう1つ未来に関する重要な伏線が描かれていました。

マダム・シャーリー「麦わら帽子を被った人間…!! “麦わらのルフィ”によって………彼の手によって…!!! “魚人島”は滅ぼされる!!!」

引用:ワンピース62巻610話

マダム・シャーリーといえば、「予知能力の的中率が王族にまで届くほど」とされた占い師です。そのマダム・シャーリーが「ルフィによって魚人島が滅ぼされる」と予言しました。

この予言が的中し、ルフィが未来に魚人島を破壊するとすれば、それは「魚人島にとっての大きな変化」と言え、さらに、それに伴ってリュウグウ王国は地上へ移住せざるを得ず、結果的に「ジョイボーイの約束」を果たすことになります。

よって、麦わらのルフィこそが「ジョイボーイの約束を果たす者」であると考えられます。

魚人島編でのルフィの行動を考えても、しらほしのポセイドンの能力を導き、別れ際にしらほしと約束を交わすなど、ジョイボーイに繋がる伏線が多数描かれています。

「ジョイボーイの約束を果たしに来る者」とは麦わらのルフィである。

ジョイボーイの目的と「世界をひっくり返す」の意味

「世界に訪れる大きな変化」と麦わらのルフィ

ルフィが魚人島を滅ぼす理由として考えられるのは、このサイトで何度も取り上げてきた「世界の破壊」です。

詳しくは「Dの意志考察シリーズ」に書いていますが、ルフィはいずれ「真に自由な世界」を実現するために「3つの意味」で世界をひっくり返すと考えられます。

【Dの意志】受け継ぐ「3つの思想」を考察…神の天敵の正体と世界の破壊の目的
宿命の種族「D」の正体とは、Dの由来や意味、Dの一族の目的「世界の破壊」とは何か。ワンピースにおいて最も重要な伏線の一つ「Dの意志」について、Dに関する謎をまとめ、Dの一族の全てを考察する。

Dの意志を継ぐルフィは分断された4つの海を繋ぐため、レッドラインを破壊すると考察していますが、レッドラインの上にある天竜人の住む「聖地マリージョア」は現在の世界の支配の象徴として破壊されると考えられます。

そうなれば、マリージョア直下に位置する魚人島を破壊することにも繋がるため、オトヒメの言う「世界の大きな変化」に伴って「魚人島にも大きな変化が訪れる」という表現に当てはまります。

世界の大きな変化魚人島にも変化
レッドラインの破壊魚人島の破壊

したがって、ジョイボーイが起こそうとした「世界の大きな変化」とは、Dの意志の思想の1つ、レッドラインの破壊による「世界の地形の変化」ということになります。

しかし、世界を一周する大陸であるレッドラインを破壊すれば、世界中を巻き込む災害が発生すると考えられます。その際に必要となるのが古代兵器ポセイドンと「巨船ノア」です。

ジョイボーイと約束の船「ノア」

先ほど、ルフィがレッドラインを破壊することでリュウグウ王国が地上へ移されると考察しましたが、ルフィがただ魚人島を破壊しただけでは「リュウグウ王国の地上への移住」は達成されません。地上にはシャボンディ諸島で描かれたように魚人や人魚への差別が存在するからです。

オトヒメ王妃が「人間との共生」を仕切りに訴えていた理由もそこにあります。

それでは、「ジョイボーイの約束」のもう一つ「魚人・人魚族が人間と共存する世界」をどのように作るのか。そのためには、古代兵器ポセイドンの能力と「巨船ノア」が重要な役割を持ちます。

しらほしの持つ古代兵器ポセイドンの能力に気づいたオトヒメ王妃は以下のように発言しています。

尾田 栄一郎「ONE PIECE」63巻626話/集英社

オトヒメ「その話(王家の言い伝え)が本当ならきっとこの島にも大きな変化が訪れる…」

リュウボシ「じゃあ母上様の助けにもなるかなあ」

オトヒメ「ええ きっと…… 人を救おうとすれば 幾千もの命を救える愛の力…!! 悪意を持てば『世界』を海に沈めてしまえる程の この世で指折りの恐い力…!!」

引用:ワンピース63巻626話

このセリフから、古代兵器ポセイドンの能力はオトヒメの夢である「リュウグウ王国の移住と人間との共存」の助けになるということが分かります。

そして、古代兵器ポセイドンの力とは「幾千もの命を救える力」であるので、以下の構図となります。

ポセイドンの力が多くの命を救う差別や偏見がなくなる

つまり、古代兵器ポセイドンの力で巨船ノアを動かすことで、多くの地上の人間を助けるしらほしの行動によって魚人・人魚族への差別感情がなくなると考えられます。

実際にオトヒメ王妃も地上への移住のための活動として、「署名活動」「街頭演説」「地上講習」と共に「難破船の人命救助」に力を入れるシーンが描かれています(63巻624話)。

そして、天竜人ミョスガルド聖が難破した際も、オトヒメ王妃が魚人達の攻撃から彼を救ったことで、種族意識の強い天竜人の意識まで覆しました。

ノアの使命とは「リュウグウ王国」を地上へ移す際に魚人や人魚が乗る船であるという意見もありますが、魚人ハチが魚人島への行き方について「魚人や人魚なら潜ってすぐに行ける」と発言していることから(51巻496話)、「巨船ノア」は魚人・人魚族には必要のない船です。

また、魚人・人魚族のための船であるならば、「古代兵器ポセイドンの力がオトヒメの助けになる」という部分の説明がつかないのです。

ジョイボーイに代わって約束を果たしに来るルフィは、「自由な世界」を実現するためにレッドラインを破壊し、魚人島をも破壊する。その際、世界的な災害が起こり、古代兵器ポセイドンが海王類に「巨船ノア」を引かせて世界中の人々を救済することで、魚人・人魚族への差別感情を払拭し、人間との共生を実現する。

「ジョイボーイの約束」を果たす「もう一人の王」

「ジョイボーイの約束を果たしに来る人物」について、ワンピース本編に新しい情報が描かれました。ワノ国編での回想部分、ロジャーがラフテルへ到達した後のシーンです。

海王類「生まれるよ……!! ぼく達の王が生まれるよ…遠い海でも生まれるね………2人の王がまた出会う日をクジラ達も喜んでいる ぼくらもずーっと待っていた あと少し…今度はきっとうまくいく」

引用:ワンピース96巻968話

海王類の言う「ぼく達の王」とは古代兵器ポセイドンの能力を持つしらほしでした。

そして、しらほしと「遠い海で生まれるもう一人の王」が出会う時、「今度はきっとうまくいく」とあるので、その内容とは、先ほど考察した「過去に果たせなかった約束」=「未来に果たされる約束」=「ジョイボーイの約束」であると分かります。

王族に伝わる伝説

ジョイボーイの約束:ポセイドン + 約束を果たしに来る者

海王類の会話

ジョイボーイの約束:ポセイドン + もう一人の王

だとすると、「もう一人の王」とは「ジョイボーイに代わって約束を果たしに来る者」=「麦わらのルフィ」であるということになります。

「ジョイボーイ」は名前ではない?ジョイボーイの魂とDの一族

いつか「ジョイボーイ」が現れる日

ワノ国編における光月おでんの回想に再び「ジョイボーイ」という名が登場し、「ジョイボーイ」に関するこれまでの情報を覆すような発言がありました。

光月おでん「今まではこの”鎖国”に意味があった…!! ーだがいつか ”ジョイボーイ”が現れる日までに“開国”せねば……!!!」

引用:ワンピース96巻968話

光月おでんのセリフに「いつか”ジョイボーイ”が現れる日まで」とあり、過去の人物であるとされてきたこれまでの「ジョイボーイ」の正体と矛盾する内容が描かれています。

この「ジョイボーイ」という名の矛盾について考えてみます。

光月おでんは「ある人物」がワノ国を訪れるのを待っており、その人物に協力するためにワノ国を開国しようとしました。よって、いつか現れる「ジョイボーイ」と「ある人物」とは同じ人物を指していると考えてよいでしょう。

光月おでん「『ワノ国』は いや…世界は ある人物を待っている………!! その者が800年の時を超え現れた時迎え入れ協力できる国でなきゃならぬ」

引用:ワンピース96巻972話

このセリフと同じく、「光月家」や「世界」が待っている人物といえば、ミンク族ペドロも同じ内容の発言をしています。

ペドロ「おれは思う ルフィ達こそが数百年間 我ら一族と”光月家”が待ち続けた世界を夜明けへと導く者達だ!!」

引用:ワンピース87巻877話

ペドロの発言は「世界を夜明けへと導く者達」と複数なので「麦わらの一味」を指していますが、光月おでんのセリフは「ある人物」と一人を指しているので、その人物とはやはり、「麦わらのルフィ」であるということになります。

いつか現れる「ジョイボーイ」夜明けへ導く者麦わらのルフィ

光月おでんが待っている人物「ジョイボーイ」が「麦わらのルフィ」であるならば、「ジョイボーイ」とは過去に実在した人物の名前ではなく、「古代兵器ポセイドン」のように受け継がれる名前なのでしょうか。

だとすると、「ジョイボーイ」とは「夜明けを起こす者」の称号であるという可能性もあります。

しかし、ネプチューンのセリフには明確に「ジョイボーイに代わって約束を果たしに来る者」とあるので、光月おでんが待っている「ある人物」とは「ジョイボーイ」本人ではなく、さらに「称号」というわけでもなさそうなのです。

ジョイボーイの「魂」を継ぐDの一族

だとすると、考えられるのは光月おでんのセリフの意味が「ジョイボーイの魂を継ぐ者」である可能性です。

これについては「Dの意志考察編」で詳しく考察しましたが、Dの一族は過去に生きたDの一族の「意志」と共に「魂」を受け継いでいると考えています。

【Dの一族】死に際に笑う?ラフテルと光月家・月の人との関係とは
Dの一族は死に際に笑う?「Dの意志」考察に続き、「Dの一族」に関する「神の天敵」の意味、さらに、「月の人」や「光月家」最果ての島「ラフテル」との関係について考察します。

つまり、光月おでんのセリフ「いつか”ジョイボーイ”が現れる日まで」とは、正しくは「ジョイボーイの魂を継ぐ者が現れる日まで」という意味であると考えられます。そのために「“”」マークが付けられているのではないでしょうか。

「Dの一族考察編」では「ルフィがロジャーの魂を受け継いでいる」と考察しています。

ロジャーの最後の言葉「俺は死なねェぜ」(52巻506話)の意味についても、ロジャーと対応する人物であるDr.ヒルルクの死に際のシーンから、その理由を「受け継ぐ者」がいるからであると考察しました。

【完全考察】共通する3人の人物が存在!? ゴール・D・ロジャーの意志と死に際の嘘
海賊王ゴール・D・ロジャーの死に際に残した言葉「この世の全てをそこに置いてきた」死期迫るロジャーが成し遂げたかった夢とは...ロジャーと重ねて描かれる3人の人物から、ロジャーの真意を探る。

また、ワノ国編ではDの一族に関係すると見られる光月おでんが死に際に以下のようなセリフを残しました。

カイドウ「見事な死に様と お前は語り継がれる」
光月おでん「忘れてくれて構わねェ おれの魂は生きて行く!!」

引用:ワンピース96巻972話

ワノ国の光月家がDの一族であるかは確定していませんが、Dの一族と非常に関係が深い一族であるのは確かです。この部分についても「Dの一族考察編」で考察しています。

また、魚人島を出る際、ジョイボーイと重ねるようにルフィが人魚姫しらほしと「約束」を交わしました。その際、ブルックが以下のように発言しています。

ブルック「ルフィさん!! 約束とは死んでも守るものですよ!?」

引用:ワンピース66巻653話

この「死んでも守る」とは約束を果たせず死んだジョイボーイを意識した発言であると考えます。約束を果たせず死んだジョイボーイの魂を受け継ぐ者がいるはずです。

ルフィにジョイボーイの「魂」が受け継がれているのだとすれば、「ジョイボーイ」は「Dの一族」であったということになります。

先ほど見たように、空白の100年に果たされなかった「ジョイボーイの約束」とはDの意志の「3つの思想」に関係しています。

ジョイボーイの約束Dの意志

Dの意志を受け継ぐ麦わらのルフィがそれを果たすとすれば、ジョイボーイに代わって「約束を果たしに来る者」とは、まさに「ジョイボーイの意志を継ぐ者」であると言えます。

光月おでんのセリにある「”ジョイボーイ”が現れる日まで」とは、「ジョイボーイの魂を継ぐ者が現れる日まで」という意味であり、麦わらのルフィこそがジョイボーイの魂と意志を継ぎ、未来に「約束」を果たしに来る者である。

だとすると、ルフィがもうひとつ受け継ぐ「麦わら帽子」と「ジョイボーイ」にも何かしらの関係があるのではないでしょうか。

マリージョアの国宝「麦わら帽子」はジョイボーイのもの?

ルフィに受け継がれた「麦わら帽子」

Dの意志考察編ではロジャーの「魂」をルフィが受け継いでいると考察しました。

だとすると、同じくロジャーからシャンクスを経由して受け継いだ「麦わら帽子」もジョイボーイから受け継がれてきたものなのではないでしょうか。

魂:ジョイボーイ→…→ロジャールフィ
麦わら帽子:???→…→ロジャールフィ

つまり、シャンクスはフーシャ村で出会った幼少期のルフィが「ロジャーの魂を受け継ぐ者」であると確信して、麦わら帽子をルフィに託したと考えられます。

レイリーが「麦わら帽子と左腕が失くなった理由」をシャンクスに尋ねた際、シャンクスは以下のように答えています。

シャンクス「レイリーさんおれァ本当に驚いたよ!!! “東の海”に…!! ロジャー船長と同じ事を言うガキがいたんだ……!! 船長のあの言葉を…!!!」

引用:ワンピース52巻506話

「ロジャーと同じあの言葉」については以前考察していますが、シャンクスはロジャーと同じ何かを感じ取ったからこそ「麦わら帽子」をルフィに託しているのです。

麦わら帽子自体が800年前から受け継がれたとは考えにくいですが、「何らかの象徴」であった可能性はあります。

先ほど取り上げたしらほしとの約束のシーンもタイトルは「ヒーローの帽子」、同じワンピース653話で新世界突入の際、シャンクスの「この帽子をお前に預ける」というシーンも描かれています。

さらに、麦わら帽子が「ジョイボーイ」と繋がるという伏線を探ってみましょう。

マダムシャーリーの予言と麦わら帽子

魚人島での「マダム・シャーリーの予言」をもう一度引用します。

マダム・シャーリー「麦わら帽子を被った人間…!! “麦わらのルフィ”によって………彼の手によって…!!! “魚人島”は滅ぼされる!!!」

引用:ワンピース62巻610話

この「魚人島を滅ぼす」という予言が「ジョイボーイの約束」と繋がることは先ほど考察しましたが、わざわざ、「麦わら帽子を被った人間」としていることに違和感を感じます。

もしかしたら、過去に人魚姫の元を訪れたジョイボーイも「麦わら帽子を被った人間」だったのではないでしょうか。

「マリージョアの国宝」と麦わら帽子

「麦わら帽子」が特別な意味を持つ描写としては、もう一つ「マリージョアの国宝」に関係すると思われる「冷凍された麦わら帽子」の存在があります(90巻906話)。

「国宝」といえば、魚人島でも「エネルギーステロイド」という「老化」の副作用を持つ丸薬が「国宝」とされていました。「マリージョアの国宝」については、ドレスローザ編でのドフラミンゴのセリフから「不老手術」と関係がありそうです。

「老化」と「不老」、さらにレッドラインを挟んで正反対の場所に位置する場所に存在する「城」に存在した「国宝」とは明らかに対応関係にあります。

パンゲア城:不老に関する「国宝」
 ↕︎ レッドライン
リュウグウ城:老化に関する「国宝」

よって、魚人島と関係の深い「ジョイボーイ」と「マリージョアの国宝」との間にも何かしらの関係がある可能性があります。

このマリージョアの「麦わら帽子」の正体は明かされていませんが、天竜人の先祖である王達が空白の100年が明けた直後にマリージョアに移り住んだことを考えると、ジョイボーイが被っていた帽子なのかもしれません。

光月おでんとトキの会話の「ム」

光月おでんが、800年前から時を超えてやってきた妻トキに対して、「ジョイボーイの約束を果たしに来る者」について話す部分にも意味深なセリフが描かれています。

光月おでん「トキ お前も…探しに来たんじゃないのか? 800年の昔から 世界がひっくり返る日を………ならば20年先へ飛べ…!! お前の望む…ム」
トキ「今日は夕飯なしよ おでんさん(中略)ひどい事言われたもん!!!」

引用:ワンピース96巻973話

文脈から20年後に現れる「世界をひっくり返す人物」について語っているセリフです。

おでんの言葉はトキによって遮られますが、トキが怒っていることから「お前の望む」に続くのは、先ほどのおでんのセリフに登場した「20年後に現れるある人物」に関するセリフと考えてよいでしょう。

「20年後に現れる人物」とは「ジョイボーイの約束を果たしに来る人物」であり、ここまでの考察でその正体を「麦わらのルフィ」であるとしました。

よって、ここでもマダム・シャーリーの予言と同じく「麦わら帽子をかぶった人物」と光月おでんは言おうとしたのではないでしょうか。

「夜明け」と「麦わら帽子」と「太陽」

先ほど、光月おでんのセリフから「いつか現れる”ジョイボーイ”」とは「夜明けへ導く者」であると考察しました。そして、「夜明け」に現れるのは「太陽」です。

日差しを避ける麦わら帽子とはまさに「太陽」を象徴するアイテムです。

夜明け太陽麦わら帽子

魚人島ではジョイボーイの約束「地上への移住」は「タイヨウの下へ」と表現されました。

これらの根拠から、ジョイボーイと「麦わら帽子」とには多くの伏線が見られるため、ジョーボーイはかつて、麦わら帽子をかぶっていた人物であると考察します。

ジョイボーイとはかつて麦わら帽子を被っていた人物であり、その麦わら帽子は「マリージョアの国宝」としてパンゲア城に保存されている可能性がある。

ジョイボーイの残した「ひとつなぎの大秘宝」と古代兵器

ジョイボーイの残した「ひとつなぎの大秘宝」

ロジャー海賊団が最後の島ラフテルに到着したシーンで、「ひとつなぎの大秘宝」を残したのはジョイボーイであったことが確定しました。

ロジャー「ジョイボーイ おれは……!! お前と同じ時代に生まれたかった とんでもねェ宝を残しやがって…!!!」

引用:ワンピース96巻967話

ここまで考察してきたように「ジョイボーイの約束」とは受け継がれる「Dの意志」と同じく、「世界の破壊」と「他種族の共生」の意味を持っていると考えられます。

このサイトでは「ひとつなぎの大秘宝」を未だ存在しない「支配と差別のない自由な世界」と考察しています。

笑い話の意味とは…ワンピース考察者がガチで「ひとつなぎの大秘宝」の正体を考えてみた 最新情報
ワンピース最大の謎「ひとつなぎの大秘宝」の正体わかっちゃった!!? 最新話「笑い話」の意味とは?これまでに描かれた「ワンピース」に関する伏線と謎、有力説を全てまとめました。

ポーネグリフに残された「謝罪文」から、ジョイボーイが「自由な世界」を実現するという約束を果たせなかったと分かるので、ジョイボーイが残した「宝」とは「ジョイボーイの夢」であり、「ジョイボーイの残した宿題」とも言えます。

ジョイボーイが示した「ワンピース」の実現方法

しかし、ジョイボーイは最後の島ラフテルにその実現方法を残していたと考えられます。

レイリー「ネプチューン おれ達が欲しいのは それを『兵器』と名付けた奴らが この世に残した莫大な”お宝”だ!!」

引用:ワンピース96巻967話

このセリフから、「海王類を従える」というしらほしの能力を「兵器」と名付けたのはジョイボーイであったことが判明しました。

古代兵器ポセイドンの用途については「支配のない自由な世界」の実現に必要な能力であると考察しましたが、他の古代兵器についてもその用途は「Dの意志」と関係していると以前の記事で考察しています。

「巨大な戦い」は既に描かれている!古代兵器の用途とドレスローザ
未来に起こる世界中を巻き込む程の「巨大な戦い」とは何か。ワンピース最終章「巨大な戦い編」についてドレスローザ編に描かれた伏線を読み解き、最終回考察「巨大な戦い編」として考察する。

よって、ここでの考察と合わせて考えると、以下のようになります。

ワンピース=「支配と差別のない自由な世界」
実現方法=「Dの意志」が受け継ぐ「3つの思想」
  1. 世界の破壊:古代兵器プルトン
  2. 他種族の共存:古代兵器ポセイドン
  3. 支配から自由へ:古代兵器ウラヌス

「ワンピース=自由な世界」とはジョイボーイが残した宝であり、その実現方法がジョイボーイが受け継がせた思想「Dの意志」である。そして、ジョイボーイが「兵器」と名付けた能力を使用することによってそれを実現するとなれば、ワンピースの全ての謎をジョーボーイが握っているといっても過言ではありません。

ちなみに、このサイトでは古代兵器ポセイドンの能力を導く人物が「古代兵器ウラヌス」であり、その正体をモンキー・D・ルフィであると考察しています。

古代兵器ウラヌスの能力とは、ルフィの「覇王色の覇気」に関係する「人を引きつける力」であり、全種族を差別なく巻き込んで巨大なうねりを起こし、「支配のない自由な世界」へと導く力である。

だとすれば、ジョイボーイもまた、空白の100年に存在した古代兵器ウラヌスであった可能性があります。詳しくは以下の記事に考察しています。

古代兵器ウラヌス 正体はナミじゃない覇王色を持つあの人物!! 2人の王ルフィ&しらほし
ワンピース扉絵に古代兵器ウラヌスの伏線が!!! 神の名を持つ3つ目の古代兵器ウラヌス…名前のみしか明かされていない謎の兵器「ウラヌス」の正体について徹底考察します。ワンピース968話「2人の王」と古代兵器ウラヌス追記あり。 覇王色の覇気を持つルフィが世界を滅ぼす方法とは…

まとめ:ジョイボーイの正体とは

ここまで考察した「ジョイボーイ」の正体をまとめます。

ジョイボーイの正体とは

  • 空白の100年に実在した地上の人物
  • 800年前に人魚姫との約束を破り謝罪文を残した
  • 最後の島に莫大な宝を残した人物
  • 「古代兵器」と名付けた人物
  • 考察:麦わら帽子を被った人物
  • 考察:Dの意志を残した人物
  • 考察:古代兵器ウラヌス
ジョイボーイの約束とは「リュウグウ王国を地上へ移し、魚人・人魚族が人間と共存する世界を作ること」であり、いずれジョイボーイに代わって「約束を果たしに来る者」が現れるとされる。

ジョイボーイに代わって「約束を果たしに来る者」とは

  • 古代兵器ポセイドンを正しく導く者
  • 世界を夜明けへと導く者
  • 遠い海で生まれる「もう一人の王」
  • 考察:麦わらのルフィ
  • 考察:ジョイボーイの魂を継ぐ者
  • 考察:古代兵器ウラヌス
ジョイボーイに代わって約束を果たしに来るルフィは、「自由な世界」を実現するためにレッドラインを破壊し、魚人島をも破壊する。その際、世界的な災害が起こり、古代兵器ポセイドンが海王類に「巨船ノア」を引かせて世界中の人々を救済することで、魚人・人魚族への差別感情を払拭し、人間との共生を実現する。

さらに、ジョイボーイが残したとされる「ひとつなぎの大秘宝」が未だ存在しないものであるという伏線については、頂上戦争における白ひげの「ワンピースは実在する」発言との矛盾として以下の記事に考察しています。

【考察】ヒントはジョンレノン…白ひげ「ワンピースは実在する」「世界はひっくり返る」の真意
ワンピース(ひとつなぎの大秘宝)について、本編に描かれた情報からその正体を考察。ONE PIECE59巻576話の白ひげの「ワンピースは実在する」という発言との矛盾を考え、白ひげの「ワンピース発言」の真意に迫る。

カイドウは「ジョイボーイ」の何を知っているのか

ジョイボーイとカイドウの名前

ジョイボーイが「JOY(喜び) BOY(少年)」の意味を持つとすれば、かつて、「快童」ではないかと噂された四皇カイドウとの関係も気になります。

カイドウを漢字で「快童」とすると、「JOY(怪) BOY(童)」を意味するというわけです。

そもそも、「カイドウ」とは本名なのでしょうか。「カイドウ」と同じく先に名前だけが登場していた「ビッグマム」は本名「シャーロット・リンリン」でした。

同じ様に「カイドウ」も通称だったとすると、カイドウが意図的に「JOY BOY」を暗示する名前を名乗っているということも考えられます。

ちなみに、元ロックス海賊団のメンバーを紹介する際、センゴクは「白ひげ」「ビッグ・マム」「カイドウ」とカイドウ以外の2人を通称で呼んでいます(ワンピース957話)。ただし、同じ回で描かれたカイドウの手配書の表記は「KAIDOU」となっています。

名前については確定した情報ではありませんが、カイドウは「ジョイボーイ」について何らかの情報を持っていることは確かです。

カイドウの知る「ジョイボーイの素質」

鬼ヶ島のドクロドーム屋上でカイドウとルフィが戦った際、カイドウは次のような発言をし、そのセリフの一部が隠されていました。

カイドウ「楽しそうだな……窮地ほど笑い……笑う程に………!! ……か」
ルフィ「?」

引用:ワンピース1011話

「窮地に笑う」とは、先ほど見たように「Dの一族」の特徴であり、ジョイボーイに深い関係のある言葉です。

よって、「笑う程に」に続く言葉は「ジョイボーイ」に関するセリフであると考えられます。

「ジョイボーイ」については、魚人島のポーネグリフに書かれていましたが、ルフィは知らない名前であるので「?」という反応になっているととれます。

さらにワンピース1014話では、カイドウが「ジョイボーイ」について言及しています。ルフィがカイドウに敗れ、鬼ヶ島から落ちるシーンです。

カイドウ「お前も…”ジョイボーイ”には…なれなかったか………!!」

引用:ワンピース1014話

このセリフから、カイドウは「ジョイボーイ」に関する何らかの情報を持っていると考えられますが、カイドウは魚人島のポーネグリフを読んだのでしょうか。

カイドウが知っていると考えられる「ジョイボーイ」の情報は以下です。

  • 「ジョイボーイ」が未来に現れる事
  • ジョイボーイの資質に関する情報

これらは、ロビンが魚人島のポーネグリフから得た情報とは違い、「未来に現れるジョイボーイ」についての情報であるので、魚人島のポーネグリフが情報源ではないと考えられます。

ならば、カイドウはどこでジョイボーイに関する情報を得たのでしょうか。

「ジョイボーイの資質」を持った者とは

カイドウのセリフに「お前もジョイボーイにはなれなかった」とあることから、かつてカイドウは、ルフィ以外にもジョイボーイの素質を持った人物に出会っていることが分かります。

自身に勝てなかったルフィに対し発言をしていることから、ジョイボーイの素質を持つ者とは、「窮地に笑う」の他に、カイドウと渡り合うことのできる人物であるとカイドウは考えているようです。

ワンピース1001話でカイドウは「自分と渡り合える人物」として以下5人の人物の影をルフィに重ねていました。

  • ゴール・D・ロジャー
  • エドワード・ニューゲート
  • ロックス・D・ジーベック
  • シャンクス
  • 光月おでん

ジョイボーイの素質を持っていた者とは、このうちの誰かであると考えてよいでしょう。

カイドウ自身がジョイボーイになろうとしていない様子から、やはり、カイドウもジョイボーイとなれるのは「窮地に笑う」Dの一族であると考えていることが伺えます。

よって、5人のうちロジャーとロックスが該当しますが、カイドウは「元ロックス海賊団」であることを考えると、ロックスこそがカイドウの思い浮かべる「ジョイボーイになれなかった者」であると考えれらます。

カイドウはジョイボーイの情報をどこで得たのか

かつてカイドウが所属していた「ロックス海賊団」の船長であり、「Dの一族」でもあるロックス・D・ジーベックは「ジョイボーイ」の情報を持っていた可能性があります。

ロックス・D・ジーベックとは

ロックス海賊団船長。「世界の王」となる野望のもと、世界政府に牙を剥き、政府に揉み消されるほどの事件を数多く引き起こした人物。38年前に起きた「ゴッドバレー事件」にて、ロジャーと手を組んだガープとの戦いの末に敗れた。

40年前にロジャーの前の時代を作ったとされるロックス・D・ジーベックは、「世界の王」となる野望を抱き「世界の禁忌」に触れたといいます(95巻957話)。そして、ロックスが壊滅した「ゴッド・バレー」は跡形もなく消滅し、地図からも削除されました。

「ゴッド・バレー」は明らかに、22年前のバスターコールで消された考古学の聖地オハラとリンクしています。

「世界の禁忌」というと世界政府が解読を禁止している「ポーネグリフ」がその最たるものと言えるので、ロックスはオハラの考古学者達と同じ様に、世界政府が隠す「不都合な歴史」という「世界の禁忌」に触れたのではないでしょうか。

したがって、ロックスは古代兵器に関する情報を持っていたと考えられ、古代兵器ポセイドンに関係する「ジョイボーイ」についても知っていた可能性は十分にあります。

よって、カイドウの持つ「ジョイボーイ」の情報はロックス経由である可能性が高いと考えられます。

カイドウの目的と「ジョイボーイの約束」

「世界の王」になる野望を持って世界政府に牙を剥き、世界に脅威を与えたロックス・D・ジーベック。同じ様にカイドウは古代兵器を手に入れ、世界に恐怖と戦争をもたらし、「暴力の世界」を作ろうとしています。

かつて、ロックス海賊団が結成されたのは巨大なドクロ岩のある「海賊島ハチノス」、カイドウが計画するのは巨大なドクロ岩をワノ国本土に移して建国する「海賊の帝国」です。

このように、カイドウは「ロックスの思想」に強く影響を受けていると考えられます。

また、カイドウの行動は「ジョイボーイの約束」にも近いものとなっています。

Dの意志考察では、ジョイボーイの意志を継ぐ「Dの一族」が「巨大な戦い」を起こして世界を破壊するとしましたが、カイドウもまた「巨大な戦い」「世界の破壊」に関して以下の発言をしています。

カイドウ「急げ “ジョーカー” 最期の戦闘準備を整えろ!!! こんな退屈な世界壊れてもいい!!! 世界最高の戦争を始めようぜ!!!」

引用:ワンピース79巻795話

カイドウは古代兵器を手に入れ、「世界最高の戦争」を起こして「世界の破壊」を目論み、ジョイボーイが遺した「ひとつなぎの大秘宝」を狙っています。

ジョイボーイの約束

古代兵器 → 巨大な戦い → 世界の破壊 → ひとつなぎの大秘宝

カイドウの計画

古代兵器 → 世界最高の戦争 → 世界の破壊 → ひとつなぎの大秘宝

カイドウが「未来に現れるジョイボーイ」の情報を持っており、ジョイボーイが現れるとされるワノ国を拠点としているということは、カイドウもまた、「ジョイボーイ」が現れるのを待っていると考えられます。

先ほど、カイドウの持つ「ジョイボーイ」の情報はロックス経由であると考察しましたが、かつてのロックスも「ジョイボーイ」になることを目指して世界政府に挑んだのかもしれません。

ワノ国でカイドウとビッグ・マムが同盟を組み、「ロックスの再来」とされている以上、ワノ国編でロックス海賊団の過去の詳細が描かれると考えられます。その際、「ロックス」「カイドウ」と「ジョイボーイ」の関係が明かされるのではないでしょうか。

カイドウはロックス海賊団時代に「未来に現れるジョイボーイ」に関する情報を手に入れ、その人物が現れるとされるワノ国を拠点として選んだ。

ロックスと「ジョイボーイの伝説」

歴史上、古代文字の解読までこぎつけたのはオハラのみとされているので(41巻392話)、ロックスはポーネグリフの解読以外の方法で情報を得たと考えられます。

先ほども見た様に、カイドウの持つ「ジョイボーイ」の情報は、魚人島のポーネグリフというよりは、ネプチューンの語る「王族に伝わる伝説」に近い内容となっています。

しかし、ロジャーと親しかったネプチューンがそのライバルであったロックスと交友があったと可能性は低いので、ロックスが「ジョイボーイ」の情報を知っていたとすれば、他の地域に伝わる「伝説」であったのではないでしょうか。

ロックスとジョイボーイを繋げる「伝説」というと、ひとつ思い当たるものがあります。

デッケン「(遥か昔…信じ難き才能が海にあり…”海王類”をも従わせる人魚姫がいたという…その伝説を追い求め海底を目指した初代バンダ―・デッケン!!!)ご先祖よ!!! おれはついに!! 見つけたぞォ~!!!(中略)この伝説の真意は我が一族だギャラ知っているのだ!!!」

引用:ワンピース63巻625話

以前の記事で「バンダー・デッケン」と「デービー・ジョーンズ」の関係を考察しました(デッケン考察参照)。

ロックスが結成されたのは「デービーバックファイト」発祥の地である海賊島「ハチノス」。初代デッケンが「デービー・ジョーンズ」と関係するならば、「デッケンの一族に伝わる伝説」が海賊島ハチノスに伝わっている可能性があります。

「デッケンの一族に伝わる伝説」は「古代兵器ポセイドン」に関する伝説。この点についてはロックス考察編で。

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5件のコメント

  1. 匿名

    2人の王

    ルフィと黒髭?

  2. シャーロック

    まさにジョイボーイが残したワンピースは、世界の平和への導く方法で、「課題」なんだと思います!!

    だから白ひげは黒髭にお前じゃないと言ったり、ロジャーはとんでもねぇもんと言ったり。

    ラフテルのスペル同様、実は       ONE PIECE=ONE PEACE
    なのかもしれないですね!!

  3. 匿名

    やばん

  4. 匿名

    確かにナミの故郷であるココヤシ村でも魚人優勢の象徴だったアーロンパークを全壊したもんな。マリージョアも全壊させるだろうな。

  5. シャーロック

    最近ふと思ったのが、アニメだけのお話、アピスと龍爺のエピソードを観て、
    アピス=a piece ?→ ONE PIECE ?!
    アピスが鍵を握ってたり…(_ _).。o○

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