「空白の100年に存在したとされる「巨大な王国」はどこに存在したのか。世界政府が恐れる巨大な王国の「正体」と「思想」とは? 「Dの意志」「ジョイボーイ」との繋がりを考察する。ワンピース1056話追記あり。
1分でわかる!「巨大な王国」の正体考察
この考察では、かつて栄えた「巨大な王国」の正体について、ワンピース本編に描かれた伏線から、その正体を以下のように導き出した。
- 巨大な王国の思想とは「Dの意志」と共通の「自由」「多種族共存」「世界の破壊」の3つである。
- 「夜明け」に訪れる世界は、かつて「巨大な王国」が栄えた世界であり、ルフィが目指す世界である。
- 巨大な王国は「国とは人」であるという思想を持っていた。
- 巨大な王国は巨大な領土を持たず、世界中の人々と繋がることで、世界全体にネットワークを持つ「巨大な王国」を形成した。

巨大な王国とDの一族
「巨大な王国」はクローバー博士が立てた仮説にのみ登場するワードであるが、その敵対勢力であった連合国の末裔「天竜人」と「Dの一族」との関係から、Dと同じ思想を持つ王国であると考察した。
また、Dの一族であり、海賊王を目指すルフィが理想とする国から、「巨大な王国」の姿を「巨大な領土を持たず人々と繋がることで全世界にネットワークを持った王国」であったとした。
さらに、巨大な王国の王について、「ひとつなぎの大秘宝」との関係から、空白の100年に存在した「ジョイボーイ」であったと考察している。
- 空白の100年における「巨大な王国の王」は、ラフテルに「ひとつなぎの大秘宝」を残した人物である。
- 「ジョイボーイ」とは巨大な王国の王の別名である。
この考察の根拠は本文に詳しく書いている。「巨大な王国」と関連する「ジョイボーイ」に関しては以下に考察している。

かつて栄えた「巨大な王国」とは何か
「巨大な王国」に関するクローバー博士の仮説
まず、「巨大な王国」に関する情報を振り返る。ワンピース本編で「巨大な王国」について描かれたのは、考古学の聖地オハラの回想における考古学の権威クローバー博士の以下のセリフである。

尾田栄一郎「ONE PIECE」41巻395話/集英社
クローバー博士「遥か昔の文献と発見したいくつかの”歴史の本文(ポーネグリフ)”を読み解く事で我々はやがて一つの国の存在に気づいた……今はもう跡形もないが 文献の上に浮かび上がったのは ある巨大な王国の姿……!!」
オハラの考古学者たちが「”空白の100年”に打ち立てた仮説」として、クローバー博士の口から語られた「巨大な王国」に関する情報は以下である。
「巨大な王国」とは
- 空白の100年以前の文献とポーネグリフの解読によって存在が判明
- 空白の100年に「20の王国の連合国」と敵対した
- かつて強大な力を誇ったが、敵に敗れて滅亡し、現在は跡形もない
- ポーネグリフに歴史を刻み、ある「思想」を未来に託した
- 「古代兵器」の情報を持っていた
- 世界政府は王国の「存在」と「思想」を脅威に思っている
これらを元に「巨大な王国」が栄えた「空白の100年」がどのような世界であったのかについて考察していこう。
追記:ワンピース1065話にて、巨大な王国に関する新情報が描かれました。
ベガパンク01「このエッグヘッドのような…高い文明を持つ『王国』が”900年前に実在してた”と言ったら…信じられるか?」
クローバー博士は巨大な王国が強大な力を持っていたと発言していました。高い文明を持ち、強大な力を誇っていた王国はなぜ滅びたのでしょうか。
「巨大な王国」を滅ぼした「連合国」
「巨大な王国」には、それを滅ぼした「何らかの敵」がいたとクローバー博士は推測した。
クローバー博士は、敵がその後の歴史に生き残っているはずであるとし、空白の100年が明けた直後に「世界政府」が創設されたことから、その敵とはのちに「世界政府」と名乗る連合国であるとした。
世界政府を創設したのは、天竜人の祖先である「20人の王達」であるから、「連合国」とは「巨大な王国」と敵対した「20の王国」によって構成された連合国ということになる。
「巨大な王国」の思想と「Dの意志」
「巨大な王国」と「20の王国の連合国」の敵対関係
「巨大な王国」とはどのような王国であったのか、まず、世界政府が恐れる「巨大な王国」の思想を考えてみたい。その思想は「巨大な王国」と「20の王国」の連合国の敵対関係から考察することができる。
↓ 末裔 ↓ 思想?
天竜人 相対する思想 Dの一族
ならば、「巨大な王国」の思想とは「Dの一族」が受け継いでいる「Dの意志」とイコールであると考えてよいだろう。「D」の存在を世界政府が恐れていることからも「巨大な王国」の思想と「Dの意志」は同じものであると考えられる。
巨大な王国の思想を受け継ぐ「Dの意志」
Dの意志については、「Dの意志考察」で以下の3つの思想であると考察した。
Dの意志
- 自由
- 多種族共存
- 世界の破壊
1の思想については、「D」の名を持つ人物達が「支配ではなく自由を求める」という内容の発言をしていることを根拠としている。特にその思想はロジャー、ルフィ、ガープのセリフによく表れているとした。
2の思想については、ドラム王国編でDr.くれはがルフィのどの行動に「Dの意志」が生きていると感じ取ったのかを振り返り、人間から迫害を受けていた「チョッパー」へ差別や偏見なく接するルフィの態度を取り上げて考察した。
3の思想については、ドレスローザ編での元天竜人ロシナンテによるDの一族の目的は「世界の破壊」であるという発言を根拠としている。
「Dの意志」に関しては、以下の「Dの意志考察」に詳しく考察している。

元天竜人ロシナンテは「Dの一族は天竜人と相対する思想を持つ」と語っている。ここで導き出した「Dの意志」が妥当であるかを確認するため、「天竜人の思想」についても見ていこう。
連合国の思想を受け継ぐ「天竜人の思想」
天竜人の思想は「Dの意志」と対照的であり、まさに「相対する思想」となっている。
天竜人の思想
- 支配
- 種族主義
- 世界の創造
1の思想については、海軍本部を後ろ盾として一般市民を武力で支配する天竜人の存在そのものである。
2の思想に関しては、天竜人が「血統」を重んじて自らを「神」と自称し、その他の人間を「下々民(しもじみん)」と呼んで蔑んでいる様子が描かれている。
3に関しては、天竜人が「世界の創造主」と呼ばれていることから、「グランドライン」と「レッドライン」によって4つに分断された現在のワンピース世界を創造したと考察した。
ここまで見てきたように、「Dの一族」と「天竜人」の思想は対照的に描かれている。このことから、「空白の100年」に敵対関係にあったとされる「巨大な王国」と「20の王国の連合軍」の思想も同じく相対するものであったと考えてよいだろう。

連合国と「巨大な王国」
- 巨大な王国の思想とは「Dの意志」と共通である。
- 巨大な王国の思想は「自由」「多種族共存」「世界の破壊」の3つを基本とした思想である。
ここまで、「巨大な王国」の思想を見てきたが、「巨大な王国の思想」と「Dの意志」が共通であるならば、「Dの意志」を受け継ぐ「ルフィの目指す世界」こそが「巨大な王国」の姿なのではないか。
ここからは、空白の100年における「巨大な王国」がどのような国家であったのかを考察する。
Dの一族が導く「世界の夜明け」と「巨大な王国」
Dの一族が導く「世界の夜明け」
Dの意志考察では「D」の意味を「DAWN(夜明け)」であるとし、Dの一族とは「新しい時代を作る」という意味で「時代の夜明けを起こす者」であるとした。
ゾウ編で「世界の夜明け」というキーワードが登場し、文脈から「時代の夜明け」と同義であると考えられる。よって、Dの一族は「世界の夜明けを起こす者」であり、天竜人が支配する現在の世界は「夜」であると言える。
「夜明け」に訪れるのは同じ太陽であるから、夜明けに現れる「世界」とは、かつて「巨大な王国」が栄えていた世界と共通するのではないか。
空白の100年の世界→ 現在 →夜明け後の世界
だとすると、ルフィの目指す世界こそが「巨大な王国」が栄えた世界であり、ルフィが理想とする「王」が「巨大な王国」の「王」だと考えられる。
- Dの一族が導く「夜明け」に訪れる世界は、かつて「巨大な王国」が栄えた世界であり、ルフィが目指す世界である。
- 「巨大な王国」の王はルフィの理想とする王である。
ルフィの目指す「王国」については明確に描かれていないが、ルフィの目指す「理想の王」についてはワンピース本編に描かれている。
ルフィの描く理想の「王」と「巨大な王国」の領土
ルフィの理想の王「海賊王」とは
ルフィの目指す「王」と言えば「海賊王」である。
「海賊王」とは
「ひとつなぎの大秘宝」を見つけ、「この世の全て」を手に入れた者の称号。
また、海賊王とは海賊達の頂点であり、「支配者」と捉える者が多いが、ルフィの思い描く「海賊王」は少し違っている。
レイリー「キミにこの強固な海を支配できるか!?」
ルフィ「支配なんかしねェよ この海で一番自由な奴が海賊王だ!!!」
ルフィは海賊王とは「一番自由な奴」という認識をしている。ここにも「支配ではなく自由」というDの一族の思想が表れている。
さらに、ルフィは「海賊王」について以下のような発言をしている。空島に神として君臨したゴッド・エネルとの会話である。
エネル「カイゾク王? そいつはどこの王様なんだ…?」
ルフィ「世界の偉大な海の王だ!!!!」
先ほどのセリフと合わせて考えると、ルフィは海賊王を「世界で最も自由な海の王」と捉えているということが分かる。
自らを「神」と称し、ルフィが唯一の「天敵」であったゴッド・エネルとは、明らかに天竜人を意識したキャラクターである。
「アッパーヤード」を「神の島」「聖域」と呼び、その地に君臨したゴッド・エネルに対し、ルフィが目指す「王」とは、土地などに縛られない「海の王」であるとその対比が示されている。
よって、ルフィの目指す「王」には、支配する「土地」は必要ない。「支配しない」ということは特定の領土を持たないということである。そのことをよく示しているシーンがある。
「麦わらの大船団」とルフィの「理想の王国」
ドレスローザで共に戦った海賊達が麦わらの一味の傘下に加えてほしいと願い出た際、ルフィは「窮屈」であるとして断った。その際、ルフィはこんな発言をしている。

尾田 栄一郎「ONE PIECE」80巻800話/集英社
ルフィ「だからよ!! おれは”海賊王”になるんだよ!!! 偉くなりてェわけじゃねェ!!!」
一同「??」(中略)ルフィ「もしおれ達が危ねェと思ったら その時は大声でお前らを呼ぶから!! そしたら助けてくれよ!!!」(中略)
バルトロメオ「…なんか言いてェ事が事がわかってきたべ ルフィ先輩にとっての”海賊王”の意味が 偉いんでねぐて”自由”……!?」
結果的に勝手に「子分盃」を飲んだ船長らが「麦わら大船団」を結成し、ルフィは「大頭」となった。
しかし、傘下の海賊団は麦わらの一味の航海には同行せず、ルフィのビブルカードを受け取った船長達それぞれが「自由」に航海し、困った時は助け合うという形となっている。
これこそがルフィの目指す「王」であり、「国」であるのではないか。
ルフィの考える「王様像」から、ルフィが理想とする「王国」が見えてくる。そして、それこそが「夜明け」に復活する「巨大な王国」の姿である。
「巨大な王国」の領土
ルフィが理想とする「海賊王」とは世界中に仲間を持ち、「領域」に縛られず、海を自由に航海する。だからこそ、「海賊王」とは偉大な「海の王」なのである。
だとすれば、ルフィが王となる「王国」とは、何を持って「国家」となるのだろうか。現実の世界では「国家の三要素」とされる国家の定義がある。
「国家の三要素」
- 領域
- 国民
- 主権
このうち、ルフィの目指す「国家」は「領域」と「主権」を持たないということになる。ならば、残るのは「国民」である。この点に関して、「アラバスタ王国」の国王コブラがある印象的な言葉を繰り返している。
コブラ「原因もわからず この国の民を討ち滅ぼすというのか!!? それこそが国を滅ぼすということだ!! いいか国とは”人”なのだ!!!」
コブラ「…”反乱軍”にこの宮殿を落とされるから何だというのだ…!!! 言ったはずだぞ 国とは”人”なのだと!!!」
この「国とは人なのだ」というセリフは、まさにルフィの「理想とする国」を表している。国を形成する要素は「人」であり、「領土」ではない。
ルフィが「海賊王」となった世界で、ルフィの治める王国とは「特定の領土を持たず、人と人とが繋がる世界」であり、「夜明け」とともに呼び起こされる、かつて「巨大な王国」が栄えた世界である。
よって、かつて栄えた「巨大な王国」とは、ワンピース世界全体のあらゆる種族とのネットワークを持ち、まさに「巨大な王国」を形成していたと考えられる。
「巨大な王国」と「アラバスタ王国」
アラバスタ王国といえば、空白の100年に「巨大な王国」と敵対した連合国側の王国の1つであった。しかし、800年前にマリージョア移住を拒否したネフェルタリ家は天竜人にとって「裏切り者」という立ち位置なのである。
「ネフェルタリ家」は明らかに天竜人とは違う思想を持っており、それこそがマリージョア移住拒否の理由ではないだろうか。
さらに、「巨大な王国」が残した「リオ・ポーネグリフ」を所持していることから、アラバスタ王国は「巨大な王国」と深い繋がりがあったと考えられる。
だとすれば、コブラ王の「国とは人」という思想は「巨大な王国」の思想であった可能性が高い。
- 巨大な王国は「国とは人」であるという思想を持っていた。
- 巨大な王国は巨大な領土は持たず、世界中の人々と繋がることで、ワンピースの世界全体にネットワークを持つ「巨大な王国」を形成した。
「巨大な王国」と偉大なる海の王「ジョイボーイ」
「海賊王」と巨大な王国の王
「夜明け」に訪れる世界の王が「海賊王」ルフィであるとして、かつて栄えた「巨大な王国」の王とは誰であったのか。「巨大な王国の王」については、先ほど以下の関係を示した。
そして、海賊王とは「ひとつなぎの大秘宝」を手に入れた者の称号であるから、かつて「ひとつなぎの大秘宝」を手にし、それを残した人物が「巨大な王国」の王であったと考えられる。
したがって、空白の100年における巨大な王国の王とは「ひとつなぎの大秘宝」を残した人物=ジョイボーイである。
巨大な王国の王と「ジョイボーイ」
ゴール・D・ロジャーがグランドラインを制覇して「海賊王」となった際、かつてロジャーが魚人島で聞いた「海王類の会話」が描かれた。
海王類「生まれるよ……!! ぼく達の王が生まれるよ…遠い海でも生まれるね………2人の王がまた出会う日をクジラ達も喜んでいる ぼくらもずーっと待っていた あと少し…今度はきっとうまくいく」
海王類が語る「ぼく達の王」とは人魚姫しらほしであるから、「今度はきっとうまくいく」とは、魚人島で語られた「ジョイボーイの約束」を指している。
そして、2人の王が「また出会う日」とあることから、空白の100年に当時の人魚姫と約束を交わした「ジョイボーイ」もまた「王」であったということになる。
ジョイボーイの約束と「2人の王」
空白の100年人魚姫+ジョイボーイ
未来しらほし+もう1人の王
「ジョイボーイ」とは「JOY BOY」であり、「窮地に笑う」Dの一族と非常に関係の深い人物であるとした。また、未来に現れる「ジョイボーイ」の正体をモンキー・D・ルフィと考察している。
よって、空白の100年における「巨大な王国」の王とはジョイボーイであると考えてよいだろう。
↓ 夜明け
新しい世界王:ルフィ
さらに、先ほど取り上げた「アラバスタ編」にルフィが「国」について語っているセリフがある。
ルフィ「おれ達がこの島に来た時には もうとっくになかったぞ………!! あいつの国なんて………!!」
クロコダイル「?」(中略)
ルフィ「ここが本当にあいつの国なら もっと…!!! 笑ってられるはずだ!!!!」
このセリフからルフィにとって「王」とは自由であるだけでなく、「笑う」存在であることが分かる。ジョイボーイの「JOY」とは、そんな「自由に笑う王」の姿を表しているのではないか。
ワノ国編では光月おでんが「いつかジョイボーイが現れる日まで」と発言していることから(96巻968話)、「ジョイボーイ」とは、かつて栄えた自由な王国の最も自由な王達が代々受け継いだ別名・称号であったと考えられる。
巨大な王国の王「ジョイボーイ」については以下に詳しく考察している。

- 空白の100年における「巨大な王国の王」は、ラフテルに「ひとつなぎの大秘宝」を残した人物である。
- 「ジョイボーイ」とは巨大な王国の王の別名である。
まとめ:ジョイボーイの宝「ひとつなぎの大秘宝」とは「巨大な王国」であるか
「巨大な王国」の思想と正体まとめ
ここまで、かつて栄えた「巨大な王国」について、その正体を以下のように考察した。
- 巨大な王国の思想とは「Dの意志」と共通の「自由」「多種族共存」「世界の破壊」の3つである。
- 「夜明け」に訪れる世界は、かつて「巨大な王国」が栄えた世界であり、ルフィが目指す世界である。
- 巨大な王国は「国とは人」であるという思想を持っていた。
- 巨大な王国は巨大な領土を持たず、世界中の人々と繋がることで、世界全体にネットワークを持つ「巨大な王国」を形成した。
- 空白の100年における「巨大な王国の王」は、ラフテルに「ひとつなぎの大秘宝」を残した人物である。
- 「ジョイボーイ」とは巨大な王国の王の別名である。
「ひとつなぎの大秘宝」と「巨大な王国」
「ジョイボーイ」と「巨大な王国」については、さらに重要な繋がりがある。
「ひとつなぎの大秘宝」を手にした者が「海賊王」であるなら、「ひとつなぎの大秘宝」とは「巨大な王国」そのものなのではないか。
ジョイボーイ= ワンピースを残した者 = 巨大な王国の王
よって
ワンピース=巨大な王国?
このサイトでは「ひとつなぎの大秘宝」の正体を「支配と差別のない自由な世界そのもの」であると考察している。
だとすれば、この記事で考察した「巨大な王国」の思想と正体とはほぼ一致していると言えるだろう。
ただし、それは「未だ実現されていない世界」であるので、最後の島「ラフテル」にあるのは、ワンピースの実現方法を示す何かであり、ロジャーが見たのはその「可能性」であったと考えられる。
したがって、ジョイボーイの残した宝とは「ジョイボーイの残した課題」であると言える。

そして、「ひとつなぎの大秘宝」の実現には3つの「古代兵器」が必要である。だからこそ、巨大な王国はポーネグリフに古代兵器の情報を残したのである。この点については「古代兵器考察」に詳しく書いている。

コメント
ビビルトン
世界中バラバラだけど繋がっている自由な世界だから「巨大な」王国なんですね。
スゲェ納得。
設定だけ追っていくとそんな風にも考えられるかもしれませんが
そうだったとしたら
じゃあワンピースの最終回はざっくりいうと
こうして世界中の人々が境界なく自由に繋がるようになりました(完)
となるわけですが
それってちょっと意味不明じゃないですか?
ワンピース世界の住人じゃない読者からすれば、それがいいことなのかどうか判断に困るというか…
現実世界も国境なく自由に人が冒険するのが理想なのか? 長大な物語の結論としてそういったことを提唱したいのか?
そのように考えると、そんなはずはなく、あまりにも納得感がないです
代案はないですが、ちょっと違う気がするんですよね
ある巨大な王国の名前は…
アラバスタ王国です。
コブラが23巻で言った言葉(見開きで言ってた言葉)と
クローバー博士の言葉(執拗な~)
を重ねてください。
※場所は情報です
例 以前○○には川があった
重要な質問
ある巨大な王国の跡地は
どうやって隠したんですか?
一度、ある巨大な王国をアラバスタ王国
という前提で読み直してください。
見えてきます,物語の全体像が。
ちなみに葬祭殿のポーネグリフをずらすと秘密階段があります。
(ルフィが言ってた)
ネフェルタリ家は監視役であてがわれた
人たちです。
もし、ルフィの「夢の果て」が多種族国家なんだったらドレスローザ編でイデオ(手長族)とブルーギリー(足長族)が子分になるって言ったとき断らないような気がするんですよね
それに小人族と巨人族もいますし…
それに万国で、ルフィがもうちょっとはしゃぎそうな気がします(サンジが攫われたといえども)