ベガパンクの語る「世界の真実」とは?ワンピース世界の人間の起源を考察。ワンピース最新話1108話ネタバレ注意。

ワンピース世界の「人間」の起源

前回、バッカニア族が「旧世界の全人類の祖先」であると考察しました。

今回は、いよいよ現在の世界の大部分を占める「人間の起源」について考察していきます。
 
結論から言ってしまえば、人間の正体を以下のような種であると考えます。

本考察の結論

現在の世界の「人間」は月から移住してきた「月の人」の末裔であり、原住民から青色の星を奪い取った。

そんな筈がないと反論する方が多いかもしれません。

しかし、前回までの考察と照らし合わせ、これまでに作中に描かれてきた伏線をつなぎ合わせると、この結論にたどり着きます。順を追って説明します。

青色の星の移住者「月の人」

ワンピース世界には移住者がいることが明らかになっています。

エネルの月の古代壁画考察
尾田 栄一郎「ONE PIECE」49巻472話/集英社

エネルのスペース大作戦Vol.36「月の都市その名も”ビルカ”。資源不足で青色の星へ飛ぶ

引用:ワンピース49巻472話

この「青色の星」に移住した「月の人」の末裔こそが「人間」であると考えます。

前回までの考察を簡単に振り返っておきます。詳しい根拠はそれぞれの考察をご覧ください。

ワンピース世界の「旧人類」について

「ニカ」の起源はアダムとイブ

まず、第一弾では「宝樹アダム」と「陽樹イブ」からニカが作られたとしました。

その根拠は、ニカの「伸びる体」と「熱・雷耐性」です。

陽樹イブは「シャボン」を作る性質があることから、シャボンディ諸島の「ヤルキマン・マングローブ」と同じくゴムの木に近い性質があると考察しました。


ニカと陽樹イブ
尾田 栄一郎「ONE PIECE」51巻496話/集英社

バッパグ「このヤルキマン・マングローブの根っこから 特殊な天然樹脂が分泌されているんだ」
ロビン「……やだベタベタするわ

引用:ワンピース51巻496話

また、「宝樹アダム」は「戦火にあっても倒れない最強の樹」とされることから雷や炎耐性を持つと考えられ、炎や雷に強いニカの体質は宝樹アダムから来ているとしました。

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ルナーリア族と月の人

第二弾ではニカと同じ伸びる体を持つ「ルナーリア族」は、月から移住してきた「月の人」とニカの遺伝子を掛け合わせた種族であると考察しました。

「ルナーリア族」にあって「ニカ」にない以下の要素は「月の人」の血統因子と「月の石」であるポーネグリフの鉱石から作られた可能性があります。

ニカにないルナーリアの特徴

  • 外骨格
  • 黒色の翼
  • 褐色の肌

以下の図はワンピース世界の種族の特徴とその起源に関する仮説をまとめたものです。

ワンピースの種族に関する仮説
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ニカとルナーリア族の体質の違いから、ワンピース世界の人類創造に「月の人」の血統因子が関わる可能性を考察しました。

バッカニア族

第三弾ではバッカニア族はニカの直系であり、「旧世界の人類の祖」であると考察しました。

その根拠はバッカニア族の特徴である「腕力」が人間以外の種族に共通するからです。

また、チョッパーの「ヒトヒトの実」がバッカニア族に似ていることから、彼らが旧世界の大部分を占めていた「旧人類」であると考察しました。

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「人間」の祖先は月からの移住者である

人間の身長

ここまで、「ニカ」「ルナーリア族」「バッカニア族」が青色の星の先住民系の種族であり、青色の星由来の物質である「宝樹アダム」と「陽樹イブ」の要素を持つと考察しました。

そして、彼らの身長は「ルナーリア族」6m、「バッカニア族」7mと高く、「ニカ」ももともと巨人の設定があったことが明かされています。

同時期に存在したと考えられ、バッカニア族の先祖であるとみられる「古代巨人族」もやはり身長が40mです。

彼らの人種が、青色の星由来であるとすれば、普通サイズの人間は青色の星以外から来たと考えることができるのではないでしょうか。

「月の人」は身長266cmのエネルより少し小さく、ワンピース世界の「人間」と同じサイズです。また、「人間」という種族は他の種族に比べて「腕力」が劣っています。

ただし、これだけでは「月の人」と「人間」の繋がりを説明することはできません。

特に「月の人」と「人間」の決定的な違いは背中の羽の有無です。

「人間」に羽がない理由

「月の人」と羽

月の人の羽は「青色の星」の人との混血や環境の変化で羽は徐々に消えていったと考えます。

ちなみに、空島の人々には羽が生えていますが装飾であることがわかっています。

「スカイピアの住人 背中の羽は動かしたり、飛ぶ為のモノじゃなく、空島の住人に共通した装飾」

引用:ONE PIECE YELLOW

彼らは明らかに「月の人」との関係が匂わされている種族ですが、背中の羽が装飾であるということは、青色の星への移住によって羽が退化したと考えられます。

よって、地上に住んでいたシャンディア達の羽も装飾であり、かつての先祖を真似て羽をつけているのではないでしょうか。

ただし、「本物の羽」が残っている種族がいます。それが以前に考察した「ルナーリア族」と劇場版ワンピースに登場した「メルヴィユ」の住人です。

劇場版「FILM STRONG WORLD」に登場したメルヴィユはもともと秘境にあったことから混血の度合いが低く、SIQの影響で先祖の特徴が現れた可能性があります。

ルナーリア族についてもレッドラインの上に住んでいたために混血の度合いが低く羽が残ったと考えることができます。

ワンピース世界の人間

実はワンピースコミックスSBSに気になる尾田先生の発言が載せられています。

読者「オダッチへ 心意気で空飛べると思いますか?」P.N.睦月

尾田先生「その昔、人は空を飛んでいたんですよ。そして、ある時誰かが言ったんです。『空なんか飛べない』。そして人は空を飛べなくなりました。『信じる』という翼を失ったから。

引用:ワンピース41巻SBS

ここでの考察と同じく、人間に翼があったことが仄めかされています。

このSBSが載せられたのは「オハラの回想」が描かれた話であり、クローバー博士が「空白の100年」について語った回であるので、ワンピース世界の秘密に関わる可能性があります。

空島編と人間の起源

「月の人」と関係が深い空島編は「移住者」と「先住民」の和解がテーマでした。

400年前に空島へ打ち上げられた「ヴァース」をめぐり、先住民「シャンディア」と空の民「スカイピア人」が争っていました。

先住民「バッカニア族」 対立 移住者「月の人」の子孫=現代人
先住民「シャンドラ」 対立 移住者「スカイピア人」

スカイピア人のリーダーである「ガン・フォール」が以下のように発言しています。

ワンピース世界の人類の起源
尾田 栄一郎「ONE PIECE」29巻274話/集英社

ガン・フォール「悪は我々ではないのか 彼らはただ故郷を取り返そうとしているだけである」

神官「−ですが 現在のスカイピアの恵みある暮らしは…400年前…我らの先祖がこの”神の島”を奪い取った事に 端を発します

引用:ワンピース29巻274話

最終的にはスカイピアの住人とシャンディアが和解したように、旧人類と月の人も「巨大な王国」で共存していたと考えます。

ここで重要となるのが第三勢力である「神・エネル」の存在です。

エネルは明らかに「イム」を暗示する人物であり、その天敵がニカの能力を持つルフィでした。

追記:「月の人」が降りたのは「インペルダウン」か

この記事では、移住者である「月の人」が人類の祖先であると考察してきましたが、その根拠となりそうなシーンを1つご紹介します。

インペルダウンと新人類
尾田 栄一郎「ONE PIECE」55巻291話/集英社

イワンコフ「性別なんてそんな境界線!! ヴァターシ達は!! とうに超越しているっ!!! それが新しい人類!! “新人類”!!! ここは自由の園!!! 『ニューカマーランド』!!!」

引用:ワンピース55巻537話

海底監獄「インペルダウン」のオカマ界の住人たちは「新人類」と呼ばれていました。そこにふられた振り仮名は「ニューカマー」であり、「境界線」を超えて新しくやってきた「移住者」を表しているように思えます。

さらに、冒頭引用した「月の人」の移住のシーンのタイトルを見てください。

月の人とインペルダウン
尾田 栄一郎「ONE PIECE」49巻472話/集英社

タイトル「ダウン」であり、「インペルダウン」こそが「月の人」が乗っていた乗り物だった可能性があります。

そしてインペルダウンには、マゼランやハンニャバルなど「ルナーリア族」に似た黒い羽根を持つ種族が住んでいました。

一方、先ほど引用したニューカマーランドのシーンのタイトルは「地獄に仏」であり、サボが「地獄」と表現したパンゲア城の「イム(仏)」を暗示しています。

次回、さらにワンピース世界の人間の起源とイムについて考察します。

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この考察へのコメント  1

  1. ウルトラセブンの中に『ノンマルトの使者』という回があって…ということだけ…
    ご迷惑であれば削除願います…

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